沖縄で肝斑治療ができるクリニックおすすめ10選｜保険適用は？選び方も

30代から50代の女性で「なんだか最近顔がくすんでいる…」「両頬に大きなシミが出てきた…」という方はもしかすると肝斑かもしれません。肝斑は紫外線やホルモンバランスの乱れなどが原因でできる左右対称のシミの一種です。

肝斑は比較的大きな範囲に現れるので、顔が暗くくすんで見えてしまいます。ストレスも肝斑に影響があると言われており、「肝斑のストレスでさらに肝斑が酷くなる」という悪循環を招く可能性があるので、できるだけ早めの治療がおすすめです。

また、シミとは治療法が違うため、正しい肝斑治療が必要です。本記事では肝斑の原因や治療法を解説するほか、沖縄で肝斑治療が受けられるクリニックおすすめ10選をご紹介します。肝斑にお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。

肝斑とは、紫外線やホルモンバランスの乱れなど、さまざまな要因で現れるシミの一種で、主に30代から50代の女性に見られる症状です。両頬・あご・鼻の下などにできる薄茶色の色素斑で、境がはっきりしないぼやけた形・左右対称で現れ、閉経を迎えると徐々に薄くなっていきます。

それに対しシミは輪郭がはっきりしており、左右対称のものは少ないので見分けがつきます。ただし、肝斑とよく似た「後天性真皮メラノサイトーシス」という症状があり、主に女性の頬に左右対称に現れます。

両者の判別は素人には難しく治療法も違います。そのため、肝斑が気になった時はきちんと専門医に診断してもらい、適切な治療を受けることが大切です。

肝斑治療のひとつは、内服薬・外用薬による治療です。ホームケアできるので比較的安価で始められる肝斑治療です。

• トランサミン（トラネキサム酸）内服薬

【メリット】

美白効果がある

【デメリット】

血栓を定着化させてしまう可能性があり、脳梗塞・心筋梗塞・血栓性静脈炎など、血栓ができやすい既往のある方は服薬できない。

稀にかゆみ・眠気の副作用がでることがある

• シナール（ビタミンC）内服薬

【メリット】

コラーゲンを作る・抗酸化作用・美白効果・風邪予防に効果的

• ハイドロキノン外用薬

【メリット】

メラニンを抑制する・美白効果・広い範囲に塗布できる

【デメリット】

かぶれ・赤みを引き起こすことがある

ピーリングとは、専用の薬剤を使用して肌表面の古い角質を取り除き、さまざまな肌トラブルを改善する治療です。古い皮膚を剥いて生まれ変わらせることができます。

【メリット】

• 肌の透明感が上がる
• 肌のキメが整う
• 肌がしっとりする
• ニキビ予防になる
• シミや肝斑が薄くなる

【デメリット】

• 肌がデリケートになる
• 紫外線の影響を受けやすくなる
• 痛みやかゆみが出ることがある

低出力のレーザーを照射し、肌内部にあるメラニン色素を少しずつ破壊する治療方法です。周囲の組織にダメージを与えることなくメラニンを減少させられます。そばかすや色ムラ・シミもケアできます。

【メリット】

• 肌へのダメージが少なくかさぶたになりにくい
• シミやクスミにも有効

【デメリット】

• 複数回通わないと効果を実感しにくい

波長の異なる2種類のレーザーを照射し、患部のみに作用するレーザー治療です。健康な肌にダメージを与えにくいのが特徴で、従来のレーザー治療よりも低リスクで治療が行えます。

レーザーの照射モードを変えられるので、肝斑やシミが混在している人におすすめな治療方法です。

【メリット】

• 健康な肌にダメージを与えにくい

【デメリット】

• 痛みを感じることがある
• 赤みやかさぶたが生じることがある

低出力のレーザーを複数回に分けて患部に照射する治療方法です。健康な肌へのダメージを抑えて肝斑のケアができます。肌の弾力も増し、美肌効果もあります。

【メリット】

• 肌へのダメージが少ない
• シミやクスミにも有効

【デメリット】

• 複数回通わないと効果を実感しにくい

肝斑は健康に害があるものではないため、残念ながら保険適用にはなりませんが、皮膚科で処方されるビタミンCやビタミンEなどの内服薬は保険が適用される場合があります。

ただし、肝斑に効果のあるトラネキサム酸は保険適用外です。内服薬に関しては、事前に保険の適用が可能か確認しておくといいでしょう。

肝斑治療は自由診療のため、クリニックによって値段が異なります。

肝斑治療は複数回通う必要があることを念頭に置いて、総額が予算内に収まるかを確認しておきましょう。とはいえ、安すぎるところはアフターケアなどでどんどん追加料金を取られることもあるので、値段が安いところを検討するときはより慎重になりましょう。

やはり何よりも気になるのは仕上がりの良さ。実績や医師の腕前は必ずチェックしましょう。チェックの仕方については、まずはホームページの症例数の多さを確認しましょう。

症例数・実績のほか、自分と症例が似ている人がどれぐらいきれいになっているかも確認してください。UVカメラで撮影したものや、ビフォーとアフターで背景や照明の加減などをなるべく同じ条件下にしているものなどを参考にしましょう。

肝斑治療は複数回クリニックに通う必要があるので、自宅や職場の近くなどできるだけアクセスのいいクリニックを選びましょう。

また、ピーリングやレーザー治療後は紫外線に敏感になっていることから、地下鉄などから直通のビルに入っているクリニックなどもおすすめです。

クリニックによって導入している設備が違います。肝斑治療には複数の施術メニューがあるので、設備によっては受けたい施術を受けられない可能性があります。特にピコレーザーはまだ導入していないクリニックが多数あります。

ホームページを見れば、受けられる施術メニューや導入されている設備を確認できるので、クリニックを決める前に目を通しておきましょう。

施術後「こんなハズではなかった」と後悔しないために、カウンセリングを親切丁寧に行ってくれるクリニックを選びましょう。

心おきなく施術に臨めるように、不安なことは遠慮せずすべて相談し、誠実に対応してくれるクリニックを選ぶことが重要です。費用の面でもホームページで分かりにくかったことなどはすべて明確にしておきましょう。少しでも蔑ろにされたり、雑に扱われたりするなど違和感を感じるクリニックは選ばないでください。

何度も通うクリニックなので、雰囲気も気に入るところが見つかるとベストですね。待合の明るさや雰囲気・スタッフの対応など、カウンセリング時や口コミを参考にチェックしておきましょう。

待合いや診察室・施術室・施術後のメイクブースなどホームページから確認できるので、目を通しておくと安心です。

施術後も、内服薬・外用薬の処方や術後の診察など、アフターフォローがあるクリニックを選ぶと安心です。治療後のホームケア指導など、綺麗になったお肌の維持についてケアしてくれるところがおすすめです。

治療後にかゆみや赤み、腫れなどがトラブルが生じたときのアフターフォローについて明確に提示しているクリニックを選びましょう。

実際にそのクリニックで施術を受けた人の口コミは何よりも一番参考になります。前述した「医師の腕前」「クリニックの雰囲気」「施設の衛生管理」「医師・スタッフの対応」など、ホームページの写真では分からない情報が手に入ります。

いい口コミだけでなく悪い口コミも確認し、ご自身が好印象を持ったクリニックにカウンセリングの予約をしてみましょう。

「肝斑治療とあわせて自宅で少しでもケアしたい」「毎日のお手入れで美肌を目指したい」という方も多いでしょう。そんな方におすすめのローションをご紹介します。乾燥を防いでハリ・ツヤのある肌を手に入れましょう。

肝斑がでてくると顔色が暗くなり、心まで憂鬱になってしまうもの。昨今、マスクで隠れてはいるものの人前でマスクを外すのを躊躇してしまう…。もしそんな風に悩んでいるのなら、勇気を出し、思い切って治療しましょう！美肌を手に入れてさらに人生を楽しんでください。