香典返し用カタログギフトおすすめ7選｜失礼にならないためのポイントは？評判も

カタログギフトは、受け取った方が自由に品物を選べるのが魅力ですよね。葬儀の後に贈る香典返しの品物に迷ったときは、カタログギフトがおすすめです。

香典返しには、消えものと呼ばれる食品のカタログギフトが人気です。また、中にはのし紙や挨拶状が付いているものもあります。

本記事では、香典返しを贈るときのマナーや返礼品の選び方を紹介します。また、香典返しにおすすめのカタログギフト7選も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

香典返しとは、葬儀やお通夜でいただいた香典のお返しに品物を贈ることです。葬儀やお通夜の参列者にお礼として渡すのは会葬御礼と呼ばれ、香典返しとは異なります。

香典返しは、日本に昔からある風習です。葬儀を自宅で執り行っていた時代、遺族の負担を減らすために近所の人々は手伝いをしていました。

この時に葬儀をする家族は食事を振舞う習慣があったため、近所の人々は米を香典として持ち寄ったそうです。当時は香典返しはありませんでしたが、後に相手の不幸があった際に受け取った香典と同等の香典を持っていくようになり、香典返しの風習が根付いたといわれています。

香典返しは、香典のお礼の気持ちを伝えるとともに、葬儀や四十九日法要を滞りなく終えたことを知らせるものでもあります。そのため、四十九日法要を終えてから1ヶ月以内に贈るのが一般的です。

香典返しを渡す際は、直接手渡しするか挨拶状とともに郵送します。また、最近では葬儀の日に会葬御礼と香典返しを合わせて渡す当日返しも増えてきています。

香典返しの金額は、いただいた香典の金額の1/2～1/3ほどが目安です。当日返しをする場合は、2,500～3,000円ほどの品物を選ぶのが一般的です。

当日返しに用意した品物がいただいた香典に見合わなかった場合は、後日別の返礼品を贈ります。また、身内から高額な香典をいただいた場合は、必ず相場通りにお返しする決まりはなく、1/4程度の返礼品とお礼状を贈るケースもあります。

香典返しで避けるべき品物は、生肉・生魚・お酒です。生肉と生魚は殺生を連想させる食べ物なため、弔事では避けるべきとされています。

また、お酒はお祝いごとを連想させるため、香典返しにはあまり適しません。その他にも、お祝いで選ばれる縁起物のお菓子や華やかな品物は、香典返しに相応しくないので避けましょう。

カタログギフトは華やかなデザインの表紙も多いですが、香典返しには落ち着いたデザインのものがおすすめです。シックな和柄や装飾の少ないシンプルなデザインが、香典返しにはよく選ばれています。どの表紙にするか迷ったときは、故人のイメージに合わせて選ぶのも1つの方法です。

幅広いジャンルの商品が掲載してあるものを選ぶと、受け取った人が自由に選べます。お茶やお菓子、食材などの消えものから、ブランド品や旅行まで種類豊富にあると、年齢層に関係なく喜ばれるでしょう。

年配の方に贈る場合は、質のいい百貨店のカタログギフトを選ぶのもおすすめです。どこで買うか迷ったときは、高島屋などのカタログギフトもチェックしてみてください。

香典返し用のカタログギフトの中には、のし紙が付けられるものもあります。自分でのし紙を用意する負担を減らしたい方には、のし紙付きのカタログギフトがおすすめです。

シャディやリンベルといったカタログギフト専門店では、のし紙を無料で付けてくれるサービスがあります。カタログギフトを注文する際は、のし紙の有無を確認しておきましょう。

送られてきたカタログギフトが破損していたり、受け取った方が紛失してしまったりしたときのために、アフターフォローが充実していると安心です。

また、中には受け取った方が品物を申し込めたかどうか、送り主が確認できるサービスもあります。万が一のときのために、アフターフォローの内容はよく確認しておきましょう。

カタログギフトはインターネットから申し込むタイプと、はがきで申し込むタイプがあります。年配の方に贈る場合は、申し込みがしやすいはがきタイプがおすすめです。

はがきに品物の番号を記入して投函するだけなので、インターネットを使わなくても申し込みができます。カタログギフトによってはインターネットでしか申し込めないものもあるので、贈る相手に合わせて選びましょう。

シャディの香典返し向けカタログギフトは、洋風・和風の総合カタログギフトと、グルメカタログギフトがあります。また、コンパクトなカードタイプのカタログギフトも用意されています。

無料で挨拶状やのし紙を付けられるサービスがある他、包装紙も好みのデザインを選べるのが魅力です。お届け先のアドレス帳一括登録サービスを利用すれば、配送もスムーズに行えます。

ハーモックのカタログギフトは、全16コースある総合カタログギフトと、グルメ専門のカタログギフトがあります。どちらも和風と洋風の2種類があるため、贈る相手に合わせて選べるのが特徴です。

挨拶状やのし紙を無料で付けられるサービスがあり、配送も送料無料で行えます。実物を見て決めたい方は、サンプルを配布しているので請求してみてください。

リンベルのカタログギフトは、総合ギフトカタログが2種類と、食品とグッズが2冊に分かれているカタログギフトが11種類あります。また、無料でメッセージカードや挨拶状が添えられるサービスや、有料でオリジナルの挨拶状を印刷してもらえるサービスがあるのも特徴です。

香典返しを手渡しする場合は口頭でお礼の気持ちを伝えられますが、近年は郵送するケースも増えています。郵送する場合は、感謝の気持ちをこめてお礼状を書きましょう。

お礼状を書く際は忌み言葉を避け、句読点を使わないのがマナーです。以下におすすめのお礼状を1点紹介するので、参考にしてみてください。

場合によっては、香典返しをしなくてもいいケースがあります。たとえば、一家の大黒柱が亡くなり経済的に厳しい状況の場合は、香典返しを贈る必要はありません。

また、あらかじめ香典やお供え物を断っていた場合も、香典返しは贈らなくて大丈夫です。まれに香典を故人と関わりの深い事業や施設へ寄付することがありますが、その場合も香典返しは贈りません。

香典返しには、のし紙や挨拶状の付いているカタログギフトがおすすめです。幅広い種類の品物を掲載しているカタログギフトは、受け取った方が自由に選べる魅力があります。本記事を参考に、香典返しに贈るカタログギフトを選んでみてください。

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