コピックセットおすすめ9選｜初心者向けセットや選び方も解説

発色が美しく豊富なカラーが揃う、カラーマーカー『コピック』は、プロを含むイラストを描く多くの方が愛用しています。「コピックを買いたいけれど色が多すぎて選べない」と迷っている方におすすめなのが、『コピックセット』です。

コピックセットは、コピックの中の使いやすいカラーを集めたセット商品で、12色・24色・36色・72色から選べます。コピックの中でも定番の『コピックスケッチ』や初心者向けの『コピックチャオ』などの種類があり、セットの配色もさまざまです。

この記事では、コピックセットの選び方やおすすめ商品を口コミと一緒にご紹介します。コピックと合わせて使いたい商品も掲載しているので、参考にして選んでください。

『コピック』は株式会社トゥーマーカープロダクツが開発したマーカーのブランドです。世界中に出荷されている、日本を代表するアルコールマーカーと言えます。カラーは全358色もの豊富なラインナップが揃っています。

ブラシの精度の高さや鮮やかな発色で、絵画や漫画・イラストの着色に向いています。インクの補充ができるので、1本を長期間愛用できるのも魅力です。補充インクを混合して好みの色を作ったり、エアブラシを装着したりと自由度の高い使い方ができます。

コピックの中でも定番となっているのが『コピックスケッチ』です。全356色でカラーバリエーションで、コピックシリーズの中でも最も色が豊富に揃っています。筆ペン型のブラシと、ブレード型のペン先の2種類のペン先が使えるタイプで、ペン軸は持ちやすい楕円状です。

主に漫画家やイラストレーターに愛用されており、コピックといえばスケッチを指す場合が多いです。

『コピックチャオ』は、コピックスケッチよりも容量が少なめなタイプです。カラーは全180色で色数は少ないものの、安い値段で購入できるエントリーモデルとして人気です。楕円状の細身のペン軸で子供でも使いやすく、初めてコピックを使う方におすすめです。

コピックスケッチと同じく、筆ペン型のブラシとブレード型のペン先の2種類が使えます。

『コピッククラシック』は、コピックシリーズの原点となる、発売当初から販売しているモデルです。サインペンのようなペン先と、長方形のブレード型ペン先の2種類が配置されています。

コピックスケッチ・チャオよりも繊細なラインが描きやすく、主にファッションデザインや建築デザインで重宝されています。カラーは全214色揃っています。

『コピックワイド』は幅21cmのワイドなニブで、広範囲を一度に着色できるタイプです。レンダリングやパース背景の作画のために開発されたコピックで、平たい楕円状のペン軸になっています。

当初は全36色展開をしていたものの、現在は空ペンのみを販売しています。好きな色の補充インクを入れて使用しましょう。

コピックは見た目では色がどれくらいの濃さなのかが分かりにくく、いきなり濃い色を購入して失敗する場合があります。コピックの魅力のひとつとして挙げられるのは、重ね塗りで色の濃さを調整できるところです。

淡い色は重ね塗りして濃く塗れるので、コピックをはじめて使う方でも着色しやすくなっています。まずは淡い色のセットをチェックしてみましょう。

漫画やイラストなど、人物の絵を着色するなら肌色が必須となります。赤・青・緑・黄などの基本の色と合わせて、肌色が入っているセットを選ぶのがおすすめです。また、髪の色に使いやすい茶色やグレーも重宝します。

肌色にも種類がいろいろあるので、イラストを塗るときは男性キャラは濃いめの肌色、女性キャラは薄めの肌色など使い分けると、上手く塗り分けもできます。

コピックの魅力は、グラデーションの描きやすさも挙げられます。淡い色のコピックを重ね塗りしてもグラデーションも作れますが、初心者は失敗してしまいがちです。簡単にきれいなグラデーションを作るには、同系色のセットがおすすめです。

セット選びには、よく使う好きな色の系統が含まれるものを選びましょう。また、0番のカラーレスブレンダーを使うと、色をぼかしたり薄めたりしやすいので便利です。

コピックセットは、12色・24色・36色・72色などセットの本数に種類があります。初心者やお子さまは、まずは12本・24色など少なめのセットを使ってみましょう。使わない色が多いと無駄になってしまうので、慣れてきたら足りない色を買い足すのがおすすめです。

適度に色が揃った状態で描きたい方は36本色を。本格的にイラストやデザインを描くなら、72色から揃えるのもOKです。

コピックには、キャラクターとコラボしたコピックセットもあります。ミッキーやリトルマーメイドなどのディズニーキャラや、初音ミク・孳々・おジャ魔女どれみなどの種類があります。ほとんどが限定品なので、見付けたときは早めに購入しておきましょう。

バッグ付きのギフトセットや、初心者用のデビューセットもあるので、プレゼントにもおすすめです。

残念ながら公式のコピック全358色のセットは販売されていません。ただし、単品の在庫を組み合わせて独自のセットを販売しているお店があります。セットで購入する方が単品で購入するよりも価格が安い場合が多いので、全色ほしい方は全358色セットがおすすめです。気になる方はぜひチェックしてみてください。

コピックで漫画やイラストを描く際、ペン入れの線が滲んでしまった経験はありませんか？そんなときに便利なのが『コピックマルチライナー』です。耐水性・耐アルコール性の顔料インクを使用しているので、コピックのインクがにじみません。

マルチライナーセットなら、線幅が違うラインナップが入っているので、繊細な線からしっかりした線までペン入れできます。

コピックのインクはアルコールマーカーなので、画用紙や質の悪い用紙ではにじんでしまう場合があります。『Too コピックペーパーセレクション 特選上質紙』は、コピックで着色するために作られた用紙です。コピックがにじみにくく描き込みやすいのが魅力です。

大きな用紙で描きたい方は、ケント紙を使用すればにじみにくくきれいに着色できます。

コピックには類似品があります。ここではコピックの類似品のohuhu・ネオピコの特徴について解説するので、参考にしてください。

リーズナブルなアルコールマーカーがほしい方は、Amazonで購入できるohuhuがおすすめです。ohuhuは世界で高い評価を得るサウザンドショアス株式会社の新鋭ブランド。寝袋や自転車カバーなどさまざまなジャンルの商品をリーズナブルに提供しています。

ohuhuのマーカーは72色セットを6,000円弱で購入できます。筆と太字の両方のペン先を備えるツインマーカーで、速乾性・発色性に優れるのが特徴です。コスパがいいアルコールマーカーがほしい方にうってつけといえます。

コピックのマーカーよりもやわらかいペン先のものがほしい方は、ネオピコをおすすめします。ネオピコは、日本の漫画画材メーカーのデリーター株式会社が製造販売するアルコールマーカーです。ネオピコのアルコールマーカーは高品質でペン先がやわらかいのが特徴。書きやすさを重視する方に適しています。

コピックは、精度の高いブラシと豊富なカラーラインナップで、人気が高いアルコールマーカーです。塗りやすくきれいに着色できるので、まずはお得なコピックセットから始めてみましょう。

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