fon光が評判悪いってほんと？口コミや開通のメリットデメリットを紹介

fon光は光回線サービスの1つで、NURO光の光回線を利用している点が特徴的です。上の表ではfon光とNURO光の共通点・相違点をまとめていますが、大きな違いをピックアップすると以下の通りです。

• 戸建の月額料金はfon光が安い
• マンション専用プランがあるのはNURO光
• 通信速度の実測値はfon光の方が速い傾向がある
• 解約金はfon光が安い
• NURO光は43,000円キャッシュバックキャンペーンを開催中

光回線を選ぶ時は口コミを参考にするのも有効な判断方法と言えます。fon光に関して本記事では引用できる口コミがありませんが、インターネット上でどんな評価がされているかをまとめているのでぜひ参考にしてください。

fon光が好印象を集めているポイントとして「通信速度の速さ」「月額料金の安さ」が挙げられます。NURO光の回線を使っており、下り最大2Gbpsの速度は動画視聴・オンラインゲームを楽しみたいユーザーからも評判を集めています。

また5,000円～6,000円台の月額料金の光回線サービスが多い中で、4,000円台の月額料金も魅力的に感じる人が多く見られます。

悪い口コミで特徴的なのが「工事対応の遅さ」です。一般的な回線工事は1～3ヶ月程度の時間が必要でfon光の工事期間もこれに含まれます。そのため「fon光だから遅い」のではなく新規申込者の住居環境・インターネット環境によって工事に時間を要するケースが大半だと考えられます。

fon光では光回線が開通するまでの間、ポケットWi-FIがレンタル可能です。またfon光はNTT系列の回線を使用しないNURO光の独自回線のため、工事が完了してから以前の光回線を解約すれば、インターネットの使えない期間はなくスムーズに移行させられます。

ここからはfon光の特徴として大きいものをメリット・デメリットとして解説していきます。またメリット・デメリットを踏まえた上でどんな人におすすめでき、どんな人におすすめしにくいかについても解説しています。

上の表は各光回線サービスの通信速度の目安をまとめたものです。契約しているプランやインターネット環境によって実際の通信速度は変わりますが、fon光は他社よりも平均的に通信が速いと言えます。特に上り速度が速いため、WEB会議はもちろん動画配信にもおすすめです。

※実質料金＝( 諸費用 + 利用期間中の月額料金の総額 - 特典による割引 ) ÷ 利用期間

fon光のメリットは月額料金が安い点です。NURO光の回線を利用しながらもNURO光の契約よりも安い月額料金で済みます。キャッシュバックや月額の割引などの特典はないものの、長期的に使用するほど実質料金が下がり、5～6年の間でNURO光よりも安くなります。

NURO光は特典が一見魅力的ですが、長期利用するほど特典のお得感はなくなり、むしろ5年を超えて利用するとfon光よりも実質料金は高くなります。5年以上同じ光回線を利用するならfon光がおすすめです。ただしマンションの場合は専用プランがあるNURO光の方がお得です。

多くの光回線サービスは「新規申込で〇万円キャッシュバック」「月額料金を〇ヶ月間割引」などの魅力的な特典を前面に打ち出しています。しかしこれらは利用期間が長くなるほどお得感が薄れ、実質料金が高くなっていくデメリットが隠れています。

また特典を適用させるために、長期利用をせざるを得ないプランの選択や有料オプションの加入が条件になっているケースが多いです。一方でfon光には目立った特典はない分、月額料金が安くその後の料金は永久に変わりません。長期利用する人ほどfon光がおすすめできます。

fon光の契約期間は最初の更新までは3年間、以降は2年ごとの自動更新になっています。以前は契約期間満了より前に解約すると21,780円(税込)かかっていましたが、2022年7月1日以降の契約の場合は3,148円(税込)に変更になりました。

なお大きく解約金が変わったのは、電気通信事業法の改正に伴い、解約金が「月額料金1ヶ月分相当分まで」と変更されたためです。そのため、もともと月額料金の安いfon光は他社の解約金より比較的安いと言えます。

ただしfon光の工事費に関しては、契約期間中の分割払いで同額の割引が受けられるシステムにより実質無料となっています。そのため契約期間中に解約すると、分割払いと同額の割引がなくなるため工事費の残額を支払う必要があり、短期利用や急な引越しの可能性がある人には不向きと言えます。

fon光の工事期間自体は他社の光回線と大差はありません。しかし他社では1回の工事で済むのが、fon光はNURO光独自の高速回線となり、専用の工事が必要なため工事を2回に分けています。

工事内容は宅内へとケーブルを引き込む宅内工事と電柱からケーブルを引き込む屋外工事です。いずれも立ち合いが必要ですが、各工事は1回30分～1時間程度で終わります。

どうしても立ち合いに時間を割くのが難しい場合は、家族や友人など代理人に立ち会ってもらうようにしましょう。事前に代理人の立ち合いの旨を伝えるのと、契約者本人と連絡可能な状態が条件です。

上の表はfon光を始め、代表的な光回線サービスの料金をまとめています。工事費に関してはいずれも実質無料特典があります。通信速度はドコモ光やソフトバンク光で5ギガ・10ギガなどのプランがあり、より高速なプランも選択可能です。

またドコモ光の場合はプロバイダ「GMOとくとくBB」とセットになっている方がキャッシュバック特典やWi-FIルーター無料レンタルの特典がありお得です。いずれにしてもfon光は、通信速度や月額料金の安さを重視したい人におすすめの光回線サービスと言えます。

ここからはfon光の契約・工事・利用開始といった一連の流れについて解説します。あくまでも目安で申込者の住居環境・以前の回線サービスなどによって異なる場合もあるので、詳細は申し込む際にfon光に確認しましょう。

申し込む前にまずは自分の住んでいる地域がfon光のサービス提供エリアに含まれているか確認しましょう。サービス提供エリア外の場合は残念ながらfon光で回線契約はできません。fon光公式サイト内の検索で住所と建物の種類を選べばfon光の提供エリアの確認ができます。

fon光の公式サイトから申し込み用フォームにアクセスできます。契約者情報や設置先住所などの必要な情報を入力して送信しましょう。なおこの時にオプションの選択もできます。fon光の有料オプションには以下のようなものがあり、後から追加も可能です。

• NURO光でんわ　月額330～550円(税込)
• PC環境サポート　月額550～880円(税込)
• ひかりテレビ　月額1,100円(税込)～
• 電気とセット
• クラウドバックアップ　

fon光では2回の工事が行われ、宅内工事も屋外工事も立ち合いが必要です。公式サイトで申し込んだ後、fon光から契約内容確認の電話がありますが、その時に1回目の工事日も決定します。2回目の工事は1回目の工事が完了してから予約を行いますが、約1～2週間後からの予約となります。

2回目の工事が完了した後、宅内機器の設定を行い接続に問題がなければ全工程終了です。光回線が開通しインターネットの利用が開始できます。なお光回線工事では基本的に配管を利用するため、壁に穴を開けませんが、建物の状態次第では穴開けが必要になる場合もあります。

ただし、その場合は必ず事前に説明があり、了承のない状態での工事は行いません。壁に穴を開けるのが無理な場合は、無料で工事をキャンセルできます。

ここではfon光に関するよくある疑問点についてまとめています。高速通信が魅力のfon光ですが、そもそも通信速度の目安を知りたい人や、提供エリアの詳細について知りたい人などはぜひチェックしてください。

fon光の提供エリアは上の表の通りです。ただし上記のエリアに該当する場合でも、お住まいの場所によっては提供エリア外になる可能性があるため、公式サイトで確認するのを推奨します。

fon光ではAmazonギフト券プレゼントキャンペーンを行っています。期間限定ですが、8月中にも同様のキャンペーンが開催されていたため、今後もなにかしらのキャンペーンを開催している可能性は高いです。随時公式サイトのキャンペーン情報をチェックしましょう。

上の表は代表的なゲームタイトルと、それらに推奨される通信速度の目安をまとめています。なおPing値とは送受信にかかるタイムラグで値が小さいほどレスポンスの速さに優れています。通信速度は通常、各光回線の最大速度ではなく平均速度を目安にします。

fon光は回線速度は速いのは前述でも解説しましたがPing値は11.54msと、素早いコマンド入力が求められる対戦ゲームでも快適にプレイできます。なお速度が遅いと感じた場合は、回線だけでなく、コンピュータのスペックや状態・インターネット環境もチェックするようにしましょう。

まとめとしてfon光は「長期的に利用し、安定した高速通信と月額料金の安さ」を求める人におすすめです。戸建住宅でなく集合住宅の場合は専用プランがあるNURO光も検討してみてください。自分に合った光回線でインターネットを快適に利用しましょう。