シエンタ用スタッドレスタイヤのおすすめ10選｜価格は？ホイールセットも紹介

トヨタシエンタで雪道を快適に走行するなら、シエンタ用スタッドレスタイヤを取り付けましょう。雪道や凍結した道を走ると車が動かなくなったり、スリップする危険があります。スタッドレスタイヤなら、冬の路面でも安定した走行が可能になるので助かります。

ただ、雪の積もった道と凍結した道では、スタッドレスタイヤに求められる性能が異なるので注意が必要です。ダンロップやブリヂストンなどスタッドレスタイヤを販売するメーカーは多く、ホイールセットやタイヤのみの販売もあるので選ぶのが大変です。

今回は、シエンタ用スタッドレスタイヤの選び方やおすすめ10選についてご紹介します。タイヤ単品で購入した場合と、ホイールとのタイヤセットで買う時の価格の違いも紹介するので是非とも参考にしてください。

タイヤのサイズは、タイヤの側面を見るか、車検証で確認できます。2015年以降の販売のシエンタの純正タイヤのサイズは185/60R15でしたが、2022年発売の新型シエンタは185/65R15が標準サイズに変更されました。

純正と違うサイズのスタッドレスタイヤも取り付け可能ですが、詳しくないなら純正サイズがおすすめです。　

寒冷地に住んでいる場合は、氷上性能を重視して選ぶのがおすすめです。氷上性能は氷の上で滑らないための性能で、道路が凍結しやすい寒冷地でスリップ事故を起こさないためには非常に重要です。氷上性能は、路面への密着性・水膜を除去する除水性能・路面への抵抗を上げるエッジ効果の3つがあります。

メーカーによって基準が異なりますが、密着性・除水性能・エッジ効果を意識して氷上性能をチェックしましょう。

雪が積もる豪雪地帯では、雪上性能の高いスタッドレスタイヤを選びましょう。雪が積もった道を走るとスリップやタイヤの空回りが起こります。雪上性能のあるスタッドレスタイヤなら、雪の上でもしっかりと車をコントロールできます。

雪上性能はエッジ効果以外に、ゴムの素材が雪に強いか、雪を掴む雪柱せん断効果などをチェックしましょう。

たまに雪が降る程度の地域に住んでいるなら、ドライ・ウェット性能をチェックしましょう。雪の少ない地域で使うスタッドレスタイヤは、乾いた路面で安定して走行するドライ性能・濡れた路面で車体を制御するウェット性能が重要です。

静かに走行したいなら、静粛性能もチェックしましょう。

長く使えるスタッドレスタイヤが欲しいなら、耐摩耗性能をチェックしましょう。柔らかいゴムを使用するスタッドレスタイヤは3年ほどでゴムが硬くなり。3年～4年ほどで交換するのが一般的です。突起と水の高低差が少なくり、摩耗が50%以上になると冬用タイヤとして使用できません。

近年ではゴムの配合を変えたり、新素材を使用したりして長く使えるスタッドレスタイヤが増えています。

機能性重視・タイヤの知識がない場合は、シエンタ用の純正タイヤがおすすめです。シエンタ用に作られているので、装着できないリスクもなく、機能性に優れているのがメリットです。ただし、純正タイヤ価格が高いので、頻繁に交換する場合はランニングコストがかさみます。

スタッドレスタイヤの価格を抑えたいなら、中古タイヤの購入も選択肢の1つです。中古は使用感があり性能も新品より落ちますが、寒冷地・豪雪地帯でないなら十分に使えます。とはいえ、劣化したタイヤで走るのは危険です。ゴムが柔らかく、溝の減りの少ない中古スタッドレスタイヤを選びましょう。

未使用の中古スタッドレスタイヤなら、経年劣化も少ないのでおすすめです。

初期費用を抑えたいなら、ホイールが付属しないタイヤのみの購入も検討しましょう。ホイール付きより価格が安いです。ただし、タイヤのみだとタイヤ交換の際の工賃が高くなりやすく、ホイールセットよりタイヤが劣化しやすいなどのデメリットがあります。

工賃を計算してホイールセットより高くならないか、タイヤをきちんと保管できるか考えてから購入を決めましょう。

簡単に交換できて、コスパもいいのがホイールセットです。ホイールセットはセールも多いので、安く購入できる機会が多いです。タイヤ交換の工賃も安いので、タイヤのみに比べるとランニングコストもかかりません。積み上げて保管すれば、タイヤ変形しにくいのもメリットです。

自分で交換する場合も、ホイールセットの方が短時間で簡単に交換できます。

オートバックス・タイヤ館などの実店舗でスタッドレスタイヤを購入する場合、その場で交換・取り付けしてもらえるのがメリットです。空気充填などのアフターサービスが充実しているのも魅力で、取り外したタイヤの処分や保管もしてもらえます。

ただ、ネット通販に比べると価格が高く、店舗在庫が少ないのがデメリットです。

スタッドレスタイヤを安く購入したいなら、ヤフオク・楽天・マルゼンなどの通販がおすすめです。実店舗と比較して品揃えが豊富で、いつでも購入できるのも便利です。ただし、自分で取り付けるか、取り付けの手配を行う必要があります。

交換工賃や廃タイヤ費用は別に必要なので、実店舗より高くならないように気を付けましょう。売り主の実態がわからない場合もあるので、要注意です。

会員ならコストコでスタッドレスタイヤを購入するのもおすすめです。コストコは会員でないと利用できませんが、キャンペーン次第でかなり安く購入できます。取り付け工賃・ゴムバルブ交換・バランス調整・パンク修理・ローテーション・窒素ガス補充などのメンテナンスが、無料で受けられるのも魅力です。

ただし、メンテナンスが無料なのは、コストコで購入したタイヤだけです。

みんカラで探せば、スタッドレスタイヤの口コミが見られます。みんカラは日本最大級のクルマSNSです。パーツのレビューが掲載されているので、実際にスタッドレスタイヤを使用した口コミが見られます。

気になるスタッドレスタイヤがあったら、みんカラで口コミをチェックしましょう。

スタッドレスタイヤを購入する際は、対応したナットを用意しましょう。ナットは車種によって異なり、ホイールが純正品か社外品かよっても使用できるナットが変わってきます。合わないナットを使用して、タイヤを交換するとトラブルの原因になります

タイヤ交換を依頼する場合は、そのスタッドレスタイヤに合ったナットの用意が必須です。

氷上性能・雪上性能の高いスタッドレスタイヤが欲しいなら、ブリヂストンがおすすめです。ブリヂストンは、東京に本社を持つ世界最大級のタイヤ製造メーカーです。水膜を除去する独自素材の発砲ゴムなどを開発しており、耐久性も高く低燃費なタイヤを販売しています。

価格は高めですが、凍結した道・雪の積もった道の両方で安定した走行が可能です。

使用頻度が多い・走行距離が長いならミシュランのスタッドレスタイヤがおすすめです。ミシュランはフランスのメーカーで、日本で初めてスタッドレスタイヤを発売しています。日本の路面環境に対応したタイヤを販売しており、エッジ効果・グリップ力・耐摩耗性に優れています。

耐久性に優れているので、長く使用できるタイヤが欲しい場合もおすすめです。

濡れた路面で滑りにくい・氷上性能が長持ちするスタッドレスタイヤが欲しいなら、ヨコハマタイヤがおすすめです。ヨコハマタイヤは、横浜ゴム株式会社のタイヤブランドです。雨で濡れた路面でも滑りにくく止まりやすいタイヤを開発しています。

ゴムの劣化を抑えるオレンジオイルSを使用したスタッドレスタイヤは、氷上性能が落ちにくいです。

氷上性能が高く長持ちするスタッドレスタイヤが欲しいなら、ダンロップがおすすめです。ダンロップは、日本で初めて自動車用タイヤを製造したイギリスのブランドです。ナノ凹凸ゴムと液状ファルネセンゴムを採用したスタッドレスタイヤは氷上性能の低下を抑え、氷上でのブレーキ性能・コーナリング性能が向上しています。

長距離走行が多い方にもおすすめです。

タイヤ単品で購入すると約20000円なのに対し、ホイールセットだと約54000円ほどです。タイヤのみとホイールセットの価格を比較した場合、その差は約34000円となります。自分の予算を考慮したうえで、どちらを購入するか決めましょう。

旅行・出張などで一時的にスタッドレスタイヤを使用したいなら、レンタルサービスもおすすめです。タイヤ交換・保管も行うサービスがほとんどで、ガソリンスタンドやカー用品店などで利用できます。車種によって料金が変わりますが、シエンタ用なら1泊2日で1万円以下の場合が多いです。

年末年始などは、料金が増額になる場合があります。

シエンタ用のスタッドレスタイヤの選び方や、おすすめ10選についてご紹介しました。スタッドレスタイヤは、重視する性能や使用頻度を考えて選ぶようにしましょう。スタッドレスタイヤを付けたシエンタで快適なドライブを楽しんでください。こちらもあわせてご覧ください。