ザックのおすすめ8選！日帰り登山・テント泊で必要なサイズは？

冬の山歩きは寒さ対策のアイテムなどを持ち歩くので雪山用のザックが必要になります。とはいえ、雪山用と一般用のザックがどう違うのか疑問に思う方もいれば、雪山に向いているザックはどのようなものを選べばいいのか迷う方も多いです。

雪山に向いているザックは、山登りなのかバックカントリー目的なのかで選ぶ種類が変わります。また、種類が決まったら容量も考える必要があります。つまり、それぞれの特徴を知ったうえで、目的に合ったザックを選ぶのが大切です。

そこで、この記事では雪山におすすめのザッグ・雪山用ザックの選び方・一般用ザックとの違いなどをご紹介します。雪山用ザックを探していてどのようなザックを選べばいいのか迷っている場合はこの記事を参考にしてください。

雪山用ザックを知るためには一般用ザックとの違いを理解する必要があります。一般用ザックは雪山を想定していないため、その特徴はポケット収納が多い・メッシュ面が多く汗抜けがいい・軽量化目的で生地が薄いなどです。

一方で、冬山用ザックは雪に動きを妨げられないよう、雪山に適した作りになっています。体の動きを妨げないシンプルな作り・氷に擦れても破けない丈夫さ・雪が付きにくく積もらないようにポケットが少ないなどが特徴です。

マウンテニアリングは、雪山の中でも山をよじ登る場面が多いのを想定して制作されたザックになります。特徴としては、体の動きを妨げないようなシンプルな設計・岩や氷に擦れても破けない・雪が付きにくいなどです。

マウンテニアリングは軽量設計を優先せず、シンプルで丈夫な作りとなっています。カラビナ・ピッケル・クランポンなどの雪山装備の携行にも対応していて、雪山を昇る際の必須アイテムです。サイズ展開もあるので、目的に合ったものを選びましょう。

バックカントリーはスキー・スノーボードで使用するのを想定されているザックです。便利さを追求したものや重心を考えて作られています。主な特徴は、横・背面より中身を確認して取り出せる・重心が体に近い・薄めで軽量化されポケットが多いなどです。

ポケットやザック内部のものを取り出しやすいので、スキー板やスノーシューを付けたままでも扱えます。メッシュポケットが多いものは、さまざまなアイテムを収納できるので便利です。

ザックの容量はどれくらいを考えればいいのでしょうか。テント泊をする場合は通常のアイテムに加えて、食糧・調理器具・テントなどのアイテムがが必要です。特にテント・寝袋・マットといったものは重量があり、体積が大きく荷物になります。

そのため、通常使用するザックに30Lほどプラスしたモデルが理想です。目安としては、日帰りなら35Lサイズ、テント泊ならの60Lになります。このように日帰りするのか、テント泊をするのかで容量を使い分けて選びましょう。

モンベルは日本のアウトドア総合メーカーです。モンベルのアルパインザックが人気で、縫製箇所が少なく軽量性も意識されています。背面のフレーム構造により背負いやすいので安定感があるザックです。シームテープ処理されているので、防水性も高くなっています。

マムートは160年の歴史を持つスイスのアウトドアブランドです。マムートはサイズ展開が豊富で機能性が高いのも魅力になります。軽くて背負い心地がよく、体にフィットしやすいです。ロールアップ式なので、防水性が高いのも嬉しいポイントになります。

オスプレーはアメリカのバックパック専門メーカーです。オスプレーのザックはシンプルなデザインで落ち着いた雰囲気があります。雨蓋とフレームは取り外しができるので軽量化が可能です。サイドにスキーループもあるので、スキー登山にも使えます。

ミレーはフランス生まれのアウトドアウェア・バッグのブランドです。本体に2種類の生地を使用しており、3ラインハニカムナイロンは軽量で、コドラナイロン1000Dは摩擦に強いのが特徴です。耐久性があるので長く使いたい方におすすめのメーカーになります。

グレゴリーはアメリカのバックパックブランドです。グレゴリーのアルピニストLT38は、背面シートや雨蓋など取り外し可能なパーツが多く、最大で400g軽量化ができます。フロントとボトムの生地が2重になっているので軽量でいて強度が高いです。

冬山用ザックは一般用のザックと比べてシンプルで丈夫なものが多いです。この記事では冬用ザックのおすすめ商品・選び方・人気メーカーなどをご紹介しました。各メーカーこだわりのザックが多いのでこの記事を参考に目的やスタイルに合ったザックを探してください。