スモークチップのおすすめ6選！初心者でも簡単！使い方から手作りの方法も紹介

燻製食品が食べたいけどなかなか売っていないとお悩みではありませんか？かといってお店に行ってまで食べたいほどではない。そんなとき、スモークチップと燻製器を使えば、自宅でも簡単に燻製を作れます。

最近はダイソーやセリアのキャンプグッズコーナーでも、スモークチップを扱っているので気軽に購入できます。しかし、初めてスモークチップで燻製を作る際は、どのくらいの量を使えばいいかわからなかったり、火の付け方がわからなかったりと戸惑う方も多いはずです。

また、スモークウッドも燻製作りに使用しますが、スモークチップとは用途が異なります。そこで、この記事ではスモークウッドとの違い・スモークチップの使い方・選び方を紹介します。さらに、スモークチップを使ったレシピも紹介するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

燻製作りにはスモークチップの他に、スモークウッドを使う方法もあります。スモークチップは木を細かいチップ状にしたものですが、スモークウッドは木を粉末状にしてから固め棒状にしたものです。

スモークチップは高火力なため燻製時間が短い「熱燻」に適しており、スモークウッドは、じっくりと時間をかけて燻す「温燻や冷燻」に適しています。初めての燻製作りには手軽に使えるスモークチップがおすすめです。

スモークチップの必要量は、1回の燻製に一握り（約10g）が目安です。キャンプ場や河原など屋外で大きい燻製器を使用する場合は、説明書きにある量を目安にしてください。

次は、燻製器のチップ皿に適量のスモークチップを置きます。直にスモークチップを置くと焦げ付やすいのでアルミホイルや使い捨てのアルミホイルトレーを敷くと後片付けが楽です。

スモークチップを使った燻製作りでは、スモークチップに直接火をつけません。スモークチップを乗せたチップ皿を熱源の上に置き、加熱して煙を立たせます。点火してから大体3分程度で煙が立ち始めるので、煙を確認後弱火にしてから食材を入れてください。

一握りのスモークチップで約15分間燻せますが、香り付けだけしたい場合は5分程度、じっくり燻したいのであれば30分程度になるようスモークチップの量を調整しましょう。

スモークチップを使う際に注意したいのは、燻し終わった後の始末です。食材から出た油でスモークチップに引火する可能性があるので、燻し終わった後は水をかけ完全に消化させてから処分してください。

スモークチップは木の種類で香りが異なります。食材によっては不向きな香りもあるので、使う食材に合った種類のスモークチップを選びましょう。

フライパンと網があれば、自宅でも簡単にスモークチーズが作れます。道具は100均でも手に入りますし、火加減さえ注意すれば失敗しにくいので初めての燻製作りにもおすすめです。

【材料】

• スモークチップ：10g（一握り）
• プロセスチーズ：10個程度

【作り方】

1. フライパンにスモークチップを入れたチップ皿をセット
2. チップ皿の上に網を乗せる
3. カットしたクッキングシートにチーズを乗せ網に並べる
4. フライパンに蓋をして火加減を調節しながら10分～15分燻す

カシューナッツを燻製にすると、香ばしさと食感がアップして一層おいしく食べられます。お酒のおつまみに最適なのでぜひお試しください。燻す際に蓋に付く水分を防ぎたい場合は、蓋の周りにキッチンペーパーを巻いて対処できます。

【材料】

• スモークチップ一握り（約10g）
• カシューナッツ　適量

【作り方】

1. フライパンにスモークチップを入れたチップ皿をセット
2. チップ皿の上に網を乗せる
3. アルミトレーまたは金属製のザルに入れたカシューナッツを網に乗せる
4. 蓋をして火加減を調節しながら15分～30分燻す
5. 燻製後に風通しのいい場所で乾燥させる

燻製作りにこだわりたいのであれば、スモークチップをDIYするのもおすすめです。食材に合わせて、サクラ・ナラ・リンゴの木などを入手しましょう。キャンプ場であれば、落ちている枝を使うのも手です。

木は薪割りの要領で細い棒状にしておきます。ナイフを使い鉛筆を削るイメージで木を細かいチップ状にしましょう。チップ状にしたらザルなどに入れ、半日～1日天日干しで乾燥させます。さまざまな木をブレンドして、オリジナルチップを作るのもおすすめです。

スモークチップを使えば、自宅やキャンプ場でも本格的な燻製料理を楽しめます。木の種類によって香りが異なるので、食材に合わせて使い分けるのもおすすめです。迷ったときはこの記事で紹介した選び方やレシピを参考にしてください。