薪割り台のおすすめ9選｜ニトリの代用品やホームセンターの材料で自作も！

焚き火用の薪を自力で調達するなら、安定した所で楽に薪割りを行えるようにしたいですよね。そんな方におすすめなのが、木材製の太い円柱でできた薪割り台です。勢いよく叩いてもめり込んだり割れる恐れがないので、安心して薪割りを行えます。

薪割り台は木の幹のような製品が一般的ですが、ハンマーを叩くだけで薪割りを行える金属製の製品も存在するんです。しかし、ほとんどの製品が折りたたみを行えず、携帯性やコスパが悪いため、薪割り台が不必要でいらないものであると考えている方も多いですよね。

そこで今回は、薪割り台の選び方やおすすめ商品を紹介するだけでなく、100均・ニトリ・ホームセンターのアイテムで自作・代用する方法も解説します。薪割り台を購入するか迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。

薪割り台は何のために必要なの？薪を台にすればいいだけだから、台なんていらないのでは？と感じる方もいるかも知れません。確かに薪を並べても台代わりにはなりますが、どうしても安定しづらく、まっすぐ薪が割りにくくなってしまいます。薪割り台を使えば、安定した姿勢で薪割りができます。

中には土に直接薪を置いて割ろうとする方もいます。ですが、土の中には大小さまざまな石などが混ざっているため、刃こぼれの原因になります。一度刃こぼれしてしまうと修復は困難な場合も多いので、薪割り台の使用がおすすめです。

なお、薪割り買いは薪割り以外にフェザースティックを使うときにも活躍します。集中して作業をしたいなら、ぜひ導入しておくべきアイテムです。

薪割り台はさまざまな製品が販売されていますが、丸太型・平台型と薪割り機タイプの3種類に大きく分けられます。一般的な台座型の製品は、薪を割るのに斧やアウトドアナイフを使う必要があるので、慣れていないと怪我をする危険性があります。

一方で、薪割り機タイプの製品であれば、ハンマーを使うだけで割れるため、キャンプ初心者の方におすすめです。特に金属でできた薪割り機タイプなら、中央にある刃に木材を当ててハンマーで割るだけなのでスムーズに薪割りができます。

値段は若干上がりますが、金属製なら長く使えるのもメリットです。また、デザイン性も高いのでキャンプ場もオシャレになります。

薪割り用の斧は破壊力が大きく、薪割り台自体が割れてしまう可能性があるので、本体の耐久性も重要な選び方のポイントです。丸太型・平台型の製品では、針葉樹・樫（カシ）・楠木（クスノキ）・広葉樹等の木材が使われています。

ケヤキ等の広葉樹でできたものであれば、頑丈で割れづらいので、安心して斧を使った薪割りを行えます。木の材質だけでなく厚みも耐久性に影響を与えるので、頑丈な薪割り台を求めている方は分厚い製品を選びましょう。

一般的な木材は、高温で水分を飛ばす人工乾燥や天然乾燥が行われますが、耐久性が低く木割れが発生しやすい問題があります。一方で、木材を水に長期間沈めてから、水槽から出してゆっくり乾燥を行う水中乾燥であれば、木の収縮を抑えられるのでひび割れづらいです。

水を浸透させる段階で、不純物やゴミを取り除けるため、天然乾燥のものに比べて強度も高くなります。そのため、頑丈な薪割り台を求めている方は、水中乾燥の製品がおすすめです。

丸太型・平台型の薪割り台は直径が大きいので、取っ手がない状態では両手で持ち運ぶ必要があり、携帯しづらいのが欠点です。持ち手が付いた製品であれば、片手でも持ち運べるようになるため、携帯性が上がります。

取っ手が付いていない製品であっても、ドリルを使って木ねじやアイボルトを入れれば、DIY初心者でも簡単にハンドルを取り付けられます。持ち運びやすい薪割り台を求めている方は、コンパクトな薪割り機タイプの製品がおすすめです。

金属製の薪割り台なら、持ち手がない場合でも持ちやすい形状のものが多く、スムーズに持ち運びが可能です。

木製の丸太型・平台型の薪割台は、頑丈な材質でできていても、長期間使うと切れ込みやひび割れが発生します。金属製の薪割り機タイプの製品であれば、切れ込みが入る心配がないので、長い間使用可能です。

ただし、勢いよくハンマーで叩いた時に、本体が歪む可能性があるので、耐久性に優れた製品を選ぶ必要があります。頑丈な金属製の薪割り台を求めている方は、1年保証が付いた、キンドリングクラッカーシリーズの商品がおすすめです。

Space fireの薪割り台は、24mmと板の厚さが薄いのにも関わらず、合板構造になっているので割れにくいのが特徴です。折りたたみ可能な収納袋が付いているので、バッグの中にもコンパクトに収納できます。

高品質な日本製の商品である上に、1年間の保証も付いているため、耐久性と携帯性に優れた薪割り台を探している方におすすめです。価格もリーズナブルで、2,000円程度で購入できるのも魅力的です。

SEIDOの薪割り職人・匠人シリーズの製品は、建材等でも使われる高強度なピアトン合板が使われています。コンパクトな平台型の製品であるだけでなく、ハンドルも搭載されているため、持ち運びやすい薪割り台を求めている方におすすめです。

薪割り台全体にやすりがけが行われているので、外観が美しいのもメリットです。別売の組み立て式専用レッグを購入することで、ミニテーブルや簡易スツールとしても活用できます。

カインズは、リーズナブルな価格で暮らしに役立つ豊富な商品を取り揃えている大手企業です。薪割り台もいくつかのタイプがあります。丸太タイプのオーソドックスなものにも、持ち運びしやすい紐付きタイプから据え置きタイプがある他、まな板のような平らな板タイプのものまで取り扱っています。

お値段も1,000円未満のものから販売されているので、お手頃価格のものを探している人にもおすすめです。

ここでは、ホームセンター等で販売されている材料を活用して、丸太型・平台型の薪割り台を自作する方法を解説します。平台型の薪割り台であれば簡単に製作できるので、購入費用を抑えたい方はぜひ自作してみましょう。

薪割り台の自作方法

丸太型の薪割り台の自作は手間がかかりますが、平台型の製品であれば、ベニア合板・枕木を使って簡単に代用できます。しかし、ニトリや100均では適切な製品が売られていないので、ホームセンターまで足を運ぶ必要があります。

ベニア合板・枕木は、端材コーナーで販売されている可能性があり、うまくいけば1,000円未満で代用可能です。薪割り台の購入費用を抑えたい方は、近くのホームセンターの木材コーナーをチェックしてみましょう。

取っ手・木ネジ等を追加で購入すれば、ハンドルの部分も自作できるため、持ち運びやすい薪割り台が出来上がります。しかし、金属製の薪割り台は製作できないので、薪割り機タイプの製品を求めている方は既製品を購入しましょう。

薪割り台を手に入れれば、木材を加工する時の衝撃を抑えられるので、安全に薪を割れるようになります。薪割り台の選び方・おすすめ商品を参考にした上で、使い勝手・耐久性に優れた製品を手に入れて、キャンプ場での薪割りを快適に行えるようにしましょう。