おすすめ老眼向け目薬15選｜疲れ目やかすみ目など悩み別に選び方を解説！

老眼は早い人で30代から始まり50代ではとんどの方がその症状を持っています。年齢を重ねれば誰でもなるから仕方ないと諦めている方も多くいます。しかし老眼とともに現れる目のかすみや疲れ目、目の乾きなどを目薬で緩和したり、進行を遅らせたりできます。年齢だからと諦めずに目薬を使ってみましょう。

また、スマホの見過ぎから起こるスマホ老眼といわれる症状も若い方で増えています。そんな方にも目薬は有効です。しかし目薬にはたくさんの種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

そこで本記事では、老眼や加齢で起こる眼の症状に効果のある目薬の選び方や、おすすめの商品を紹介していきます。老眼だから仕方ないと諦める前に、その症状を目薬で緩和してみませんか。

老眼になると近くの細かな文字を遠ざけないと読みづらい、焦点が合うのに時間がかかるなどの症状が出てきます。それは加齢で水晶体を調節する筋肉が衰えたり水晶体自体が硬くなったりして起こります。

また、見え方以外にも人によって「かすみ目」「疲れ目」「目の乾き」などいろいろな症状が現れます。「かすみ目」は水晶体を調節する筋肉の衰え、「疲れ目」は血流の低下、「目の乾き」は加齢による涙液の減少が主な原因です。

老眼用の目薬は老眼を治療するものではありません。目薬でできることは、毛様体筋の収縮による水晶体の厚さ調節機能の改善や、血行促進による目の疲れの緩和などです。

しかし、かすみ目・目の疲れ・目の乾燥などの症状は老眼だけが原因とは限りません。他の疾病がそれらを引き起こしている可能性があります。気になる方は眼科の受診をおすすめします。

疲れ目の原因は年齢による代謝機能の低下です。したがって、疲れ目の改善には目の代謝機能を高める成分や血行をよくする成分を含んだ目薬が有効です。また目への栄養補給も大切です。効果のある主な成分には以下のものがあります。

• 代謝機能促進：ビタミンB6・パンテノール・タウリン・トコフェロール・L-アスパラギン酸カリウム　など
• 血行促進：ビタミンE

かすみ目の原因は加齢による水晶体を調整する毛様体筋の衰えです。したがって毛様体筋の働きを助ける成分を含んでいる目薬が有効です。ただし、老眼を治療するものではありません。効果のある主な成分には以下のものがあります。

• ビタミンB12（シアノコバラミン）・ネオスチグミンメチル硫酸塩　など

涙には外界から目を守ったり、目の表面に酸素や栄養を運んだりする役割があります。目の乾きには目に潤いを与えたり涙成分を分泌したりする成分が有効です。また、炎症を抑える成分も含まれていると安心です。効果のある主な成分には以下のものがあります。

• 目に潤いを与える：コンドロイチン硫酸エステルナトリウム　など
• 涙成分の分泌を助ける：ビタミンA
• 炎症を抑える：グリチルリチン酸二カリウム・イプシロン-アミノカプロン酸　など

年齢と共に涙の量が減ることで、ドライアイになりやすくなります。涙は角膜の保護をしている側面もあるため、涙の量が少なくなると目薬に含まれる防腐剤が角膜を刺激して傷つけてしまうこともあります。

防腐剤はコンタクトに使用できないも場合が多いので、ドライアイの方やコンタクトを使用している方には防腐剤無添加の目薬をおすすめします。

血管収縮剤は目の充血を改善する成分です。しかし、血流を阻害していまい疲れ目の緩和には逆効果となります。市販の目薬にはよく含まれている成分ですのでよく確認しましょう。血管収縮剤としてよく使用される成分は以下になります。

• 塩酸ナファゾリン・塩酸フェニレフリン・塩酸テトラヒドロゾリン　など

コンタクトを着装したまま一般の目薬を使用すると、レンズの寿命を縮めることもあります。目薬のパッケージなどに書かれているコンタクトの注意書きを必ず確認しましょう。ハードコンタクトで使える目薬は多いですが、ソフトコンタクト着装時に使える目薬は限られてきます。特に防腐剤の含まれているものは避けましょう。

防腐剤は多くの目薬に含まれ、目薬の中で細菌が繁殖するのを防いでいます。しかし、防腐剤の一つである塩化ベンザルコニウムはソフトコンタクトを装着したまま使うと、角膜に悪影響を与える可能性が高いといわれています。また、レンズにも悪影響を及ぼします。長期保存は難しいですが防腐剤を含まない目薬の使用をおすすめします。

目薬は正しく使うことで最大の効果が現れ、副作用が抑えられます。また、目薬の汚染も防ぎ安全に使用できるようになります。

• 石けんで手を洗う（手の雑菌を流し点眼薬を汚染しないため）
• 下まぶたを軽く引いて点眼（基本1滴、容器の先端がまぶたやまつげに触れないように）
• まぶたをしばらく閉じておく（1～5分、まばたきをしない、目頭を圧迫するのも効果的）
• あふれた液はティッシュで拭き取る（接触性皮膚炎を防ぐ）

目薬で加齢からくる目の症状を緩和させることはできますが、老眼自体の治療はできません。老眼になると近くの文字が見にくくなり、スマホの文字も見づらくなります。それがストレスになっている方も多いのではないでしょうか。そんなストレスの解消のためにも老眼鏡はおすすめです。最近ではおしゃれな老眼鏡も多いのでぜひチェックしてみてください。

この記事では、おすすめの目薬や選び方などをご紹介しました。目薬で老眼自体の治療はできませんが、疲れ目やかすみ目などの症状を緩和して快適な毎日を過ごしましょう。

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