ワイヤレスイヤホンの充電方法｜ケースで充電できない！接触不良？

スマートに使える「ワイヤレスイヤホン」は便利なアイテムですが、充電方法や充電の持ちが気になりますよね。購入後にワイヤレスイヤホンの充電の持ちが悪いと、残念な気持ちになります。しかし、YouTubeやTikTokといった動画や音声をメインとしたコンテンツにはワイヤレスイヤホンが最適です。　　　

ワイヤレスイヤホンは無線のブルートゥース、2.4GHz帯デジタルや赤外線を使って接続機器と繋げます。電波を飛ばす際に電気が必要なため、ワイヤレスイヤホンの充電は不可欠です。そのため、ワイヤレスイヤホンには充電器が付属品でついてきます。

本記事では、ワイヤレスイヤホンの充電方法や充電を長持ちさせるコツを徹底解説するので、気になる方はチェックしてください。また記事後半でおすすめのブルートゥースイヤホンも紹介します。接触不良で充電できないときの対処法やケースに入れっぱなしで充電していいのかなどの疑問も解説するので、ぜひ参考にしてください。

左右のイヤホンがコードでつながっている左右一体型・ネックバンド型のイヤホンは、付属のUSB充電ケーブルを用いて充電するのが一般的です。ケーブルの操作部分にあるUSB端子に充電ケーブルを挿して充電を行います。

完全ワイヤレスイヤホンの場合は、充電ケースにイヤホンを収納し、ケース自体にUSBケーブルを挿して充電をします。また、充電ケースはモバイルバッテリーの役割を果たすので、ケースを充電しておけば、電源がなくてもワイヤレスイヤホン数回分の充電が可能です。

ワイヤレスイヤホンの充電に、ACアダプターを使用する方法もあります。ただし、ACアダプターは製品に付属されていない場合が多いため、別途購入が必要です。充電仕方は、ACアダプターを電源タップやコンセントに挿し、アダプター本体とイヤホンを繋げます。

ACアダプターは急速充電ができる機能を持った製品も多いので、身近にコンセントがある場合はとてもおすすめです。

ワイヤレス充電器は、ケーブルいらずで台に置くだけで充電ができる優れものです。現状ワイヤレス充電に対応している機種は少ないですが、充電の度にコードを抜き差しする必要がありません。そのためスマートで大変便利です。

ワイヤレスイヤホンの充電時間はどのくらいかご存知ですか？ワイヤレスイヤホンの種類によっても充電に必要な時間は異なります。そこで、充電にかかる時間の平均を種類ごとに分けて表にまとめました。

「充電ケースに入れっぱなしのままだと、イヤホン本体のバッテリーにダメージがあるのでは？」「過充電になるのでは？」と思う方もいますよね。結論から言うと、入れっぱなしによるバッテリーへの負荷を心配する必要はありません。

完全ワイヤレスイヤホンは、充電ケースに入れて持ち運ぶ事を前提に作られているので、満充電になると自動的に充電がストップされる仕組みです。リチウムイオン充電池は、残量20～80％の時に性能が発揮されるので、その範囲をキープすればバッテリーをより長持ちさせられます。

ワイヤレスイヤホンが充電できないときは、以下のような原因が考えられます。1つずつ確認して対処してください。

• 充電ケーブルが断線している
• パソコンから充電している場合、パソコンの電力不足
• 完全ワイヤレスイヤホンの場合、汚れやホコリによる接触不良
• ワイヤレスイヤホンのバッテリー寿命

パソコンの電力不足が原因の場合、コンセントからの充電を試してみましょう。完全ワイヤレスイヤホンを初めて使う方は、充電器との接触不良を見逃しがちのため要注意です。

また、充電ケーブルの断線、バッテリー寿命の場合は、修理や買い替えを検討してください。これらの原因を確認しても充電できないときは、商品のマニュアル確認やサポートセンターへの問い合わせを検討しましょう。

充電はできるものの、すぐに充電が切れる場合、以下の項目を確認してみましょう。

• 充電が不足していないか
• 大音量で聴いていないか
• リモコンを操作しすぎていないか

大音量で音楽を聴いたり、リモコンを操作しすぎたりすると通常よりも多くのバッテリーを使用してしまうため注意が必要です。

また、上記以外の原因としてバッテリー自体が劣化している可能性もあります。バッテリー劣化を防ぐために、以下の点に気をつけてください。

• 充電は適度に行う（残量20%ぐらいで充電がおすすめ）
• 高温・多湿を避ける

バッテリーは充電回数が増えるほど寿命に近づきます。適度な充電を心がけましょう。

バッテリーを長持ちさせるコツの1つは、適度な音量で使用する点です。大音量で稼働し続けていると充電の持ちが悪くなります。10%～20%くらいの音量で聴くのがおすすめです。また、大音量で音を聞き続けるのは耳にもよくないので、音の大きさには注意しましょう。

ワイヤレスイヤホンには、直接操作できるリモコン機能を備えた機種もあります。しかし、操作のたびに電波を飛ばすので、リモコン操作が増えると充電の持ちが悪くなりやすいです。できるだけリモコン操作を控えましょう。

また、ほかのデバイスやWi-Fi環境などの電波が頻繁にかち合う場所はペアリングが切れやすいので注意してください。ペアリングが切れる回数分、何度も再接続をするので、充電の容量が減りやすくなります。

「冷蔵庫や冷凍庫などの温度が低い場所で保存すると充電持ちがよくなる」と聞いた経験はありませんか？それは大きな間違いです。バッテリーは温度の変化に弱く、低温すぎると充電性能は落ち、高温すぎると壊れる原因になります。間違っても、冷凍庫や冷蔵庫など寒い場所に放置しないようにしましょう。

電車や雑踏など、周囲の音が気になる場面で活躍するノイズキャンセリング機能は、魅力的な機能ですが、一方でバッテリーを食ってしまうといったデメリットがあります。連続再生時間を長くしたい場合は、ノイズキャンセリング機能をオフにするのも1つの方法です。状況や環境に合わせてオンオフを切り替えてください。

充電して繰り返し使えるタイプのバッテリーにも寿命があります。ワイヤレスイヤホンに使われているのは小型化しやすいのが特徴のリチウムイオン電池です。長く使ううちに充電できる電気量が減ってしまい、イヤホンを使える時間も短くなります。充電と放電を繰り返すと、劣化することを覚えておきましょう。

ワイヤレスイヤホンに使われているのはリチウムイオン電池は、充電量が100％や0%のときに劣化が早いとされています。満充電にしたままや電池残量0のまま放置するのはおすすめできません。適度に使ってこまめに充電すると、バッテリーを長持ちさせられます。

また、高温環境に置くと劣化につながるので、夏場に車や熱い場所に放置しないように気を付けてください。

ワイヤレスイヤホンのバッテリー残量を確認する方法は接続しているデバイスによって異なります。ここではiPhoneとAndroidスマホでの確認方法をご紹介します。

【iPhoneの場合】

iPhoneの場合、「ウィジェット」機能を使って設定するとバッテリー残量の確認が簡単になります。

1. ホーム画面を右方向にスワイプしてウィジェットを表示
2. 画面下部の「編集」をタップ
3. 画面左上の「＋」をタップ
4. 追加できるウィジェット一覧の中から「バッテリー」を選択
5. 「ウィジェットを追加」をタップ
6. 「完了」をタップ

【Androidの場合】

1. 画面を上から下にスワイプしてクイック設定パネルを表示
2. Bluetoothアイコンの下にバッテリー残量が表示される

現行の充電ケーブルに使われているのは、USBtype-cかLightningです。少し前に販売されたものや、比較的安価なものはマイクロUSBが多く使われています。規格に合うものなら代用が可能なので、失くした場合は同じ規格のものを選べば代用が可能です。

今回はワイヤレスイヤホンの充電の仕方や充電持ちをよくさせるコツや、長時間使用が可能なワイヤレスイヤホンのおすすめ商品を紹介しました。ワイヤレスイヤホンの充電を長持ちさせて、少しでも長く快適に使用しましょう。