椿柄の浴衣おすすめ10選！レトロでかわいい！椿柄の意味は？｜口コミ付き

浴衣の柄にはさまざまな種類がありますが、花柄は女性の定番として大変人気があります。その中でも高貴な花として古くから愛されているのが椿です。椿は古典柄として着物や帯にも使用されていますが、浴衣には赤・ピンク・青・黒などさまざまな色で椿が描かれています。

若い女性にはポップでかわいい椿、インパクトのある大柄や可憐な小花まで、椿のデザインもいろいろありますし、浴衣のベースの色でも印象が変わるので、どれにしていいか迷ってしまう方も多いはずです。そこで、この記事では椿柄の浴衣を選ぶポイントやおすすめ商品を紹介します。

記事の後半では、おしゃれに浴衣を着こなすコツも紹介するので、ぜひ最後まで読んで浴衣選びに役立ててください。

椿は、冬から初春に花が咲きますが、葉は季節を問わず青々としているため「常盤木」や、春を待つ花として縁起がいい「吉祥木」ともいわれています。また、椿は樹齢が長く不老長寿を連想させるため、古くから和装に取り入れられてきた古典柄の一種です。

さらに、椿の灰汁は高貴な色として知られる紫を染めるときに欠かせないといった理由から、椿は高貴な花としても愛されています。椿柄の浴衣を選ぶ際に、椿にこめられた意味を知っておくと椿に対する印象も変わるかもしれません。

浴衣と洋服では採寸方法が異なるため、洋服感覚で浴衣を選ぶと、大きすぎたり寸足らずだったりする可能性があります。女性の浴衣では、衿の部分を除いた裾までの長さ「身丈（みたけ）」と、背中の中心から袖の端までの「裄丈」を採寸します。

「身丈」は、身長に合わせるのがベターですが、身長±10cm程度であればおはしょりで調整可能です。「裄丈」は、首の付け根から手のくるぶしまでを採寸します。浴衣のサイズはメーカーによっても異なりますが、150cm～170cmまで対応できるフリーサイズを選ぶ際は、裄丈をしっかりとチェックしましょう。

色白のブルーベースの方は、白地に水色や紫など寒色系の浴衣がおすすめです。ガーリーな雰囲気を演出するためにピンクを取り入れたい場合は、青みがかったピンクや紫との2色使いをチェックしてみてください。

白以外のベースを選ぶ場合は、全体的に青みがかった色を使ったデザインがおすすめです。また、帯の色も寒色系で統一するとバランスよくまとまります。

イエローベースの方は、クリームや生成りなど黄みがかったベースに、黄色・オレンジ・赤・ピンクなどを使った椿をデザインした浴衣がおすすめです。イエローベースはカーキやブラウンなども似合うので、帯の色とのバランスも考えて選びましょう。

くすみカラーを選びたい場合は、明るめよりも暗めがおすすめです。元気な印象に見せたいときは、くすみのない明るめのビタミンカラーを選びましょう。

定番柄は、若い女性から大人の女性まで、年代を問わず楽しめるのが魅力です。1着持っておけばしばらく着られますし、帯を変えてアレンジすると違った印象になります。初めての浴衣に椿柄を選ぶ際は、定番柄がおすすめです。

レトロ柄は個性的でかわいいと、若い女性に注目されています。ありきたりなデザインでは物足りないと思う方は、レトロな椿柄をチェックしてみてください。帯留め・下駄・巾着などにも、レトロな雰囲気を取り入れておしゃれ度をアップさせましょう。

浴衣で個性をアピールしたい方には、大胆なモダン柄もおすすめです。和風な中にモダン要素がプラスされるとインパクトが大きいので、遠くからでも人目を引きます。花火大会や夏祭りで人と差を付けたい方や目立ちたい方には、大胆なモダン柄がぴったりです。

大柄の椿は、高身長さんだからこそ着こなせる柄です。小柄さんが大柄を選ぶと、柄が詰まってしまうのでせっかくの大柄がいかせません。大柄の椿はインパクトも高いので、浴衣をかっこよく着こなしたい方にもおすすめです。帯びも大胆に結んで個性を演出しましょう。

小柄さんには、細かい柄がおすすめです。ただし、椿柄の場合、花が小さいと椿の魅力が伝わらない可能性があります。小柄さんが大き目の椿柄を選びたいのであれば、縦のラインを強調したデザインがおすすめです。帯は同系色を選び、高めの位置に結ぶとスッキリして見えます。

ふくよかさんが椿柄の浴衣を選ぶ際は、ベースの色に注目してください。膨張色は体型を強調してしまうので、濃いめの引き締めカラーで着痩せ効果を狙いましょう。さらに、ストライプや柄が縦ラインにデザインされたものがおすすめです。帯びも引き締めカラーで統一しましょう。

スレンダーさんは、膨張色で全体に柄が入ったデザインでボリュームを出しましょう。柄が大きいほどボリューム感を演出できますが、身長とのバランスもチェックしてください。ふんわりとした印象に見せたいときはパステル調の淡い色使いがおすすめです。

浴衣は素材で着心地が変わります。綿素材は昔から使用されている素材で、通気性・吸水性に優れているので、汗をかきやすい夏に最適です。麻は綿よりもさらに通気性が高く、シャリっとした肌触りで夏も快適に過ごせます。

若干ごわつきやシワになるなどデメリットもありますが、綿麻混紡素材といった選択肢もあります。ポリエステルはシワになりにくくシルクのような光沢があり、リーズナブルな価格で購入できるのも魅力です。自宅で洗えるのでお手入れは楽ですが、熱がこもりやすいので注意しましょう。

浴衣は帯とセットで使用します。さらに、足元は下駄、荷持は巾着やカゴバック、帯留めや髪飾りなど小物も必要です。全てを個別に選ぶと時間も手間もかかるので、初めて浴衣を選ぶ際はセット商品をおすすめします。

浴衣に合わせているので、組み合わせを考える必要もありません。また、帯の結び方がわからなかったりうまく結べなかったりする場合は、簡単に決まるワンタッチ帯がおすすめです。

浴衣を選ぶ際、フィット感を重視したい方には、呉服屋で反物から仕立てるのがおすすめです。価格は少し高くなりますが、ジャストサイズに仕上がるので、既製品では体に合うサイズがない方でも体に合う浴衣を着用できます。

通販でも反物から仕立てられるお店があるので、気になる方はチェックしてください。

浴衣を着るとき普段と同じブラジャーやショーツだけだと、汗をかいたとき浴衣が体に張り付いたり、スレンダーさんは帯や腰紐がずれて着崩れしやすくなったりします。浴衣の下には、浴衣スリップを着用しましょう。

浴衣スリップを着用しても着崩れする場合は、タオルでボリュームを出す方法があります。浴衣スリップの上にタオルを巻いて腰紐でしっかり止めればOKです。ズレるのが心配な場合は、タオルに腰紐を縫い付けてしまいましょう。

身丈が長くてもおはしょりで調整できます。ただし、おはしょりは下の線が水平になる用整えないとだらしない印象に見えてしまいます。浴衣は後ろ衿を少し、下げ襟足が見えるよう「衣紋を抜く」のが粋だとされているので、後ろ衿にも注目しましょう。

衿が首にぴったりだと窮屈に感じますし、下げすぎると下品に見えます。こぶし1つ分が目安です。浴衣をおしゃれに着こなしたいときは、おはしょりと衿にもこだわってみてください。

浴衣はデザインが違っても、同じように見えてしまう場合があります。特に椿柄は人気があるので、周囲に差を付けたいときは、帯の結び方や小物で個性を演出しましょう。浴衣の帯では文庫結びや蝶結びが定番ですが、アレンジを加えた花結びや玉手箱などもかわいいです。

帯をうまく結べるか不安なときは、兵児帯を使いましょう。兵児帯であれば、アレンジもしやすく個性を出せます。さらに、帯留め・下駄・髪飾りなど小物にもこだわりを入れ個性を演出するのもおすすめです。

椿柄の浴衣は、年代を問わず幅広い世代におすすめです。ベースの色や椿の大きさや色でも印象は変るので、この記事で紹介した選び方やおすすめ商品を参考にしながら、出かけるのが楽しくなるようなとっておきの椿柄浴衣を選びましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。