おすすめのママチャリ15選｜価格帯から選び方まで詳しく紹介！

今も昔も、ママチャリは主婦や学生の強いミカタです。「歩いて買い物をするのは辛い」「免許がないから車やバイクに乗れない」といったケースにおいては、手頃な足としてママチャリが大活躍します。その特性から、通勤にママチャリを使うビジネスマンも珍しくありません。

そんな幅広い需要が後押しして、現在はさまざまなメーカーがママチャリを製造しています。価格や機能がバラバラなぶん、「結局どのママチャリを買えばいいの？」と疑問を持つ方も多いかもしれませんね。

今回は、ママチャリの購入を検討している方に向けて、おすすめのママチャリとその選び方について詳しく紹介します。自分に合ったママチャリを手に入れられれば、買い物や通学といった日常生活をグッと楽にできますよ。

端的にいえば、ママチャリとは「シティサイクル」の俗称として使われている名前です。ここでいうシティサイクルとは、マウンテンバイクやロードバイクのような自転車の一種で、その名の通り「街乗り用」に特化しています。

乗りやすさに重きを置いて設計され、女性でも気軽に乗れるといった特徴から、ママチャリと呼ばれているのです。荷物を載せるためのカゴや夜間走行に役立つライトなどが標準装備され、汎用性の高い自転車として認知されています。

中には、パンクレスタイヤや電動アシスト付きなど、より走りやすさを重視したママチャリも少なくありません。国産のみならず海外ブランドのママチャリも多く、その高いデザイン性からおしゃれさを重視する方から人気を博しています。

ママチャリを購入するうえで、最も気になりやすいポイントが価格です。とりわけママチャリは、価格帯の幅が広く、おおまかに1万円～5万円前後が目安となります。価格帯から判断をすれば、2万円～3万円前後がママチャリの相場です。

中には、安さを重視したママチャリも販売されていますが、安価なママチャリは相応のデメリットがある点を留意しておきましょう。以下では、安いママチャリと高級なママチャリの違いについて簡潔に紹介します。

ママチャリは、新車であっても1万円台から購入できます。ですが、安いママチャリは走行性と耐久性に乏しいケースも少なくありません。たとえば、漕ぎやすさを調整できる変速機が備わってていないケースも多く、よくも悪くもシンプルな設計となっています。

パーツのグレードも低い目で、メンテナンスや修理の頻度が高くなりやすい分、長期の使用には不向きです。「余計な機能は必要ない」「コストを重視したい」といった方であれば、1万円台のママチャリを検討しましょう。

ママチャリの中には、5万円や10万円を超える高級ママチャリも存在します。こちらは、多段変速やオートライトなどの機能性に富んだママチャリがほとんどで、本体の耐久性も申し分ありません。加えて、自転車の保証期間も長期（5年以上）に渡るものが多く、末永く使い続けやすいのも魅力です。

「通勤通学にずっと使える自転車が欲しい」「乗り心地や快適さを重視したい」といったケースであれば、高いママチャリを検討するのも手です。もちろん、おすすめの自転車は価格別に存在するので、予算を考慮したうえで選んでください。

ここでは、予算に併せてママチャリを選びたい方に向け、おすすめのママチャリを価格別に解説をしましょう。手頃なママチャリから高級なママチャリまで、幅広く取り揃えています。

ママチャリは、街乗りであれば何にでも使える汎用性の高さが魅力の自転車です。とはいえ、購入する目的が明確であるほど、ママチャリに欲しい機能や特徴などが把握しやすくなります。たとえば、通勤通学のためにママチャリを購入する場合、パンクレスタイヤや多段変速などを備えたママチャリがおすすめです。

通勤通学は毎日の使用が前提となるため、ママチャリも耐久性や走行性を重視してください。また、子供の送迎にママチャリを利用する場合は、チャイルドシートの有無（または後づけ可能か）を確認しましょう。

ママチャリの本体に使われる素材は、スチールやアルミなどが一般的です。素材の種類は、ママチャリの特徴にも影響を与えます。たとえば、スチールが使われるママチャリの多くは、高い耐久性を備えています。一方、アルミのママチャリは速度を出しやすく、快適な走行性が魅力です。

中には、軽さ・丈夫さを兼ね備えたチタンやカーボンなどを使ったママチャリもあります。もちろん、これ以外の素材や合金などが使われるケースもありますが、理想のママチャリを選ぶため、素材別の特徴を把握しておきましょう。

ママチャリには、24インチ～28インチのタイヤが使用されます。それぞれの特徴ですが、小さいタイヤ（24インチ前後）は軽くて加速しやすいのが魅力です。一方の大きいタイヤ（28インチ前後）は、最高速が出やすい利点があります。

特徴を考慮すると、買い物など近場で乗る場合は、取り回しがしやすい小さいタイヤを選びましょう。反対に、通勤通学などの長距離を想定する場合は、速度を出しやすい大きいタイヤがおすすめです。また、さまざまな用途にママチャリを用いる場合は、バランスのとれた中間の大きさ（26インチ前後）を選択してください。

ここでいうBAAマークとは、自転車協会が認定する安全基準を満たす自転車の印です。細かい解説は割愛しますが、このマークが付いた自転車は、「安全性の高い素材が使われている」「ブレーキやライトの性能が高い」といった判断ができます。

極端に安い自転車には、このBAAマークがついていないケースもしばしばです。安全基準を満たしていないママチャリは、事故のリスクが高くなります。自分の身を守るためにも、ママチャリをはじめとする自転車の購入は、必ずBAAマークの有無を確認しましょう。

手軽に使えるママチャリといっても、パンク修理やチェーン交換などのメンテナンスは欠かせません。ママチャリを購入する際は、ショップのアフターケアを確認しましょう。しっかりメンテナンスをおこなってくれるお店であれば、ママチャリを末永く使いやすくなるほか、万が一のトラブルにも安心できます。

アフターケアのない場合は、別途でメンテナンスや修理を手掛けるお店を探しておくのも手です。もちろん、手先が器用な方であれば、自身の手でママチャリのメンテナンスを手掛けてもかまいません。

概要の項で述べた通り、ママチャリの中には電動アシストを備えた自転車も数多く存在します。ここでは、電動アシスト付きのママチャリを検討する方に向けて、電動アシストのメリットやデメリットを簡単に解説しましょう。

電動アシストは、その名の通り「電気の力で走行を補助する機能」です。バイクのように自走するわけではなく、あくまで漕ぐ動作をサポートするのを目的としています。ペダルを漕ぐのに強い力が不要となるため、坂道発進でも楽にママチャリを動かせます。

子供や荷物をママチャリに載せても、電動アシストがあればほとんど速度に影響を与えません。路面や積載量にかかわらず、電動アシストは快適な走行を約束します。おまけに、電動アシストはガソリンのような燃料を使わないので、環境に優しい点もメリットに挙げられます。

電動アシスト付きのママチャリは、モーターやバッテリーが搭載されているので、本体が重くなりります。加えて、価格や維持費が高くなりやすく、一般的なママチャリよりも操作性やコストの面で劣りがちです。このほか、充電する手間がかかる点なども、デメリットとして挙げられます。

メリットとデメリットを考慮すれば、電動アシスト付きは「足腰が弱い方」や「荷物を載せるケースが多い方」または「予算が潤沢な方」におすすめです。もちろん、電動アシスト付きにも価格や機能に差はあるので、しっかり吟味したうえで選ぶのを推奨します。

最後に、ママチャリのオプションについても触れておきましょう。ママチャリには、外付けのバックミラーや傘スタンド、サドルカバーなどのアイテムがたくさん存在します。これらのアイテムは、ママチャリの走りやすさや安全性の向上に役立つものばかりなので、一緒に購入を検討するのも手です。

また、タイヤの空気入れやパンク修理パッチなどがあれば、ちょっとしたメンテナンスの際に重宝します。いずれも、ママチャリの購入と併せて選んでおくのをおすすめします。

今回は、おすすめのママチャリとその選び方について詳しく紹介しました。汎用性が魅力のママチャリといっても、その種類や選び方は人によって変化します。自分に合ったママチャリは、日常生活の時短や移動範囲の拡大などに貢献し、生活の質を大きく向上させられますよ。