英語教育におすすめのボードゲーム10選｜中学生・高校生に【人気ゲームの英語版も】

日本人が英語を習得するためには、3,000時間が必要と言われています。そのうち高校卒業までに1,000〜1,500時間を英語学習に費やしますが、まだ足りません。英語学習の基本として多読・多聴を実践する方もいますが、実際のところ長続きしない現実もあります。

そこでおすすめしたいのがボードゲームです。盛り上がるゲームなら、小中学生・高校生・大人でもレクリエーションとして遊べます。とはいえ、ボードゲームで遊んで本当に英語が勉強できるのか、どんな英語ゲームを選べばいいのか迷う方も多いと思います。

そこで、この記事では英語ボードゲームの選び方やおすすめのボードゲーム・カードゲーム10選をご紹介します。また、無料でダウンロードできるサイトについても解説します。視点を変えればボードゲームも英語学習に活用できる、まさに『目から鱗』の情報をお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

ボードゲームの教育効果は、知らず知らずのうちに英語のフレーズが覚えられることです。最近では英語教室でもゲームを授業に取り入れるところが増えています。

• ゲームで使うフレーズをいのまにか発言している
• 何度も同じフレーズを言うので覚えてしまう
• ゲームに出てくる単語は暗記要らずで吸収できる
• 楽しいから長続きする

ボードゲームは、まさに遊びが大好きなお子さんにぴったりです。家族全員で楽しいゲームで盛り上がりながら、一緒に英語のシャワーを浴びてみませんか？

『スクラブル』は、アルファベットを並べ替えて単語を作るゲームです。各プレーヤーは順番に手札のアルファベットタイルを2枚以上使って単語を作り、すでに盤上にあるタイルと1字以上つながるようにボードに並べていきます。使ったアルファベットによって得点を獲得し、勝敗を決めます。

このゲームでは、単語の読み方はもちろん、スペルも同時に覚えられます。単語を作るために辞書を使えばどんどん難しい単語も開拓できます。柔軟な頭を持ったお子さんは乾いたスポンジのようにどんどん英単語を吸収できるはずです。

記憶力が勝利の鍵となる『ブレインボックス』は、中学生のお子さんにぴったりなゲームです。まずプレーヤーAがイラストの書いたカードを引き、10秒間でイラストの内容を覚えます。次にプレーヤーBがそのイラストについての問題を出題し、プレーヤーAが正解すれば得点ゲットです。

これは、英検4〜3級の面接の練習にもなるゲームです。初めは単語でしか答えられなかったお子さんも遊び進めていくうちに、徐々に文章で答えられるようになるため成長が実感できます。英会話のパターンが身につくおすすめのゲームです。

『The Sentence Maker（ザ・センテンスメーカー）』は、10代のお子さんから大人まで楽しく遊びながら英語が学べるゲームです。すごろくをしながら与えられた時制・主語などの条件で文章を作りゴールまで早く到着した人が勝ちです。

語彙力が高められ、正しい時制の使い方や時を表す表現が覚えられるため、試験対策にも活用できます。ダウンロード可能なマニュアルがあり、別パターンの遊び方についても記載されています。英文を作る意欲を刺激されるゲームです。

『コードゲーム』には日本語版と英語版があります。1枚のカードから正解の言葉を見つけるゲームで、勝っても負けても楽しめるパーティゲームとして人気があります。登場するコードネームは全400種類あり、何回遊んでも飽きません。

2人からプレー可能で、対戦形式で遊べます。スパイになりきって遊べばワクワク感もさらにアップすること間違いなしのスリルのあるゲームです。ぜひ、お試しください。

日本でもお馴染みの『人生ゲーム』の英語版です。生活に関係する単語がたくさん出てきますので、「結婚ってなんて言うの？」「学校を卒業するって？」など日本語と照らし合わせながら遊べます。マスの中には少々乱暴な言葉もありますが、それが返って笑いを誘います。

じっくり時間のあるときに楽しみたいゲームですので、夏休み・お正月・ゴールデンウィークなどにおすすめです。あなたが億万長者になれるかどうか、『人生ゲーム』で試してみませんか？

『スキャッタゴリー』は、語彙力が増やせるゲームです。各プレーヤーは決められたカテゴリーとサイコロで出た頭文字とにマッチした単語を3分間で書き出し、その単語数で競います。語彙力が問われるゲームですので、ある程度英語学習が進んでいる方におすすめです。

ゲーム終了時にプレーヤー同士で、各々が書いた単語が条件に合っているかどうかを話し合うのも楽しいです。対戦型でも大人数でも楽しめるゲームです。

『ヨギ』はカードの指示に従ってポーズを取るゲームです。「Middle finger touching palm（中指をで手のひらに触れる）「Left palm face down（左の手のひらを伏せる）」など指示がどんどん増えていき、最後までポーズをキープできて人が勝ちです。

身体を使ったエキサイティングなゲームで、動作を示す英語がどんどん覚えられます。このゲームのすごいところは「指示語を覚えて言う」「指示語を聞いてアクションする」です。どんなに英語初心者の方でも同じ指示語を何度も繰り返し使っていれば覚えますし、聞き取る力も養えます。今すぐ取り入れたいゲームNo.1です。

ビンゴゲームはいつでもどこでも手軽にできる最も簡単なゲームです。カードは市販のカードを使ってもいいですし、お子さんと一緒に手作りしてもOKです。「食べ物」「服」「教科」などカテゴリーごとにカードを準備し、お馴染みのビンゴゲームのルールで遊んでください。

問題を出す人は順番にすると、全員が英語を発言するチャンスが持てるためおすすめです。ビンゴのマスの数を増減すると時間の調整が可能です。

主語・動詞・目的語とそれぞれのカードを机上に置き、正しい文章になるまでカードをめくり続け、文章が出来上がったら先にタッチした人が勝ちです。『動詞編』『形容詞編』『英検フルセット』『日常会話編』などがあり、30分もあれば遊べてしっかり英語学習ができます。

TOEIC満点・英検1級保有の現役英語講師が作ったカードですので、英語学習に対する効率の良さはピカイチです。誰もが間違えやすいポイントを押さえて、試験に強い英語力が養えます。

チーム戦で遊ぶすごろくゲームです。チーム内の一人がお題に沿ったイラストを描き、その他のメンバーが何が描かれているかを当て、チームのコマを進めていきます。お題は総数3,200問あり、1時間程度あれば遊べます。英単語のカテゴリーも豊富にありますので、単語を覚えるのにおすすめのゲームです。

最新版の『ピクショナリー・エアー』は、ピクショナリーペンで空中に絵を描いて出題します。スマホやタブレットで描かれた絵を見ながら解答するため、盛り上がること間違いなしのゲームです。

『ちびむす』は、子供向け学習素材がたくさん掲載されているサイトです。アルファベットかるた・点むすび・ワードパズル・英語なぞなぞなど、種類も豊富です。すべて無料でダウンロードできます。日本語表記のサイトですので、英語が苦手な保護者の方にも手軽に利用できます。

また、学年別に英語学習用のプリントがあるの嬉しいポイントです。英語のゲームで遊んだあとは、プリントで復習すれば家庭学習もバッチリです。

英語学習を始めるきっかけとして、大好きなアニメを活用するのもひとつの方法です。すでに知っているアニメでしたら、簡単に内容を理解できます。また、知っているセリフを英語で聞くと新鮮に感じるはずです。大好きなアニメでしたら、小さなお子さんも英語学習が大好きになるかもしれせん。

ここでは、おすすめのDVDをご紹介します。ぜひ、ご家族でご覧ください。

ボードゲームを利用すれば、楽しく遊んだ時間がそのまま英語学習につながります。大人気ゲームの英語版を外国人のお友達と遊べば、もっと実用的な英語が学べるかもしれません。あなたもときどきは英語のテキストを置いて、ボードゲームで英語学習してみませんか？

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