薪ラックを自作してみよう！折りたたみ式薪ラックの自作方法を紹介！

キャンプで焚き火をするときにあると便利なのが薪ラック。薪はしっかりと乾燥させる必要があるだけに、薪ラックを使った湿気対策が大切です。焚き火をしようと薪をいれて、火が安定せずにストレスを感じた経験はないでしょうか。この原因の多くは、薪が湿っているためです。

こんなストレスとさよならするために、薪ラックを準備しておくと安心です。地面からの水分を吸わないので、雪山などの冬キャンプでも安心して焚き火を楽しめます。こんな便利な薪ラック、実は、自作できるんです。

こちらの記事では、100均の材料やアイアンを用いた薪ラックの自作方法を一挙、紹介します。また、DIYが苦手な方向けに薪ラックも紹介しますので、参考にしてください。

キャンプの醍醐味である焚き火をするなら薪ラックは持参したい必需品です。たとえば、地面が濡れていたりすると、薪が水分を吸収して火がつきません。また、最近はおしゃれなキャンプギアが増えているので、見た目も重要視されますが、薪ラックは不揃いの薪をスッキリ保管できます。

焚き火を快適に楽しめて、かつ、見た目もおしゃれな薪ラックは重宝するアイテムと人気を集めています。

こちらでは、薪ラックを自作する際に必要な材料を紹介します。自作したい方、必見です。まず、以下のように、同じ太さで高さの異なるスギの角材を計9本準備します。軽くて加工もしやすいスギがおすすめです。

＜必要な材料：スギの角材＞

• 30mm×40mm×580mm：2本
• 30mm×40mm×530mm：2本
• 30mm×40mm×330mm：4本
• 30mm×40mm×210mm：1本

スギの角材はホームセンターなどで500円ほどで入手でき、さらに、指定のサイズにカットしてくれる店舗もあるので、チェックしてください。

自作の薪ラックの材料が揃ったところで、続いて、それらを接合する道具を準備していきます。こちらでは自作する際に必要な道具を紹介します。

＜自作する際に必要な道具＞

• ダボ錐　※6mm径がおすすめ
• 接着剤（木工用ボンド）　
• えんぴつ
• 定規
• 電動ドリル
• 塗料（あればでOK）

こちらでは、折りたたみ式薪ラックの作り方を紹介します。

1. 電動ドリルで下穴とダボ穴を開ける
2. 接合部をボンドで固定させる
3. ボンドでビス留めしてダボでキレイに穴を埋めてしまう
4. 塗装する

DIYが好き！って方はアイアンの薪ラックにトライしてみませんか。できあがってるアイアンラックを活用すれば簡単ですよ。

＜アイアンの薪ラックの材料＞

• SPF材（1×6材）半分にカットしたもの：約90cmを6枚
• アイアンフレーム（太さ13mmの丸棒・3段タイプ）
• 紙やすり（240番がおすすめ）
• アンティークワックス（カラー：ウォールナットがおすすめ）

＜アイランの薪ラックの作り方＞

1. 板を半分にカットする
2. 板全体にやすりをかける
3. 布に水をしめらせ、かたく絞り、板全体を拭き取り、乾かす
4. ワックスを塗る
5. アイアンフレームに板を1段2枚ずつはめ込む

見た目もおしゃれで、DIYが得意な方にはすぐにできあがるので、おすすめですよ。

こちらでは100均の材料で完成する薪ラックの作り方を紹介します。ダイソーに工作材料として販売されている25×25×450mmの角棒を4本準備してください。

＜薪ラックの作り方＞

1. 角棒に定規を使ってえんぴつでガイド線を引く
2. 溝をのこぎりでカットする
3. 脚先部分をのこぎりでカットする
4. 全部の木材に紙やすりでやすりをかけ、塗装する
5. パーツを接合する

ダイソーの角棒を使ったシンプルイズベストの薪ラックの完成です。ぜひ試してください。

市販品でおすすめなのが、折りたためて持ち運びに便利な薪ラック。折りたたみ式はキャンプにもってこいのアイテムです。また、キャスター付きは移動に便利です。どんな使い方をしたいか、薪ラックの機能にも注目して選ぶのをおすすめします。

キャンプ場で困ったといったことがないように準備しておくのは折りたたみが◎。薪ラック必須でキャンプに出かけるならキャスター付きがおすすめです。シーンにあわせて選んでください。

キャンパーにも話題騒然となっているのがカインズの薪ケース。撥水加工された綿帆布の頑丈な薪ケースは、持ち運び・取扱いも便利です。トート型タイプで、付属のストラップで肩掛けから手提げまでシーンにあわせて使い分けるのも◎。

薪ケースを肩掛けで持って、キャンプ場に落ちている枝などを集めながら自然の中を散策するのもいいですね。また、薪を使わないといった場合には、別の用途としても使えるので、便利です。

薪ラックの必要性と自作する方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。世界にひとつだけの自作した薪ラックは出来上がった時の喜びもひとしおで、使っていくうちに愛着がわいてきておすすめですよ。