樹なつみの漫画おすすめ10選！SF漫画が人気【口コミ】最新刊・アニメもチェック

樹なつみの漫画は壮大なストーリー展開が魅力的な作品が多くあります。舞台もさまざまで、SFもあれば時代劇もあり、現代を舞台にした話もあるなど、幅広さが魅力のひとつです。世界観は細部まで作り込まれており、美しい絵とともに読者を魅了し続けています。

そのため樹なつみの作品はアニメ化など映像化されることが多いのも特徴です。アニメ化されたのは『八雲立つ』・『花咲ける青少年』・『OZ』があり、漫画読者以外にもファンの幅を広げています。

さまざまなジャンルの作品描く樹なつみですので、どの作品から読めばいいのか迷ってしまいます。そこで本記事では樹なつみの代表的な作品の特徴・魅力を解説し、おすすめの作品を紹介します。ぜひ樹なつみの作品選びの参考にしてください。

樹なつみは兵庫県出身の人気少女漫画家です。1979年に白泉社の漫画雑誌『LaLa』に掲載された、『めぐみちゃんに捧げるコメディ』で漫画家としてデビューしました。結婚しているかどうかなどの私生活は謎ですが、日々の生活は自身のツイッターで呟かれています。

代表作のひとつ『OZ』では、優秀なSF作品に贈られる星雲賞を1993年に受賞しています。また『八雲立つ』では、1997年に第21回講談社漫画賞を受賞するなど、高い評価を受けています。

樹なつみ作品の中でもちょっと毛色の違う作品が『一の食卓』です。新選組の斎藤一や原田佐之助なども登場するので、本格的歴史漫画かと思いきや、パン屋で西洋料理人になることを目指す少女・明が主役の話です。

明治維新後のまだまだ江戸時代の雰囲気が色濃く残っている時代を舞台に、今までと違う新選組ものを読みたい場合にもぴったりです。

『OZ』は優れたSF作品に贈られる星雲賞を受賞し、アニメや舞台化もされたSF漫画です。核戦争によって荒廃した近未来の世界が舞台の漫画で、「OZ(オズ)」と呼ばれる最先端の科学都市の存在が夢物語のようにささやかれていました。

主人公の傭兵・ムトーは、天才少女・フィリシアを護衛しつつ、この「OZ」を目指します。人造人間も登場するSFですが、さまざまな事を考えさせられるヒューマンドラマです。

樹なつみの代表作『八雲立つ』は、古代出雲の神話時代と、現代の話が密接に絡み合う壮大なストーリーの長編漫画です。

主人公は、「気」と呼ばれるエネルギーを取り込んで、凶悪な念を昇華させられる巫覡・布椎闇己と、唯一の友人・七地健生の2人です。彼らは失われた神剣をすべて集めることができるのか、目が離せない展開にドキドキが止まりません。

『八雲立つ』の続編として、2018年から連載が開始されたのが『八雲立つ 灼』です。前作の主人公だった巫覡・闇己が、転生する話です。現在も連載中で、最新刊は2022年4月に刊行された6巻です。

転生した晃己（闇己）は、今世では伯父にあたる七地に引き取られ中学生活を送っています。しかし生まれ変わっても、さまざまな心霊現象に巻き込まれていきます。

瞬く間に生まれた時まで肉体が若返り、姿を消してしまう謎の病気「逆行症候群」が蔓延した近未来が舞台のSF漫画が『デーモン聖典』です。主人公はりな・もなの双子の少女です。りなは病におかされ、もなはデーモンという謎の生命体を従える力がある少女です。

この病の原因は何なのか、科学では説明できない謎の存在に対して人類はどう戦えばいいのか、愛と戦いの物語です。

樹なつみの漫画が好きならば、草凪みずほの『暁のヨナ』や、高屋奈月の『フルーツバスケット』もおすすめです。『暁のヨナ』は謀反によって都を追われた王女が、仲間とともに民のために立ち上がるファンタジーです。

『フルーツバスケット』は異性に触れると変身してしまう一族が出てくる学園物です。どちらも恋愛話だけではない少女漫画なので、樹なつみ作品が好きな方にもおすすめです。

樹なつみは、SF漫画やサイキックサスペンスなど、幅広い作風の漫画で人気の漫画家です。ぜひここで紹介した漫画を読んで、樹なつみが送り出す壮大なストーリーと世界観を堪能してください。また下記の記事も参考にしてみてください！