タフトブラシのおすすめ12選｜子ども向けの小さめも！使い方・注意点も紹介

タフトブラシは、通常の歯ブラシでは届かないような隙間を磨くのに適している歯ブラシです。また、通常の歯ブラシよりもブラシの面積が小さいく、毛束が小さくまとまっている歯ブラシでもあります。

タフトブラシは、子どもの仕上げ磨きにもぴったりです。「タフトブラシを購入したいけど、具体的にどういった商品がおすすめなのか知りたい」「自分の歯に合ったタフトブラシってあるの？」このような方もいます。

この記事では、タフトブラシの特徴や選び方、おすすめ商品などについて解説します。これからタフトブラシの購入を考えている方は、ぜひこの記事を参考に選んでみてください。

タフトブラシとは毛先が小さくまとまっている歯ブラシです。歯の隙間汚れを取り除きたい方・歯周ポケットをしっかりとケアしたい方におすすめします。

また、タフトブラシは虫歯予防先進国であるスウェーデンが発祥と言われており、スウェーデンではタフトブラシを積極的に取り入れています。

タフトブラシは毛先が1つに小さくまとまっているので、歯並びが悪い方におすすめです。通常の歯ブラシでは磨ききれない歯の隙間に使用することができます。歯並びが悪い部分は、特に1本1本丁寧に磨くように心がけましょう。

タフトブラシは歯周病の方にも適しています。歯周病は歯と歯茎の境目の掃除が行き届かないでいると、細菌が留まり炎症を起こしてしまい歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。タフトブラシは歯と歯茎の間に入りやすいので、通常の歯ブラシでは届かない場所までしっかりと磨けます。

タフトブラシは歯科矯正や入れ歯をしている方にもおすすめです。歯科矯正時は複雑な構造のワイヤーの周りを磨く必要があり、通常のブラシでは大きすぎてしっかりと磨けない場合があります。また、入れ歯のばねをかける歯は、通常のブラシでは磨き残しがある場合が多いです。タフトブラシは細かい隙間の汚れを取り除くのに適しています。

タフトブラシを選ぶ際、歯の状態が健康で口腔に問題がなければ硬さがふつうのタフトブラシを選ぶのがおすすめです。商品によっては「M　メディアム」と記載されている場合もあります。

柔らかめのタフトブラシは、歯茎の痛みが気になる方におすすめです。ほかにも、歯と歯の間などを重視して磨きたい方にも向いています。ただし、柔らかめだと毛先が硬いものよりも汚れが落としにくいです。なので、汚れを落とすことを重視している方は普通・硬めを購入するようにしてください。

「しっかりと磨いている感覚が欲しい！」といった方には硬めがおすすめです。ただし硬めは力を入れすぎると、歯茎を傷つけてしまう可能性もあります。ですので気になる部分を硬めで磨き、通常時は普通や柔らかめにするといった使い方をするのもひとつの方法です。

タフトブラシでは、毛の形で選ぶのも重要です。山型は毛先の先端が細く、歯の隙間などをしっかりと磨くのに最適です。歯と歯茎の境目を磨くのにも向いています。また親知らずをキレイにするのにもおすすめです。

ほかにも歯科矯正している場合・歯並びが悪い方などは、通常の歯ブラシだと磨き残しが目立ちます。そのような場合に山型のタフトブラシを使用すると、通常のブラシでは取り除けなかった細かい隙間をキレイに掃除してくれるので便利です。

歯周ポケットをしっかりと取り除きたい場合には、平型がおすすめです。平型は山型のものよりも毛先が長く作られています。そのため、歯周ポケットまでしっかりと届いて汚れを除去してくれるのです。

また歯周病によって深まった歯周ポケットも、平型のタフトブラシを使うとしっかりと奥まで届き磨けます。ほかにも平型のタフトブラシは、ペット用や子ども用としても使われている場合が多いです。

「タフトブラシを使って奥歯をしっかりとケアしたい」という方も多いです。そんな方には、ハンドルがカーブしているタフトブラシを選ぶようにしてください。ハンドルがカーブしていると、唇に引っかかりにくく奥歯に届きやすいです。

タフトブラシには「タフト24」「タフト20」といった商品があります。2つの違いとして、「タフト24」は硬さが6種類ありどんな方にも合わせやすい商品です。また一般的な歯ブラシよりもたくさんの毛を植毛しており、汚れを効率的に落とすのが可能です。

一方「タフト20」は、乳歯・永久歯どちらにも対応しているブラシです。噛みグセのある子どもやプラークがネバネバしている子どもにも向いています。1本1本の毛先が斜めにカットされているので、歯を傷つけずしっかりと汚れを落とせます。

「タフトブラシの使い方がいまいち分からない」このような方も多いです。タフトブラシを使う時は、持ち方や動かし方がとても重要。また交換のタイミングとしては、毛穴が開いてきたら交換するのがおすすめです。下記では、タフトブラシの使い方を紹介しています。

• 歯と歯茎の間を磨く場合・・・歯茎に沿ってタフトブラシを動かす
• 歯と歯の隙間を磨く場合・・・振動させながら小刻みに動かす
• 歯並びが悪い部分を磨く場合・・・ブラシの毛先を上下に動かす

タフトブラシを使用する際の注意点として、食べカス・歯垢が気になるからといってゴシゴシと磨きすぎるのは好ましくありません。歯茎を傷つけてしまう場合があるので、気をつけてください。タフトブラシを初めて使用する方は、力加減や動きなどに気をつけて使用するのが大切です。

また、タフトブラシはペンを持つようにして持って磨くと適度な力加減でキレイに磨けます。鏡を見ながら磨き残しがないか確認するのが重要です。

「タフトブラシを旅行などで衛生的に持ち運びたい！」このような方も多いです。そんな方におすすめなのが衛生的に持ち運びできる歯ブラシケース。下記で紹介している商品は歯ブラシだけでなく、歯磨き粉や糸ようじなども収納可能です。

こちらの記事も併せてご覧ください。

タフトブラシの特徴・おすすめ商品・使い方などについて解説してきました。タフトブラシは通常の歯ブラシでは届きづらい隙間を磨くのに最適です。この記事を参考に、自分に合うタフトブラシを日々の歯磨きに取り入れましょう。

こちらの記事も併せてご覧ください。