おすすめの粉末味噌5選｜アレンジレシピから魅力まで詳しく解説

粉末味噌とはその名の通り味噌をパウダー状にしたもので、味噌汁はもちろん他の料理へのアレンジにも使用できます。その使い勝手のよさから、近いうちに定番の調味料として家庭で使用されるのではないかと評判になっているのです。

しかし、未知の調味料に手を出せないでいる方も多いのではないでしょうか。味噌の種類やだしの有無、金額など商品によって特徴はさまざまです。

本記事ではそんな粉末味噌に関する疑問を解決し、おすすめ商品やアレンジレシピもあわせてご紹介します。ぜひ粉末味噌について理解を深め、自分に合った商品を見つけてみてください。

粉末味噌の一番の魅力は溶かしやすさです。その溶けやすさは通常の味噌と比べて圧倒的で、ポットや電気ケトルのお湯でも十分溶けます。そのため、家での時短味噌汁はもちろん、出先でもインスタントコーヒーを入れるような感覚で味噌汁が楽しめます。味噌の弱点である溶けにくさや持ち運びしにくいところも解決し、流行りのキャンプ飯にも活用できそうです。

粉末味噌のもう1つの魅力は、味噌汁以外の料理に直接ふりかけられる点です。いつものおかずに少しかけてみたり、食べている途中で味に飽きてしまったときにかけてみたり、通常の味噌ではできない嬉しいポイントですね。

またおかずだけでなく、ポップコーンやアイスにかけると美味しいといった声もあります。味の濃さも簡単に調節できるので、家族ひとりひとりに合った細かい味の好みにも対応できます。

粉末味噌の値段は100ｇあたり300円代のものから1,000円を超えるものまでさまざまです。味噌汁1杯あたりの使用粉末味噌は5～10ｇほどなので、安いものだと1杯20円ほどで味噌汁が飲める計算になりますね。

粉末味噌は特別な調味料のように感じ、高そうなイメージですが、味噌汁1杯に換算するとかなり安く、お得であることがわかります。価格帯で選ぶ場合はぜひ味噌汁1杯の値段をチェックしてみてください。

粉末味噌も通常の味噌と同じく、味噌の種類があります。赤みそや白みそ、八丁味噌や十穀味噌の粉末もあるので、好みの味や使いたい料理との相性で選びましょう。豆腐にふりかけて味噌田楽のように食べるなら赤みそ、肉や魚料理に合わせるなら白みその粉末がおすすめです。味噌特有の風味を種類に応じて楽しんでみてください。

粉末味噌は容量や容器の種類もさまざまです。持ち運びを考えている方は1食ずつ小分けパックになっているもの、料理に使われる方は振り出し口のある容器が使いやすいでしょう。コスパ重視で考えるなら業務用の大容量パックが断然お買い得です。

また、備蓄として活用するのであれば缶入りのものがおすすめです。賞味期限が長いのも魅力の粉末味噌ですが、缶入りであればもっと長く保存できます。

粉末味噌にはだしが入っているものや入っていないもの、オーガニックなものなど、商品によって原材料に大きな違いがあります。特にだしの有無は重要なポイントで、だしが入っているものでも無添加であったり、昆布やかつおのみをベースにしたものだったりとさまざまです。幅広く料理に使いたい場合はだしや調味料が使われていないものを選びましょう。

中身の素材で選ぶ場合は事前に購入サイトで調べてみるのをおすすめします。

粉末味噌を試したことがない方は有名メーカーや普段使っている味噌のメーカーで選んでみるのはいかがでしょうか。いつもの料理に使っている味噌のメーカーであれば風味や味わいがわかっているため安心して使用できます。また、ハナマルキなど味噌で有名なメーカーのものを使うのもおすすめです。メーカーによって味の違いがあるので自分の好きな味を探してみてください。

粉末味噌は万能調味料になると話題になっています。たくさんのレシピに活用できます。その中でも今回はマルコメオーガニックみそパウダーの、かつお昆布だしを使った2つのレシピを厳選してご紹介します。普段のお料理の参考にしてみてください。

まず1つ目に粉末味噌を使用した鯖味噌コロッケをご紹介します。味噌と愛称抜群の鯖を使った栄養がたくさん詰まっているコロッケは、魚が苦手なお子様にもおすすめですよ。

【材料】(4人分)

• じゃがいも　　　中サイズ4個
• 鯖の水煮　　　2缶
• オーガニックみそパウダー かつお昆布だし　　　大さじ2
• 塩、こしょう　　　少々
• 小麦粉　　　適量
• 溶き卵　　　適量
• パン粉　　　適量
• 揚げ油　　　適量

【作り方】

1. じゃがいもは皮をむいて2cm角に切る。耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけ、600Wのレンジで3～4分竹串がすっと通るまで加熱する。
2. 1を熱いうちに潰し、塩こしょうとオーガニックみそパウダーを入れて混ぜ合わせる。
3. 鯖の缶汁をよくきって加えて混ぜ、8等分にして小判型に整える。
4. 小麦粉、溶き卵、パン粉の順にまぶして、180℃の油できつね色になるまで揚げる。

次に定番味噌汁のご紹介です。お椀にお湯を入れるだけで簡単に味噌汁ができるオーガニックみそパウダーですが、今回は豚肉や野菜を入れた、お鍋で作る具だくさん味噌汁をご紹介します。

【材料】(4人分)

• 豚こま切れ肉　　　150ｇ
• ごぼう　　　1/4本
• にんじん　　　1本
• 白菜　　　2枚
• オーガニックみそパウダー かつお昆布だし　　　大さじ4～5杯
• 水　　　800cc

【作り方】

1. ごぼうは斜め薄切りにし、水にさらす。にんじんはいちょう切りに、白菜は一口大に切る。豚肉は細かくきざんでおく。
2. 鍋にごぼうとにんじん、水を入れて煮立たせ、火が通ったら豚肉を入れる。
3. 豚肉に火が通ったら白菜を入れる。
4. 白菜がしんなりしたらオーガニックみそパウダーを入れて味を調節する。

味噌料理や味噌汁にはやっぱり美味しいご飯を合わせたくなりますよね。本項ではこだわりの白米をご紹介します。弾力や甘みなど自分の好みに合ったお米を選び、ぜひ味噌の風味豊かな味わいと合わせてご賞味ください。

粉末味噌の魅力や種類についてご紹介しました。粉末味噌は、さっとふりかけるだけで味を変えられるので、料理の幅が広がること間違いなしの調味料です。味噌汁はもちろん、いつもの料理に少しプラスして手軽に味噌料理を楽しんでみてください。

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