軽いフライパンのおすすめ16選｜軽量で使いやすい！IH対応フライパンも

フライパンを選ぶときに重要なのが軽さ。フライパンが軽いと使いやすく、快適に料理ができます。しかし軽いフライパンといってもテフロンやセラミックなどの素材、大きさもさまざまなのでどれを選んでいいか迷ってしまいますよね。

フライパンは素材によってどれくらい長持ちするかが変わってきます。熱の伝わりやすさも違うので、料理のしやすさにも影響します。選び方をチェックすれば、最適なフライパンが選べますよ。

本記事では、素材別の違い・選び方・IH対応・28cmのものを含むおすすめの軽いフライパンなどをご紹介します。また、実際の口コミやニトリで販売しているかも解説するので要チェックです。軽くて使いやすいフライパンを選んで、料理をさらに快適にしましょう！

軽いフライパンは女性でも扱いやすく、お手入れも簡単なのが最大のメリットです。また火加減も調整しやすいため、初心者にもおすすめです。しかし使い勝手のいい軽いフライパンにも、デメリットが存在しています。

まず、軽量タイプで採用されている「アルミニウム製のフライパン」は底面の厚みが薄いです。そのため、火加減を間違えると特定の部分に火力が偏る場合があります。その部分だけ負荷がかかり、火力によってはコーティングが劣化します。

コーティングが剥がれてしまうと食材がひっついたり、焦げやすくなったりするので基本的に中火以下で調理しましょう。このように軽いフライパンは耐火能力が低かったり、熱が通りにくかたりとデメリットが多いです。なお、軽いフライパンの素材によるデメリットは以下のとおりです。

【軽いフライパンで採用されている素材のデメリット】

• チタン製：熱伝導率が低く、場所によってはムラができる
• セラミック・テフロン製：長時間使うとコーティング劣化により、焦げやすくなる
• アルミ製：食材がひっつきやすい

軽くて調理がしやすいのがアルミ製の特徴です。使い勝手のいい24～26cmくらいの大きさはほとんどが1kg未満と軽いので、料理していても手が疲れにくいのがメリット。熱伝導がいいので弱い熱でも温まりやすいのも料理しやすいポイントです。

しかし表面の加工が剥がれてしまうので、2～3年で買い換える必要があります。軽くて扱いやすい、お手入れが簡単なので初心者にもおすすめのフライパンです。

ステンレス製はアルミ製より重いですが、一度温めると冷めにくいのがメリット。煮込み料理や余熱で火を通すようなお料理にぴったりです。お手入れも比較的簡単で錆びにくいので長く使えます。

ステンレス製のフライパンはくっつきやすいといわれていますが、油をしっかり温めてから使用すればくっつかず、料理しやすくなります。アルミ製とステンレス製どちらにしようか迷った場合はどちらも多重構造で組み合わせた、いいとこ取りのフライパンもあります。

重さがありお手入れの必要がある鉄製のフライパン。中火以下で料理した方がいいアルミ製と違い、鉄製は高温でも料理ができます。鉄製のフライパンは購入したらシーズニングという作業をしたり、毎回油慣らしをするなど手間がかかります。

油慣らしをして料理を繰り返すうちに油なじみが良くなることから、育てるフライパンと言われています。手間はかかりますが、大事に使うことで愛着も湧きますね。長く使えるフライパンなら鉄製を選ぶのもおすすめです。

銅製も鉄製と同じく重さがあります。熱伝導もいいのですぐ均等に温まります。火加減の強さがそのまま伝わるので調節がしやすく、均等に伝わるため煮込み料理にも適しています。

価格が高いものが多いですが表面加工が剥がれないので、一生もののフライパンといわれています。銅製も長く使うためにはお手入れが必要ですが、一生ものとして大事に使いたい方には銅製がおすすめです。

フッ素加工樹脂は、フライパンをフッ素樹脂でコーティングしたもの。フッ素樹脂でくっつきにくくなり、汚れを落としやすくなります。しかし耐久性が弱く、フライパンの温めすぎや摩擦で加工がとれてしまいます。

耐久性を強めるために、ダイアモンドや大理石を混ぜてコーティングしたものをダイヤモンドコートやマーブルコートといいます。耐久性を求める方は加工が強化されたものを選んでみてください。

テフロンとはアメリカの『デュポン社』が持っているフッ素樹脂の登録商標。フッ素加工とテフロン加工、分けて販売されていることもありますが同じものと考えていいでしょう。フッ素加工と同じく強火で料理しない、擦らないなどのポイントをおさえて使ってください。

テフロンはコーティングの厚さなどによりグレード分けされており、『セレクト』『プレミアム』『ラディアンス』『プラチナ』『プラチナプラス』と分けられます。グレードが上がるほど耐久性も強くなります。

セラミックは400℃の高温に耐えられるので熱に強く、摩擦にも強くなっています。耐久性を求める方にはセラミックがおすすめです。ただし、耐久性が高いからと言って空焚きなどはしないようにしてください。

セラミックは表面がツルツルしているので、食材によってはくっついてしまうデメリットもあります。その場合は油を少量引いて調理するようにしましょう。

フライパンを選ぶ上でもう一つチェックしたいのが大きさ。一人暮らしならどんな料理でも作りやすい24cmがおすすめ。もう一回り大きい26cmは一番種類が多いのでたくさんの商品から選べます。

4人家族以上なら大人数の料理も作りやすい28cmがおすすめ。大きいサイズのほかに小さいサイズや、深さ8cmくらいの深型タイプも準備しておくといろいろな料理に活躍します。

おしゃれなデザインのフライパンなら、毎日の料理がさらに楽しくなります。デザインがよく軽いフライパンもあります。フライパンのほかに鍋も同じカラーで揃えると統一感が出てさらにおしゃれですね。

店舗でなかなか理想のおしゃれなフライパンに出会えないという方は、通販もチェックしてみてください。通販なら種類が多くさまざまなデザインから選べますよ。

フライパンのプレート部分と取っ手を分解できるタイプも販売されています。このタイプの一番の魅力は、収納スペースをとらないこと。取っ手を取れば複数のフライパン・鍋を重ねるのも可能です。

またプレート部分だけ使ってオーブン調理できたり、そのまま冷蔵庫に保存したりもできるので、汎用性があります。

自宅のキッチンがIHの場合は、購入時にIHに対応したものを選ぶ必要があります。新品をこれから購入するなら、商品紹介やメーカーの説明をチェックするだけで問題なく選べます。

一方で、購入してしばらくたったものや貰い物など、今手元にあるフライパンがIH対応かどうかわからない場合もあります。そんなときは、フライパンのIHコンロ設置面に磁石がつくかどうかで簡単にチェックが可能です。くっつくようならIHに対応しています。

また、鍋底のサイズの直径が12cm以下のものや、中華鍋のように底の形状が丸いものは非対応です。ほかにも、フライパンに水を入れた状態でIHコンロにかけた際に、エラーがでた場合はIH対応ではありません。

人気の調理機器メーカー『ティファール』。ティファールのフライパンは取っ手が取れることで有名です。取っ手が取れると洗いやすく収納しやすい、器としても食卓に出すことができます。

フライパンには中央にマークがあり、ちょうどいい温度になるとそのマークが消えるので、美味しく作る目安になります。フライパンの熱しすぎを防ぐ効果も。機能的なフライパンを使ってみたい方はティファールがおすすめです。

タンブラーで有名な『サーモス』は、フライパンの種類も豊富。取っ手が取れる、剝がれにくいコーティング、さまざまな形状やサイズを展開しておりバリエーションが豊か。

軽いフライパンも販売されています。たくさんの種類から選びたい方はサーモスのフライパンを選んでみましょう。

ニトリの超軽量フライパンは26cmで500g以下！口コミでも「軽くて洗いやすい」と人気のフライパンです。こびりつかないようコーティングもされています。

超軽量フライパンで、IH対応や深型フライパンの種類もあります。店舗で実際に見て購入できます。店舗が近くにない方は、通販でも手軽に購入できます。

パール金属は、使いやすさとクオリティにこだわったキッチン用品や、リビング雑貨などを販売しているメーカーです。ダイヤモンドの細かい粒子をフライパンに採用した人気の「ブルーダイヤモンドコート」をラインナップしています。

日本製なので丈夫で長持ちする作りと、深型でどんな料理にも使いやすいデザインが特徴です。ひとつあれば、煮込みから焼き物まで使い回せる「28cmサイズ」もラインナップしているのも嬉しいポイントです。

• 中火以上で料理しない
• 金属ヘラを使わない
• 空焚きしない
• 料理をいれたまま保存しない
• やわらかいスポンジで洗う

フライパンのコーティングを長持ちさせるには、以上のような点を守って料理をしましょう。価格の安いフライパンでも、日々の使い方でより長持ちさせられます。空焚きや料理を入れたまま置いておくのもついやってしまいがちですが、長持ちさせるためにも正しい使い方を心がけましょう。

フライパンを長持ちさせるためには、フライパンを傷つけないフライ返しや調理器具を使用することも重要です。金属ヘラではコーティングに傷がつき、食材がこびりつく原因になります。フライパンを購入する機会に合わせて、傷が付きにくいフライ返しを準備してはいかかでしょうか。

フライパンは、テフロン加工が弱くなると買い替える方が多いと思いますが、一生ものと呼ばれる素材や使用方法などがあります。プロの料理人は鉄製や銅製の熱伝導の高いものを使用し、しっかりと手入れして一生使うといわれています。

高級なフライパンをいくつか揃えてお手入れをしながら育てていけば、自分好みの使いやすいフライパンに仕上がります。以下の記事では、一生ものの高級フライパンをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

フライパンの選び方や、軽いフライパンおすすめ20選などご紹介しました。フライパンは短くても数年は使用するもの。使いやすくお気に入りのフライパンを選んで、料理を快適に楽しみましょう！

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