カヤックカバーおすすめ10選！人気ブランドのモンベルやカヤックスタンドも紹介

カヤックは、適切に保管しないとひびが入ったり、変形したりして使えなくなる可能性があります。直射日光や紫外線・雨や雪などの水分に対して弱い性質があるため、野ざらしで置いておくと破損の原因になってしまうんです。できれば破損は避けたいですよね。

愛用するカヤックの寿命を伸ばしたいなら、カヤックカバーを取り付けて保管しましょう。今回は、大切なカヤックを守るために、初心者向けにカヤックカバーを選ぶポイントとおすすめ商品をご紹介します。

併せて、モンベル・Do-coolerなどの人気ブランド、保管スタンド・紫外線対策・車に積みっぱなしにしておくとどうなるのか？なども解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

車の交通量が多い道路に面した野外でカヤックを保管するときは、風や車の移動などで飛んでくる砂利や砂つぶから守るためカヤックカバーを装着しましょう。カヤックカバーを使えば、傷が付きにくくなり、傷みも軽減できます。

カヤックカバーを選ぶときは、厚手の素材を防水・防塵を選ぶのがおすすめです。また保管するときは、固い地面に直接置かず木材などで高さをつくり、厚めのタオルを敷いてコックピットがやや外側を向くように、壁に寄りかからせて置くとボトム部を保護できます。

野外でカヤックを保管するときはカバーを装着し、紫外線対策をして劣化を防ぎましょう。カヤックはウォータースポーツなので、軽量なプラスチックか、FRP素材（繊維強化プラスチック）・ポリエチレン系樹脂・ABS樹脂などの素材でできています。

これらの素材は屋根がない場所で長期に渡り保管すると、紫外線の影響で劣化が進行し壊れやすくなったり、色あせたりしてしまうので、耐紫外線加工が施されているタイプのカヤックカバーを選ぶのがおすすめです。

カヤックを野外で保管するときは、雨や雪・ホコリの汚れから守るために、全体を隙間なくカバーできるタイプが安全です。ほかにも、カヤックの操縦席側だけ覆う、ボトム部分がむき出しのタイプもあります。

雨や雪などの水分が、カヤックに溜まってしまうと、カビが発生するので、防水・防塵加工が施されているタイプのカヤックカバーを選ぶのがおすすめです。また、湿気は地面に溜まりやすいため、木材などで高さをつくり、厚手のクッションを敷いて縦置きで保管するのも、湿気対策になります。

カヤックカバーを選ぶときは、カヤックの長さ・幅・深さなど、サイズを前もって測っておきましょう。Amazonでカバーを購入するときは、商品の説明やカスタマーQ＆Aを参考にすると、カヤックに合ったサイズが見つけやすくなります。

カヤックカバーに使用されている主な素材を紹介するので、チェックしてください。

• 耐久性・UV耐性・防水性・防塵・通気性に優れたオックスフォードクロス
• UV耐性・防水性・耐引裂性・耐久性が高いハードポリエステル
• UV耐性・防水性・防塵性に特化したビニール

カヤックに乗る機会が多い方は、取り付けやすさで選ぶのも大切です。カヤックカバーは取り付けやすい、ドローコードタイプが主流ですが、ゴムストラップや反面だけ覆うカバータイプもあります。使うシーンに応じて、自分に合ったタイプを選びましょう。

カヤックカバーの値段の相場は、2,000〜4,000円と比較的に安く手に入ります。カヤックの値段は、5～25万円とピンキリです。高価なカヤックだからこそ、しっかり保護できる丈夫なカバーを選んだり、カバーを2重にして使ったりするなど、長く使えるようにしましょう。

「モンベル」のカヤックストレージチューブシリーズは、紫外線に強く両端が開くチューブ形状になっているため、使い勝手のよさが魅力です。意識せずに手に取ったカバーの方向で、どちら側からでも着脱できます。

また、水抜き穴を完備しており、カヤックを楽しんだ後にすぐ収納できるので、滞在時間を短縮できるのがポイントです。あとは帰宅後に、バングホールから水を抜いて乾燥させれば（海での使用後は水道水で洗い流す）メンテナンスが完了します。

「Do-cooler」のストレージカバーシールドは、防水仕様でUVカット機能も備わっているのが特徴です。自宅の敷地に保管するときにも、長期間に渡り破損や腐食を防いでくれます。ドローコードタイプで、カバーの付け外しがしやすいのが魅力です。

Amazonで購入する際は、サイズを指定するプルダウンではなく、まずは商品説明の適用サイズカバー選択から自分に合ったサイズを選んだうえで指定してください。例えば、プルダウンのサイズが3.0mなら、2.1〜2.5mのカヤックが収納できる。という意味なので気をつけましょう。

「Yundxi」のカヤックカバーは、高級な厚手の300Dオックスフォードを採用しており、防水性・防塵性・耐引裂性・UV耐性など、多機能ながらシンプルなデザインが魅力です。カバー底部に輪のようなゴムバンドが搭載されており、カヤックにフィットして風飛びを防止できます。

また、かぶせるだけで保護ができ、付け外しが簡単なのもポイントです。高機能なのでオフシーズンの長期保管にも抜群の効果を発揮します。

カヤックカバーを自作する方はたくさんいますが、既製品を使用するのがおすすめです。UVカットタイプのシートや固定するバンドを買っても、カヤックは複雑な形状をしているので、自作でカヤックにフィットする代用品を作るのには無理があります。

カヤックとカバーに隙間があれば、雨や雪・ホコリだけではなく、紫外線も入る可能性があり、カヤックの損傷に繋がりかねません。先述したように、カヤックカバーの値段の相場は、2,000〜4,000円と安く機能性もいいので、既製品を使いましょう。

車に積みっぱなしにしておくと、カヤックにも車にも負担がかかるため、おすすめできません。カヤックをむきだしの状態で積んだままにしておくと、紫外線や雨・雪などで、変形・変色・硬化・カビが発生するので避けましょう。

カヤックの重量はタイプにより異なりますが、20〜30kg前後のものが多く、カーキャリアに載せたまま車を走行を続けると、キャリアに負担がかかったり燃費も悪くなったりします。

カヤックスタンドがあれば、カヤックに負荷をかけずに安定して、洗浄などのメンテナンスや保管ができます。また接地面に、ソフトウレタンパッドが採用されているため、大切なカヤックに傷がつきにくい仕様になっているのがポイントです。

折りたたみ式のアルミスタンドなので、錆びにくく軽量で持ち運びにも楽におこなえます。カヤックを直置きしている方や、不安定な場所に保管している方におすすめです。

しっかり保管すれば、カヤックの寿命は10年ほど持つようです。しかし、むきだしの状態やカートップしたままだと、約5～6年で使えなくなってしまいますので気をつけましょう。

カヤックを長く愛用するためには、しっかりとカバーを取り付け、直射日光や紫外線を避けて、日陰で保管するのが劣化防止に1番効果的な方法です。また、カヤックスタンドを使って保管するときも、地面の日光の照り返しは高温なので変形に気をつけましょう。

安心・安全にカヤックを保管するなら、カヤックカバーは必需品です。直射日光や紫外線を避け、日陰で保管するように心がけて、愛用しているカヤックの寿命を伸ばしてくださいね。カヤックカバーをつけて大切なカヤックを守りましょう。