【2024年版】野木亜紀子脚本ドラマおすすめ13選！天才脚本家の人気ドラマを紹介！

野木亜紀子は天才との呼び声も高い脚本家です。『逃げるは恥だが役に立つ』『空飛ぶ広報室』など、漫画・小説原作のドラマでは作品の世界観を見事に実写化。原作にないシーンを挿入しても違和感のない統一感を演出しています。

近年では『アンナチュラル』『ラッキーセブン』といった、野木亜紀子オリジナル脚本のドラマもヒット中。さらに映画『罪の声』では第44回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を獲得しており、今や日本を代表する脚本家の1人です。

以上を踏まえ、本記事では野木亜紀子脚本ドラマの選び方・おすすめドラマ14選をご紹介します。盛りだくさんの情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

野木亜紀子は東京都出身の脚本家です。学生時代には演劇に取り組むものの、仲間たちの演技力に及ばないと判断。映画監督を目指して日本映画学校に進学しました。卒業後ドキュメンタリー制作会社に就職するも、制作現場の業務で挫折。最後に選んだのが脚本家の仕事でした。

2010年に『さよならロビンソンクルーソー』でフジテレビヤングシナリオ大賞を受賞、作品のドラマ化に伴って脚本家デビューを飾ります。その後『重版出来！』『アンナチュラル』などのヒット作を生み出し、天才脚本家と評されるポジションを確立しました。

天才脚本家との呼び声も高い野木亜紀子の魅力は、作品の世界観に対する理解の深さ・描写の巧みさにあります。デビュー後しばらくは漫画・小説を映像化した作品が中心でしたが、原作にないシーンを挿入しても全く世界観を損なわず、むしろ表現しきれていない場面・要素を補う役割を果たしました。

脚本家としての真価は、オリジナル作品を手がけるようになってから。『アンナチュラル』『ラッキーセブン』など、トレンドの手法を採り入れつつも濃密な人間関係と骨太なストーリーを描く作風は、ドラマ脚本の新たな潮流として大いに評価されています。

劇的な激しい恋愛模様よりも、むしろ日常生活にあるさりげない恋を描くのが野木亜紀子の恋愛ドラマ。『逃げるは恥だが役に立つ』『幸せになろうよ』は代表格で、身近にいる相手になかなか愛情表現できない男女の様子や、奇縁によって生まれた三角関係などを優しいタッチながらもリアルに描いています。

人間関係を濃密に描くヒューマンドラマは、野木亜紀子の真骨頂です。代表作『重版出来！』『ラッキーセブン』は、それぞれコミック誌編集部・探偵社を舞台とした作品。日々の業務だけでなく、仲間とのチームワーク・人間関係を濃密に描いているのが見どころです。

一見すると仕事と無関係なやり取りが、回り回って仕事の成果につながっていく描写は実にユニークです。登場人物の成長・チームワークの充実ぶりを描き出す演出にも注目しましょう。

野木亜紀子の脚本はサスペンスドラマでも光ります。代表作『アンナチュラル』は、不自然死を解剖調査から追跡・解明していくサスペンスドラマです。

科学・医学の視点から事件を追跡する作風はトレンドの1つですが、『アンナチュラル』は同僚の過去・人間関係が事件の真実につながる骨太なストーリー展開が見どころ。果てしなく広がった風呂敷を見事に収束させる脚本の手腕も秀逸です。

現在、日本ではドラマ・映画の制作手法として漫画・小説を実写化するアプローチがスタンダードになっています。野木亜紀子もオリジナル脚本を制作する以前は、漫画・小説原作のドラマ脚本を多く手がけていました。

漫画・小説原作のドラマで代表的なものでは海野つなみの『逃げるは恥だが役に立つ』、有川浩の『空飛ぶ広報室』などが挙げられます。野木亜紀子オリジナル脚本のドラマでは『アンナチュラル』『ラッキーセブン』の2作が有名です。

平均視聴率の高いドラマの多くは、人気や話題を集めた作品です。ビデオリサーチ発表の結果によると、野木亜紀子脚本のドラマでは『ラッキーセブン』『逃げるは恥だが役に立つ』『空飛ぶ広報室』が平均視聴率トップ3でした。

ちなみに野木亜紀子脚本のドラマで最高視聴率を記録したのは『逃げるは恥だが役に立つ』で、何と20.8％を記録。タイトルに代表される名言・名ゼリフのほか、社会的なブームを起こした主題歌「恋ダンス」も高視聴率に一役買っています。

野木亜紀子の脚本は映画作品でも定評があります。『図書館戦争』シリーズの劇場版、『アイアムアヒーロー』でヒットを記録したほか、2020年公開の『罪の声』では第44回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を獲得しました。

なお2023年には最新映画作品『カラオケ行こ！』が公開を控えており、早くも注目を集めています。続報に期待しましょう。

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野木亜紀子脚本のドラマには、現代のテレビドラマをリードする要素が詰まっています。トレンドを採り入れつつも、王道かつ骨太のストーリーで視聴者の目を引き付けます。本記事を参考に、ぜひ野木亜紀子脚本のドラマを観てみましょう。こちらもあわせてご覧ください。