おしゃれなお香のおすすめ20選｜プレゼントにも！

お香の歴史は古く、日本ではおよそ1400年前から親しまれてきました。お香は仏教とは切り離せない存在で、現在の日本でもお葬式や供養などの儀式にお香は欠かせません。仏教以外の場では、平安時代の貴族たちも日常的にお香に親しんでいました。

現在では、ルームフレグランス代わりに好んでお香を焚く人も増え、お香の香りも種類も多様になりました。部屋で日常的に楽しめるお香は国内産のものと海外産のものがありますが、香りの特徴を分けると大きく3つに分けられます。

この記事では和風・エキゾチック・フローラルに分けておすすめのお香20選を紹介します。口コミも参考に、おうち時間をおしゃれに楽しめるお香を見つけてください。

お香は香り高い香木を中心にさまざな香りがあります。一番の魅力は焚いたらすぐに部屋全体に香りが広がることです。お香は単にフレグランス代わりに香りを楽しむだけでなく、ヨガや瞑想などにも使用されます。

香りのタイプを選ぶことで、部屋をおしゃれに演出できるほか、気分転換やリフレッシュしたいときにもおすすめです。知れば知るほど奥深いお香。その魅力を存分に楽しむために、お香の種類を紹介します。

スティック型は線香とも呼ばれるポピュラーな形状で、香立に挿して燃焼させます。部屋で楽しむお香として販売されるスティック型に一番多いのは、短寸と呼ばれる13～14cm程度の長さのお香です。

燃焼時間はお香によって異なりますが短寸で20分程度、さらに短いミニ寸（7～9cm程度）で10分程度です。家庭用のスティック型にはさらに長い中寸（18cm～21cm）もあり、燃焼時間を折って調節できるのもスティック型の魅力です。

コーン型はスティック型と並んで多い形状です。円すい状で安定感がある形状のため、香皿に直接置いて焚けます。燃焼時間は、スティックタイプの短寸と同様に10分～20分程度が主流ですが、お香によって差があります。

コーン型は頂点から下にいくほど太くなる形状のため、つけはじめから徐々に香りが強くなるのが特徴的です。香りの広がりが早いため、来客前に気になる臭いやペットの臭いを消臭するのにも向いています。

渦巻香はスティックタイプのお香を渦巻状に巻いたものです。わかりやすく言うと蚊取り線香の形状で、燃焼時間が1～2時間程度と長いのが特徴です。

同じ渦巻状でもお香の太さにはバラつきがあり、太いほど強く香ります。スティック型やコーン型に比べると、香りの種類は少なくオーソドックスな香りが主流です。日本では、茶道の場でもお香を焚く習わしがあり、場を浄めることを目的に渦巻香などが用いられます。

印香は粒状のお香を空薫（そらだき）という方法で楽しみます。空薫に必要なのは、香炉と灰と炭で、印香に直接火はつけません。香炉に灰を敷き詰め、火のついた炭を半分ほど灰に埋めます。炭に直接触れない近い場所に印香を置き、灰の熱によって印香の香りを楽しみます。

印香は砂糖菓子のように見た目にかわいいものも多く、穏やかに香るのが特徴です。上記画像のように電子香炉を使えば灰無しで気軽に空薫が楽しめます。

紙香は文字通り、特殊な紙に香りを染み込ませた紙タイプのお香です。燃焼時間は1～2分程度で、速やかに消臭したいときなどに向いています。また燃やす以外にも活用できるのが、紙香の特徴です。

持ち運びにも便利な形状ですが、薄さを活かして手紙や本の間に忍ばせるのもおすすめです。焚くときは、なるべく細かいじゃばら織りにして香皿に立てて置き、端に火をつけます。他の形状よりも湿気りやすく、保管には注意が必要です。

伝統的な和の香りは、伽羅（きゃら）・沈香（じんこう）・白檀（びゃくだん）の3種類の天然香木を使った香木系のお香です。香木は香原料として1000年以上前から知られているものです。なじみがある香りで、落ち着きを感じるやさしい香りが特徴です。

最近は和をイメージしたお香がたくさんありますが、緑茶・桜・金木犀など日本特有の香りも人気です。和の香りは、茶道や書道の場を浄めるために焚かれることもあります。

エキゾチック系にあたるのは、日本古来の香木以外の香源を使ったインド香などです。代表的な香源のひとつにホワイトセージがあります。『聖なるハーブ』と呼ばれ、浄化やヨガの場にも取り入れられる機会が多い香りです。

エキゾチック系は、和風にはない独特な香りで世界中で親しまれています。濃厚で重厚感のある甘い香りや、石鹸と花がミックスされたような清涼感のある香りなど、クセになる香りが多いのも特徴です。

フレグランスなどの香り系アイテムと同様に、お香にも花や果物の香りを取り入れたものが多くあります。花はバラをはじめ、すみれ・ゆりなどは和の香りにも取り入れられています。またインド香などエキゾチック系のお香にもリリー・ジャスミン・ラベンダーなどがあります。

フルーツ系はレモン・グレープフルーツ・柚子などシトラス系を中心に、いちごや桃の香りが人気です。フラワー系やフルーツ系は気分を変えたいときにおすすめです。

お香は高温多湿に弱い特性があり、劣化を防ぐために直射日光を避けて保管します。涼しい場所で保管すれば、劣化を防いでいい香りが持続します。ほかの物へ香りが移りやすいため、香りを移したくないものは、近くに置かないようにしましょう。

上記画像は、香皿付きのお香ケースですが、湿気を吸ってくれる珪藻土で出来ています。木製や陶器製のお香ケースもあります。高温多湿を避ければ元の箱のままでも問題ありません。

お香はインテリアの一部やリラクゼーション目的で使用する方も多いと思います。お香は臭覚だけでなく視覚からも楽しむのがおすすめです。コーン型のお香の場合は、おしゃれな香皿やレトロな香炉を使うとグッと雰囲気が出ます。

スティック型を焚く香立ては、キュートなタイプからスタイリッシュなものまでいろいろと選べます。

お香の歴史は古く、神聖さもある奥深いアイテムです。同時に近年はバリエーションも増え、気軽に香りを楽しめるアイテムとしても人気です。日常的なアイテムとしておしゃれにお香を楽しみましょう。

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