安いランタンスタンドのおすすめ3選！100均の格安スタンドや自作方法も紹介

キャンプやバーベキューなど屋外で過ごすときにあると便利なランタンスタンド。ランタンスタンドは文字通りランタンを吊るすためのアイテムで、ランタンを吊るすことで広範囲を明るく照らし、ムーディーな空間も演出できます。

しかし、ランタンスタンドと一言で言っても、アウトドアブランドやホームセンター、自作など入手方法が多く、どれを購入すればいいのか分かりづらいですよね。せっかく購入するのなら後悔のない商品を選びたいところです。

そこで本記事では、ランタンスタンドの魅力・選び方・おすすめ商品を詳しく紹介します。人気メーカーや自作方法についても触れていますので、今後ランタンスタンドを導入しようとお考えの方は本記事を参考にお気に入りの1台を見つけてください。

ランタンは比較的近いところしか照らせないため、床やテーブルでは狭い範囲しか照らせません。しかし、ランタンスタンドは高いところに吊るすため、床やテーブルよりも遥かに広い範囲を照らせます。

タープポールやテントポールなどに吊るすと一部分の光が遮られがちですが、ランタンスタンドなら360°照らせ、キャンプサイト全体を明るくできるのが魅力です。

最近主流になっているのはLEDランタンですが、おしゃれにこだわるなら石油ランタンやガスランタンもおすすめです。しかし、火を使うという特性上、うっかり触ってしまったり、ぶつかったりしてやけどをしてしまうというリスクもあります。

しかし、ランタンスタンドを使えば、ランタン自体に当たってやけどをするリスクが軽減できるので、小さな子供がいる家庭は使った方がいいかもしれません。ランタンスタンドが倒れてしまっては意味がないので、しっかり固定できるものを選びましょう。

夜のキャンプは特別な雰囲気が感じられますが、近くに明かりがあると虫が寄ってきてせっかくの楽しい時間も台無しになってしまいます。しかし、離れたところにランタンスタンドとランタンを使えば、虫はそちらに寄っていくので、雰囲気を壊すことなく楽しい時間を過ごすことが可能です。

ランタンスタンドは広範囲をただ明るく照らすだけでなく、使い方次第で虫対策にもなることを覚えておきましょう。

ランタンスタンドの中でも比較的組み立てやすく、簡単に使えるのが三脚タイプのものです。3本の脚を広げるだけで使えるので、ファミリーキャンプに適しています。

しかし、安定性がやや悪く、足元をペグ打ちしたり、地面が平坦でないと使えなかったりとデメリットも。また、3本の足を広げて使うため、狭い場所では使いにくく感じることもあります。三脚タイプは設営が簡単でも、使う場所が限られることを覚えておきましょう。

クリップフック型は、ポールに挟んで引っ掛けるタイプのものです。固定力が強いものが多く、ずれて落ちることがほとんどありません。また、ランタン以外のものも掛けられるので、汎用性が高いのも魅力です。

かさばりがちなランタンスタンドが多い中、クリップフック型はとても小さいので、荷物を減らしたいときにも役立ちます。価格も安いので、財布にも優しいタイプです。

ランタンスタンドはキャンプやバーベキューなど屋外へ運んで使うものなので、収納サイズをチェックしておきましょう。ほとんどの商品が折りたたみ式や組み立て式を採用しているため、どれだけかさばらずに収納できるかが重要になってきます。

また、組み立て式のものはパーツがなくしてしまう恐れがあるので、専用の収納ケースがあると便利です。

ランタンスタンドは屋外で使うものなので、汚れないことがほとんどありません。そのため、使用後にお手入れしやすいかどうかも重要なポイントです。

ランタンスタンドは主に、アルミ・ステンレス・スチールの3種類が使われています。アルミは錆びにくく軽い、ステンレスは錆びにくく耐久性が高い、スチールは錆びやすいが安いという特徴があるので、用途や使用頻度に合わせて選ぶようにしましょう。

最近アウトドアギアが充実してきたダイソーも、ランタンスタンドを販売しています。税込1100円とダイソーにしては高額な商品ですが、打ち込み式と固定式の2通りの使い方ができる上に高さも調節できるという優れものです。

素材にアルミを採用しているため、軽さやお手入れはしやすいですが、強く打ち込むと変形して使えなくなる可能性があるので、ゴムハンマーで優しく打ち込むのがおすすめ。コスパを優先するならダイソーを検討しましょう。

ほぼすべてのアウトドアギアを扱っているキャプテンスタッグ。キャプテンスタッグのランタンスタンドは素材にアルミを採用しており、非常に軽いのが特徴です。

高さを1070～1900mmの間で調節できるので、好みの高さにしやすいのが魅力。また、固定用のペグが3本セットになっているため、固定力にも期待ができます。価格もそれほど高くないので、手が出しやすいメーカーです。

アウトドアギアの簡素化・収納性・軽量化を研究し、商品を開発しているバンドック。バンドックのランタンスタンドは三脚タイプで、ハンマーがなくても打ちやすいペグが3本付いているため、転倒対策も万全です。

高さは750～1950mmの間で調整できます。収納時のサイズが最も長いところで70cmと非常にコンパクトになるので、持ち運びや保管に困ることが少ないのも魅力です。

ランタンスタンドはあると便利ですが、必ずしも既製品でなければいけないというわけではありません。いくつかの材料さえあれば、自分で簡易的なランタンスタンドを作れます。

ランタンスタンドがないままキャンプ場に来てしまった場合は、周りを見渡して長い木が3本落ちていないか探してみましょう。同じくらいの長さの木が見つかったら、まず2本の上部を紐で固定し、その間にもう1本の木を差し込んで固定します。3本の木が作る三角形でバランスが取れるように固定すれば完成です。

これはほんの一例ですが、ネット上には100均アイテムを使って自作している方もいるので、既製品で気になるものがない場合は自作してみるのもいいかもしれません。

ランタンスタンドについて紹介しました。日をまたぐキャンプにランタンは付き物ですが、ランタンスタンドと併用するとより効果的に使えるようになります。今までランタンスタンドを使っていなかった方は、本記事を参考にお気に入りの1台を探し、快適なキャンプライフを送ってください。