作曲アプリおすすめ13選！初心者・上級者におすすめのアプリを紹介｜iPhone・Androidも

作曲を個人レベルで行うならシンセサイザーを使うか、ある程度PCスキルのある人はパソコンで制作するのがスタンダードでした。しかし今は、スマホ1台あれば手軽に曲作りできる時代です。

スマホによる曲作りを支援するのが、本記事でご紹介する「作曲アプリ」です。作曲アプリは無料・有料タイプに分かれており、無料タイプは手軽で初心者にぴったり。一方有料タイプなら豊富な音色・音源があり、プロの本格的な用途にも堪えられます。

以上を踏まえ、本記事では作曲アプリの選び方・おすすめの作曲アプリ13選をご紹介します。盛りだくさんの情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

打ち込み式の作曲アプリは楽曲のベーストラックを作るのに最適です。特に主旋律・リフなどがある程度定まっている場合、曲のテンポ・ノリといった方向性を大雑把に決めたい場合に大変役立ちます。プロのミュージシャンでも打ち込み式で楽曲を完成させるケースは珍しくなく、実用性の高いタイプです。

楽器演奏式はスマホもしくはアプリ内蔵の楽器を演奏しながら作曲するタイプです。スマホ画面に表示されたギターの弦をフリックしたり、ピアノの鍵盤をタップしたりといった要領で演奏します。楽器に関する知識・演奏技術がある人ほど実物に近い感覚で演奏できるため、作曲アプリとしては上級者向けです。

音源組み合わせ式の作曲アプリは、楽器・ボーカル・効果音など複数の音源を組み合わせて作曲できるタイプです。音源のテンプレートも用意されているため、お試し感覚で手軽に組み合わせを楽しめます。特にベーストラックを作った後、ボーカルの音源を上乗せする用途におすすめです。

鼻歌・ハミングは作曲における基本中の基本です。たとえば有名曲の中にはマニア向けの音源として、ベーストラックだけの状態で歌手がメロディーラインをハミングするデモバージョンをリリースしている場合があります。

上記要領の応用版で、作曲アプリの中には鼻歌・ハミングの音源をデジタルデータとして楽譜化できるタイプがあります。簡単な伴奏を自動生成する機能と組み合わせれば、いわゆるデモバージョンの音源のできあがりです。

音色・音源の数が豊富なほど、作曲のバリエーションも広がります。特定ジャンルの決まった楽器・音色しか使わない場合は少なくても構いませんが、ジャンルが定まっていない・色んな音を試したいといった場合は音色・音源が豊富な作曲アプリを選びましょう。

なお作曲アプリにおける音色・音源の傾向として、無料アプリよりも有料アプリの方がバリエーション豊富です。

録音機能はゼロから作曲する場合に欠かせない機能です。主旋律・リフ・イントロなど、アイデアベースで発音した演奏内容をそのまま音源として残せます。録音した音源はアプリ内で編集できるほか、試作したメロディーがある程度の長さであれば、簡単な伴奏データまで自動生成できるアプリもあります。

PCのソフトウェアと同様、作曲アプリも無料・有料に分かれます。無料の作曲アプリは敷居が低く手軽に扱えるため、初心者におすすめです。ただし機能が制限されている場合が多く、高度な処理はこなせません。

一方、有料アプリは高品質で便利な機能が豊富です。ただしある程度の知識が要求されるため、本格的な作曲に取り組む方・仕事で楽曲データを扱うプロに適しています。

目当ての作曲アプリが自分のデバイス・OSに対応しているか、導入する前に確認しましょう。せっかく希望通りの機能を持ったアプリが見つかっても、手持ちのデバイスに対応していない場合は使えません。なお操作性を重視する場合は、タブレット・パソコンと連携できるアプリがおすすめです。

楽器演奏式の作曲アプリに関する項目でも触れたように、楽器に関する知識・演奏技術は曲作りのアプローチに役立ちます。たとえば弾き語りスタイルの楽曲を作る場合には、ギター・ピアノと相性のいいメロディーラインやコード進行が欠かせません。

また実物の楽器演奏における細かいタッチ・トーンといったニュアンスをスマホの操作で表現するには、どうしても限界があります。上記のような場合は実際に楽器を演奏し、ライブ録音する要領で音源データを作成しましょう。

作曲アプリはスマホ1台で曲作りを始められる優れものです。作曲・楽器演奏の経験がない方でも、テンプレートを利用すれば手軽に曲作りに取り組めます。本記事を参考に、ぜひ作曲アプリで作曲家デビューしてください。こちらもあわせてご覧ください。