山田玲司の漫画おすすめ9選｜進撃の巨人の解説でも話題！辛い時には『絶望に効く薬』

山田玲司という漫画家をご存じですか？漫画家という肩書きにとらわれない型破りな人物としてネットでも有名な作家です。

代表作にある『絶望に効く薬』は、さまざまな人物に向けたインタビューをもとにした漫画です。これは、ニコ生やyoutube配信でみられる高いコミュニケーション能力を活かした漫画といえます。山田玲司の漫画はそういった独自の展開が楽しめる作品が多くあります。

この記事では漫画家としてはもちろん、多方面での活躍を見せる山田玲司のおすすめの漫画をご紹介しています。山田玲司の漫画・作品が気になる人に向けた記事になりますので、ぜひ最後までご覧ください。

山田玲司は手塚治虫にあこがれて10歳のころから漫画家を志し、若いころから頻繁に漫画原稿の持ち込みをおこなっていました。多摩美術大学美術学部絵画学科に進学後、漫画家・江川達也のアシスタントを務め、20歳の時にコミックモーニングで漫画家デビューしました。

その後、1991年連載の『Bバージン』のヒットを果たし数多くのヒット作を生み出し、2014年にニコニコチャンネル・2016年にyoutubeにて『山田玲司のヤングサンデー』を開始、好評を博しています。

山田玲司作品の魅力は、どの作品にもしっかりとしたメッセージ性を感じられることです。ジャンルも幅広く、ラブコメ作品から人間の奥にある部分に触れるものまでさまざまで、初ヒットとなる『Bバージン』では、一途すぎる主人公が魅力的に描かれます。

さらに、独自の着眼点と人間への解釈が豊かな点も読者を惹きつけるポイントであり、もっとも知られる『絶望に効く薬』では、インタビュアーとしての才能を遺憾なく発揮し制作されています。

ここでは、代表作や話題作から厳選した4作品をご紹介します。あらすじとおすすめのポイントから解説しますので、ぜひチェックしてみてください。どの作品も人気の高いものばかりなので、お気に入りの作品が見つかりますよ。

生物オタクの高校生・住田秋は、片思いの相手・桂木ユイに好かれるため、脱オタクからのモテ男へのイメチェンを果たします。すっかりあか抜けた秋が、大学で再びユイと再会してストーリーが展開します。

大学ではモテモテになった主人公の秋が、変わらず一途にユイを思い続ける姿が魅力的に描かれます。90年代の作品なので今見ると時代を感じますが、そんな青春を送った方におすすめなラブコメ漫画です。

原作・宮藤官九郎、漫画・山田玲司の青年漫画です。さえない小学校教師の主人公・市川新市が、夢の中で謎のシマウマに「君の人生はそれでいいのかい？」と問われる場面から物語が始まります。

さえない日常をギャグのような虚しい一人語りでやり過ごす主人公は、謎の存在『ゼブラーマン』にあこがれを抱く中年男性です。物語が進むと、要所に不審な描写が現れます。『ゼブラーマン』とは一体何なのか、読み始めると手が止まらなくなる面白さです。

イベントやライブペインティングを手掛けるアーティスト・愛まどんなによる初の漫画です。制作対談によると、山田玲司から見た愛まどんなの第一印象は「明るい狂気」だったそう。美少女しか登場しない漫画で、その狂気が惜しみなく描かれます。

まるでアート作品のような豪華な装丁は所有欲を満たしてくれます。美少女たちの、かわいくてエッチで胸がきゅんとなる物語が読みたい方は、ぜひチェックしてみてください。

代表作『絶望に効く薬』は、山田玲司が自らインタビュアーとしてさまざまな分野の違う生き様の人から「絶望」に効く薬を探します。作中で登場する作者自身は絶望を抱えており、救いを求めようと人を訪ねるというストーリーです。

メッセージ性の強い作品ですが、読み手に解釈を委ねるところも多く、押しつけでない読みやすさがあります。一話が短くまとめられているので、思い出した時にふと読み返して元気をもらえる漫画です。

漫画家・パーソナリティ・執筆家・画家と、さまざまな顔を持つ山田玲司は漫画以外の活躍も有名です。2014年から現在も配信されている『山田玲司のヤングサンデー』・2022年に渋谷で開催せれた個展『宗教革命』について触れていきます。

ネットで山田玲司を検索すると必ずヒットする『山田玲司のヤングサンデー』、略して『山田玲司のヤンサン』。タイトルの由来は、山田玲司初のヒット作となる『Bバージン』が掲載された『ヤングサンデー』からきており、作者にとって思い入れのある雑誌です。

youtubeチャンネルも開設しており、最近では『進撃の巨人』をはじめとする、漫画・アニメの解説動画が話題になっています。軽妙な語り口と芯をついた解説が面白いので、ぜひチェックしてみてください。

多摩美術大学美術学部絵画学科で絵を学んだ山田玲司は、画家としても活躍しています。2022年に開催された『宗教革命』では、テーマに「どの宗教でもない宗教画」を掲げ、救済の絵画を展示しました。

山田玲司の描く絵画には、時に漫画原案をモチーフにしたものもみられ、山田玲司にしか描けない作品になっています。youtubeチャンネルでも自身の個展について語った動画がありますので、併せてチェックしてみるのをおすすめします。

※展示期間：2022年4月8日～4月17日

山田玲司の作品に興味を持っていただけたら、まずは会員登録不要の電子漫画で試し読みしてみてください。コミックシーモア・小学館eコミックストア・まんが王国・Amedaマンガをはじめ、多くのサイトで無料試し読みができます。気になる作品をチェックして、お気に入りの一冊を手に入れてみてください。

いかがでしたか？漫画家の枠を超えた活躍をする、山田玲司の魅力的な作品についてご紹介しました。山田玲司作品の魅力は、作者の人柄にもあります。ぜひこの機会に山田玲司の作品の魅力に触れてみてください。

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