樋口毅宏のおすすめ作品10選|どんな小説家?代表作や読みたい作品の選び方も紹介!

映画や小説のパスティーシュを盛り込む斬新な手法により描きだされる樋口毅宏の作品。暴力と官能が満載のバイオレンス作品や、パパ友同士のラブストーリーなど、普段出くわすことのない非日常の世界を楽しめます。この記事では、樋口毅宏の作品の魅力やおすすめの小説、口コミをご紹介します。

2023/08/10 更新

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もしこの作品が11月以前に発売されていたら、悪の教典がミステリー1位になれたのか。もし永遠の0を読んで感動した人が、この作品を読んだらどんな感想を持つか。荒削りのようで計算されていて、ストーリー展開や登場人物が唐突だが違和感がなく、読み終わると、不思議な感動を残す。この作家『とんでもない奴』

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(前略)現在、子育て奮闘中の作者とTVでもおなじみの美人人権派弁護士パートナーが作品には投影されている。お相手の豪くんは?などとつい想像してしまう。あまりにラブロマンスがテンポ良く展開し、最後の綺麗な寂しさまで一気に読み切りった。いつもの時事ネタ、他の表現のコラージュもよかった。私は時間がかかっても次作を待っている。

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言葉のテンポが「読む」作業の重さを全く無くしてくれます。主人公の「想い」が実現したときの描写が、生々しいのに切なく、失くした若い日々を思い出して涙が出ました。

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レビューがあまりの高評価だったのと『雑司ヶ谷』というなんともミステリアスな地名に魅かれて久しぶりにわくわくしながら読んだ一冊。結果は期待裏切らず!(中略)作者の元編集者という前歴は、作中様々な手中の駒を軽々と使い分けながらもけっして勢いで走り抜けることのない抑制の利いた文章がともすれば暑苦しくなりがちなこの手の小説をスッキリとしたものに仕上げている。特筆すべきはセックス・シーン...かなりハードながらどこか可笑しみを覚えさせる独特な感覚は、そのまま作品全体にも通じて象徴的。

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(前略)ただ音楽だけでなく、最近の作品も含めカルチャー関係のいろんなコラムを集めたものなので、最近仕事や子育てに追われて諸々ごぶさただった自分的には、これから見る映画や本の参考にもなりました。ボリュームたっぷりで、移動中にちょこちょこ読むのにちょうどいいです。

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デビュー作「さらば雑司ヶ谷」で受けた衝撃が冷めやらぬまま2作目を拝読。前作の破壊力がすごかったので、もうそれ以上はないだろうと思っていたものの、もっとパワーアップしていた・笑。破壊力だけではない、描写の緻密さ。リアリティが半端じゃない。そして感じられるのは愛、愛、愛!・・・全くすごい本です。(後略)

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一人のエリート青年がアメリカに原爆を落とすまでを描いた作品。皮肉ではなく、ありきたりなテーマに改めてさらっと気づかせてくれた良作。つまらないイデオロギー小説では決して無い。

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週刊新潮の連載が面白かったので購入。いやぁー傑作!目下0歳児子育て中の私としては、男性が「育児マジハード過ぎ」と言ってくれるのも何だか嬉しいし、紹介されるエピソードも頷くものばかり、博識な逸話も多い!私の好きな「ママだって人間」(田房永子)を評価してるのも良い。町山智浩さんの絵も面白いし、驚く程上手い!

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とにかく面白い!人間の心の底に潜むアイロニーみたいなものを描ききっている。樋口毅宏はどんどん凄くなっている。もしかしたら小説の概念を変えてしまうかもしれない?

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