【2024最新】20インチ以下の小型テレビおすすめランキング｜壁掛けもできる！

テレビは置き場所や用途に合わせてさまざまなサイズのものが販売されています。

その中でも小型に分類される20インチ以下のテレビは、キッチンや寝室の枕元など設置場所に小回りが効くので、一人暮らしの方や狭い部屋に置きたい方におすすめです。

本記事では、20インチ以下のテレビを厳選してご紹介します。テレビ購入者599人に行ったアンケート結果もぜひ参考にしてください。

☆この記事を読めば20インチ以下のテレビが簡単に選べます！

製品として売り出されているテレビに20インチはなく、一番近いのは19インチのテレビになります。

19インチのテレビは縦30cm×横44cmくらいです。コンパクトなため置き場所やスペースをあまり選ばないので、一人暮らしのお部屋や寝室にぴったりのサイズです。

19インチ以下だと、14インチまでのサイズがあるので気になる方はぜひチェックしてください。

まテレビのサイズはインチだけでなく「V型」で表示されることも多くあります。

• インチはテレビの対角線の長さを表す
• V型は画面が表示されている部分のサイズを表す

このように違います。

要するに、同じ数字でもV型表示の方が本体サイズが少し大きくなるのが特徴です。

20インチ以下のテレビの画素数はハイビジョン(HD)で、4Kはありません。

そもそも液晶テレビは小さな点が集まることで映像を構成しています。その小さな点の数が多ければ多いほど「高密度＝解像度が高い」ので、より高精細な映像を映し出せる仕組みです。

しかし、小さいサイズのテレビに「4Kの高解像度」で映し出しても高精細さは表現しきれません。

20インチ以下の液晶テレビの新品価格は平均すると2～3万円ほどです。

国内大手メーカー以外に、多くのジェネリックテレビメーカーも参入しているサイズのため、とても安い価格で手に入ります。

手頃な価格と小ぶりなサイズ感なので、何かと物入りな一人暮らしを始める時や、家族用にテレビを買い増ししたい時にぴったりです。

実は、たった2つのポイントを意識するだけでテレビ選びを失敗する確率がグッと下がります。

たったこれだけです！

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

テレビ選びにおいて、サイズのチェックはとっても重要です。

まず、20インチ以下が本当に自分にぴったりなのかを確認しましょう。

テレビのサイズを決める上で重要ことはズバリ、視聴位置からの距離です。

寝室用や卓上用で19インチの小型テレビを探している場合は、「フルHDテレビの最適視聴距離の計算式」が役立ちます。

⏬フルHDテレビの最適視聴距離の計算式

最適視聴距離＝画面の高さ×3倍

19インチなら最適な距離は0.9mです。小さなお部屋や寝室のテレビに置くのに丁度いい距離感です。

設置場所と視聴する場所との距離が当てはまっている方は、このまま19インチのテレビを検討しましょう。

皆さんが知っている家電メーカーの製品を選びましょう

2つ目のポイントはこれだけです。コストを気にするあまり、聞いたこともない中華製品などを選ぶことだけは避けてください。

逆に言えば、「テレビなんて見られればそれでいい」という人は、サイズを決めて知っているメーカーの中から一番安いものを買えば間違いありません。

みんなどこで失敗した？

きっとそこが知りたい！という方も多いと思います。

まずは、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

録画機能まで深く考えていなかったから失敗した。

そんな声が多数あります。必ず使い方の考慮を！

ただし、連ドラやアニメを数クール撮りだめるような使い方を想定するなら、大容量が欲しくなりますよね。

その場合、テレビ側のHDDの最大対応容量の対応を確認しておいてください。当然、最大8TB対応のテレビで16TBの外付けHDDは認識しません。

チューナーとは受信機器のことです。

トリプルチューナー＝3つのチューナーがある＝3つの受信ができる

→1番組視聴+2番組同時録画が可能

ということを意味します。

・時間被りの深夜アニメを両方録画したい

・家族で見たい番組がバラバラ

といった方はチューナー数を気にしましょう。

チューナー不足は購入後の後悔ポイントとしてよく上がるので、ご家庭でがどんな使い方をしたいのかよく考えてから選択するようにしましょう。

基本的に、「価格が高いシリーズのテレビの方が、画質はきれい」これはどのメーカーも一貫しています。

身も蓋もない言い方をすれば、画質は「慣れ」です。やがて目が慣れてきて「思ったよりきれいじゃない」ような気持ちも、年数を重ねれば薄れます。

それでも少しでもいいテレビが欲しい！と思う方は、各メーカーのランクの高いテレビをお選びください。極論ですが、高いシリーズほど結局きれいです。

液晶パネルについて調べると出てくるVA方式とIPS方式。

最近では非公開のメーカーも多く、重要度としては低くなりつつあります。

それぞれの概要を端的に解説すると、以下の通りです。

• VA方式のパネルを使った液晶テレビ
  • 正面から見た時のコントラストが強く、色が鮮やか。
  • 斜めから見た時の視野角が甘く、色がくすんで見える。
  • 一人暮らしで、自分一人で正面からテレビを見ることが多い方におすすめ
    
    
• IPS方式のパネルを使った液晶テレビ
  • 斜めから見た時、画面がきれいに見える。
  • 正面から見ると色味に物足りなさを感じる。
  • 家族暮らしで、複数人がいろいろな角度からテレビを見ることが多い方におすすめ

思い切った解説にはなりますが、こちらを意識してお選びいただけると大きく間違えることはないです。

ただしどちらのパネルか非公開のテレビも増えているため、どうしても不安な場合は口コミを参考にしてください。

解像度とは、「4K」や「8K」「フルHD」などの単語のこと。

種類はテレビのサイズによって決まっており、

• 32インチ以下 ⏩ HD＆フルHD
• 40インチ ⏩ フルHD・4Kが混在
• 48インチ以上 ⏩ 4K
• 60インチ以上 ⏩ 4K・8Kが混在

です。

ただし、地デジは現在4K放送はしていません。2023年7月には総務省によって「放送システムに関する技術的条件」が策定されたため、現在地デジの4K化はまさに進行中です。

現在テレビの4K画質が生きるのはBS4K放送かNetflixなど動画配信サイトの4K動画ということは、頭の隅に置いてください。

エッジ型はあえて選ぶ意味はない。

もしも選ぼうとしているテレビが「エッジ型」となっている場合は、そのテレビはよっぽどの理由がない限りは避けた方が無難です。

テレビのバックライト（液晶を照らすライト）には、「安いエッジ型」と「高性能な直下型」とありますが、近年は格安テレビにも直下型が採用されています。

⏬エッジ型

パネルの上下または左右にのみLEDを設置

⏬直下型

パネルの背面全体にLEDを設置《今の主流》

2万円台の無名メーカーの格安テレビでさえ直下型を採用しているため、今あえてエッジ型の液晶テレビを選ぶ必要性はありません。

最近のテレビはゲームモードの有無だけでなく、「4K/120fps」のように、フレームレートの記載があります。

フレームレートとは「1秒間何コマの画像で動画が構成されているか」を示す数値。120fpsなら1秒間に120コマもの画像で表現されるため、それだけなだらかな動きの動画となります。

ちなみに、PS5が「120Hz(リフレッシュレート)」で、テレビは120fpsあるなら、理論上は最適なモニターであると言えます。Nintendo Switchなら60fpsあれば十分です。

VODサービスの普及により映画やドラマを家のテレビで見る機会が増えた。

だからこそ音質にこだわりたい、と思っている人も多いのではないでしょうか？

結論を言うと、音質は口コミをよくチェックするのがおすすめです。

音質をスペックだけで選ぶのは難しいです。家電量販店に行ってもたくさんのテレビが並んでおり、空間も自室とは大きく異なるため、買ってみたら思ったのと違った、となりかねません。もちろん実際に聞いてみることも重要ですが、利用シーンが似ている人の口コミを探すことをおすすめします。

出力とは音の圧力のことで高いほど大音量になります。

ただし、

「最高出力が高い＝高音質」ではありません。

音質の良さには出力でなく、スピーカーの数や位置など、さまざまなサウンドシステムが関わります。

ちなみに出力としては、80Wを超える高出力のモデルもありますが、30W程度の出力があれば困りません。

30Wは体育館で使用するスピーカーにも使われる出力です。一般的なご家庭でそれほどの大音量は使用しません。

必ず口コミをチェックしましょう

家電量販店に足を運んで実際に聴いてみることも確かに重要ですが、先ほど述べたように空間が違えば音の響き方も違います。

専門用語に圧倒されて選べなくなってしまうくらいならば、割り切って口コミを重視して選びましょう。

簡単にチェックできるポイントですが、意外と気にしないで後悔するのが省エネです。

アンケートに回答いただいた、実に9割以上の方々が購入前に省エネについて気にしていませんでした。一方で、昨今の物価高騰や電気料金の高騰を考えると省エネ性能についても検討しておけばよかった、という後悔も多くありました。

省エネといっても機能によりけりなので、譲れない機能を搭載したテレビ同士の比較をする時の、一つの指標として使うことをおすすめします。

結論、サイズが小さいほど発光面積が減って電気代が安くなり、かつ有機ELより液晶テレビの方が省エネ。

要するに、電気代を気にするなら液晶テレビかつ、不満にならない範囲での最小サイズ、です。

さらに電気料金を気にするのであれば、

• 消費電力
• 待機時消費電力

がなるべく小さいものを選びましょう。待機電力は見落としがちですが、意外と電気料金に関わってきますので、少しでも節約をしたい方はチェックしておくべきです。

なお、年間消費電力量は基準となる平均視聴時間から算出した消費電力量なので、あくまで製品同士の比較のために用いるのがいいです。

コスパとは払った費用 (=コスト)に対する、性能(=パフォーマンス)のことで、人によって求める性能が違うため、一概にコスパがいいテレビを紹介することは難しいです。

このパートでは、コスパのいいテレビの紹介ではなく、安くテレビを購入するために知っておくべきこと2つを紹介します。

• ジェネリック家電
• 安く買える時期

ジェネリックテレビとは、大手メーカーの一昔前の技術を利用し、シンプルな機能のみを搭載し、低価格を実現した製品のことです。

機能はシンプルでいいから安くテレビを買いたい人や、一人暮らしで多くの機能は必要ない人におすすめですよ。

そこそこなの知られたメーカーのジェネリックテレビを挙げると、

・アイリスオーヤマ

・マクスゼン

・ドンキホーテオリジナルテレビ

などが該当します。

液晶テレビをより安く購入したいのであれば、モデルチェンジの時期を狙うのもおすすめです。

各メーカーでは毎年6月～9月にモデルチェンジを行うため、型落ちとなった商品が大幅に値下げされます。

型落ちでも1年～2年であれば、機能の大きな違いもないので掘り出し商品が見つかるかもしれません。

加えて、以下のような時期も価格が安くなるため要チェックです。

• 7月・12月：ボーナス時期
• 9月・3月：決算時期
• 12月・1月：年末年始

VOD(ビデオオンデマンド)とはネット動画配信サービスのこと。NetflixやHuluにAmazonプライムビデオなど、サービスは多岐に渡ります。

最近のテレビでは大手VODサービスへの対応は当たり前となっていますが、対応のさせ方が、

• OSとしてAndroidTVが採用の場合
• 独自OSが採用の場合

で、サービスの追加が可能かどうかが変わります。独自OSの場合、新規コンテンツの追加が限られたものしかできない可能性があります。

テレビによっては、Netflix(ネットフリックス)などのVODサービスのワンタッチボタンが、リモコンにそのままついているモデルがあります。

他にもAmazonプライムビデオ・Hulu・YouTubeなどさまざまなワンタッチボタンがあります。ボタンを一つ押すだけで、サービスのホーム画面が起動するため非常に使い勝手がいいです。

逆にワンタッチボタンがないとなると、インターネットサービスのホーム画面を開き、サービスを選択してボタンを押して起動の手間がかかります。

パナソニックはビエラシリーズを展開しています。液晶・有機ELテレビどちらも高く評価され、映像は抜群にきれいです。

しかしそれ以上に、テレビ本体に地震対策が施されていたり、ケーブルが背後に収納できるようになっていたりと、ユーザーの使い勝手を第一に考えた細かな設計が光ります。

シャープはAQUOSシリーズを展開しています。

シャープが発売した世界初の8K対応液晶テレビはさまざまな技術で高画質を実現しました。ココロビジョンと呼ばれるAIを搭載するなど、最新機能が他のメーカーよりも充実しています。

三菱は、HDDやブルーレイなど録画機能を内蔵した「録画テレビ」REALシリーズを展開しています。

小さいサイズからあるので、ひとり暮らしで部屋の中をすっきり見せたいという方におすすめです。独自開発のレーザーバックライトで明度の高い色の表現が可能となっています。

ただし、残念ながら三菱はテレビ事業からの事実上の撤退を発表しました。現在は街の三菱ストアでのみ購入できます。サポートは継続予定のため、三菱のテレビが欲しい方は購入を急ぎましょう。

最近のレコーダーやゲーム機1つを接続するだけなら考慮しなくてOK。

古いゲーム機や、HDMI非対応のスピーカーを接続する場合は要確認です。

最近のテレビは赤白黄色のコンポジット端子が省略されていたり、光デジタル端子がないものもありますよ。

デザインより機能を優先すべきです。

インテリアとしての役割も強く求める場合にはデザインを考慮する必要があります。しかし、先にも紹介した通り、「使い始めたら気にならない」という方も多いので、あまり気にしなくていいでしょう。

昨今はタブレット端末の普及や高画質な大型テレビが主流のため、20インチ以下のテレビは生産数が減少傾向にあります。

スペースに余裕がある方には24インチ程度がおすすめですが、どうしても20インチ以下がいい場合は19インチまたは15インチを検討しましょう。

20インチ以下の小型テレビは1万円以下で購入できるものから、防水仕様でVODサービスを利用できる多機能のものまで豊富に揃っているので、ぜひ自分に合った1台を見つけてください。