水彩色鉛筆のおすすめ20選｜初心者向けからプロ向けまで！

水に溶けやすく、水彩画のような繊細なタッチが楽しめる水彩色鉛筆。見た目は普通の色鉛筆と同じですが、色を塗った部分を水で塗ると絵の具のように淡く広がります。子どもから大人まで楽しめ、初心者からプロまで幅広く使えるアイテムです。

水彩色鉛筆には芯の硬さによってさまざまな種類があります。12本や48本など入っている色鉛筆の数もさまざま。ラインナップが豊富なので、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

この記事では水彩色鉛筆のおすすめ20選をご紹介します。水彩色鉛筆の選び方や人気メーカーまで詳しく紹介しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

水彩色鉛筆は普通の色鉛筆と見た目は同じですが、水に溶けやすい性質を持っています。水彩色鉛筆で描いたところに水を垂らすと色が絵の具のように淡くにじみ、水彩画のような繊細なタッチに仕上がります。

もちろん普通の色鉛筆としても使えるので、水彩色鉛筆があると表現の幅もぐっと広がります。大人はもちろん子どもでも扱いやすく、初心者からプロまで幅広く使えるのも水彩色鉛筆の魅力です。

細かい線やはっきりとした絵が描きたいときは、芯が硬い硬質の水彩色鉛筆がおすすめです。芯が硬いので筆圧が高くても折れにくく、芯の減りも遅いので長く使えるのも嬉しいポイントです。広い面積を塗るには不向きなので、細かい部分を塗りたいときや建物や人物の輪郭を描きたいときにぴったりです。

硬質と軟質の中間の硬さである中硬質は、硬質よりも水に溶けやすく軟質よりもはっきりと描ける特徴があります。色鉛筆と水彩色鉛筆のいいところを兼ね備えているため、初めて水彩色鉛筆を使う人にもおすすめの硬さです。価格もリーズナブルなものが多いので手に取りやすいのも嬉しいポイントです。

柔らかく水に溶けやすい軟質の水彩色鉛筆は、硬いものよりも芯が太い作りになっています。細かい部分を塗るのには適していませんが、広い面積を塗ったりナチュラルな線を描きたいときに向いています。筆圧が弱くても簡単に描けるため、小さな子どもでも扱いやすいタイプです。

小さな子どもが使う場合や水彩色鉛筆を試してみたい人は12色のセットがおすすめです。赤・青・黒などの基本的なカラーが揃っており、筆圧で濃淡を調節することでさまざまな色を表現することができます。少ない色数はケースもコンパクトなサイズ感なので、持ち運んで使いたい人にもおすすめです。

基本的な12色に加えて、濃淡の異なる幅広いカラーがプラスされたのが24・36本のセットです。基本的なカラーと濃淡が揃っているので、24・36色セットがあれば思い通りの色が比較的表現しやすいのがメリットです。12色だと色数が物足りないため、初心者なら24・36色セットがおすすめです。

上級者やプロなど、本格的にイラストを描きたい方には48色以上のセットがおすすめです。120色や180色などの豊富なカラーがセットになっているものもあり、同じカラーでも絶妙に異なる濃淡が揃っています。濃淡の異なる色を組み合わせたり重ね塗りしたりすると表現できる色味も広がります。

水彩色鉛筆には丸・三角形・六角形など軸の形状もさまざまです。丸や六角形の軸だと安定して持つことができ、長時間塗る場合にも疲れを感じにくいのが嬉しいポイントです。三角形の軸だと正しい持ち方が学べると言われているので、小さな子どもが使うなら三角形の軸もおすすめです。

水彩色鉛筆を収納するケースの形状にも着目して選びましょう。一般的な平型はすべての色が一目でわかりスムーズに取り出せますが、かさばるので持ち運びには向いていません。筒型はスリムでコンパクトなサイズ感が魅力で、持ち運んで外出先で使う場合や収納場所が少ない方にもおすすめです。

水彩色鉛筆で描いた絵を販売するなら、作品が色あせないようにながく残すことが重要になります。特に紫やピンクなどは2年も経たずに色が抜けてしまう場合もあるので、しっかりと色を残せるように耐光性があるものを選びましょう。耐光性テストを実施しているメーカーも多いので、パッケージの耐光性表示もチェックしてください。

水で溶かさずに普通の色鉛筆と同じように使いたいなら、水で溶かさなくても発色のいいものを選びましょう。発色の強い水彩色鉛筆を選ぶとドライで使用しても鮮やかな線が描けます。

水彩色鉛筆は、水に溶かさないと色を混ぜたり重ね塗りをしたりするのに向いていません。色を重ねて使いたい場合は、幅広い濃淡のカラーが揃っている色数が多いものを選ぶのがおすすめです。

細い線で繊細なイラストを描きたいなら、芯が硬めの水彩色鉛筆を選びましょう。芯が硬めのものは細い線や細かい場所を塗るのに適しており、なめらかで精密なタッチが描けます。

芯が硬めの水彩色鉛筆は建物や人物の輪郭を細かく描きたいときにもぴったり。ハイライトを入れたいなら必ず白色が入っているものを選びましょう。

水に溶かして水彩風の繊細なタッチを表現したい場合は、水に溶けやすいものを選びましょう。芯が柔らかいものは水に溶けやすく、水を含んだ筆でなぞるとじんわりと淡く色彩が広がります。

水で溶かすと色が薄くなってしまうため、はっきりとしたイラストを描きたいなら顔料が濃いものを選ぶのも重要です。また普通の紙だと水で破れてしまう場合があるので、水に強い水彩画に適した紙を選ぶようにしましょう。

日本を代表する文房具メーカーである三菱鉛筆。三菱鉛筆の水彩色鉛筆を採用している教育機関も多く、小さな子どもが使うのにもオススメのブランドです。持ち運びに便利な12色セットからプロ向けの100色セットまで、幅広いラインナップから自分にあったものが選べます。

文房具や画材などを取り扱うドイツの文房具メーカーSTAEDTLER（ステッドラー）。ステッドラー独自の三角形の軸を採用しており、持ちやすく手にフィットしやすいので長時間使う人にもおすすめです。2歳から使えるジュニア向けの色鉛筆もあり、小さな子どもでも使える水彩色鉛筆も人気です。

水彩色鉛筆の代表的なブランドでもある、ドイツの文房具メーカーFABER-CASTELL（ファーバーカステル）。高品質な水彩色鉛筆が揃っており、鮮やかな色彩と水彩画の繊細なタッチが描けるのが人気です。数多くのプロのアーティストからも愛されており、入学・進学祝いでもおすすめのアイテムです。

水彩色鉛筆で水彩画を楽しむなら紙にもこだわる必要があります。普通の紙でも使えますが、水彩色鉛筆に適した紙を使うことで水彩画ならではの繊細なタッチを最大限に楽しめます。水彩色鉛筆に適した水彩紙も詳しく紹介しているので、こちらの記事も併せてご覧ください。

水彩色鉛筆のおすすめ20選と、水彩色鉛筆の選び方や人気メーカーまで詳しくご紹介しました。水彩色鉛筆は普通の色鉛筆ではできない繊細なタッチが楽しめ、表現の幅も広がります。ぜひこの記事を参考にして、水彩色鉛筆を選んでみてください。

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