陣幕のおすすめ人気10選！大型サイズ・ソロキャンプ用・自作方法も！

「陣幕が欲しいけど本当に必要なのか？」と陣幕の購入を悩まれている方は多いと思います。キャンプは持っていくものが多く、さらに大きくて重たいものが多いので、荷物をなるべく減らしたいですよね。

しかし、陣幕はあると非常に便利です。風よけや焚き火を快適にするだけでなく、プライベートな空間を確保することもできます。また、軽量でコンパクトなものも多いので収納や持ち運びもそこまで気になりません。しかし、陣幕はメーカーやタイプなど選択肢が多いので悩みますよね。

そこで、本記事では、おすすめの陣幕を10点厳選して紹介します。また、100均アイテムを使った陣幕の自作方法やタープと陣幕の組み合わせ方法についても解説するので、参考にして頂けると幸いです。

陣幕とは、戦国時代の戦の際に陣地の壁として設置していた幕のことです。近年のキャンプでは無骨な雰囲気がトレンドなので、雰囲気たっぷりの陣幕が一気に人気が出ました。

陣幕は、風よけや仕切り板として活躍してくれます。火の粉や煙の近隣のサイトへ流入を防いだり、キャンプサイトのプライベート空間を演出したりできます。また、サイトの仕切りとして使うこともできます。

陣幕を張ると風を防げるので、寒い時期や強風時に非常に重宝します。アウトドアではどうしても風の影響を受けます。陣幕を張れば、風で体温が奪われて体調を崩すことがなくなるので安心です。

また、風から焚火の炎を守れます。火の粉が風に舞ってテントやタープに穴を開けるリスクも減らせるのも嬉しいポイントです。さらにリフレクト効果で暖かさを保てるので、冬の焚き火には欠かせませんよ。

大きな陣幕は、プライベート空間を作る仕切り板としても重宝します。ハイシーズンには隣のテントが近く、自分のキャンプサイトが丸見えになってしまいます。そこに陣幕を設置することで、通り過ぎる人や隣のサイトのキャンパーからの目線から守れ、プライベート空間を演出できます。

区画サイトでは自分の区画がどこまでか明確に区切りがありますが、フリーサイトではそれがありません。陣幕を設置して、自分が使っているサイトを明確にすることで、変なトラブルにも巻き込まれません。陣幕をパーテーション代わりにすることで、フリーサイトでも快適に自分のキャンプサイトを演出することができます。

陣幕はキャンプ以外でも活躍してくれます。自宅の庭でバーベキューをする時に非常に便利です。庭でのバーベキューでもっとも気になるのが煙の流れです。風下に陣幕を設置することで、近隣の方へ煙が流れるのを防げます。同時に火の粉が飛ぶリスクも下げられます。

また、庭でのプライベート空間を作るのにも適しています。庭で本を読んだり、子どもの庭プールを作って水遊びしたりするのにも使用するのもおすすめです。

収納サイズをチェックしましょう。陣幕は、テントや寝袋のように絶対に無いとキャンプできないというものではありません。保管時や運搬時に他のキャンプギアの邪魔にならないようなコンパクトに収納できるものがおすすめです。

家で保管しにくかったり、持ち運びしにくかったりすると不便に感じて、キャンプに持って行かなくなったという方もいます。コンパクトさと持ち運びしやすさをしっかり確認しましょう。

使用用途や人数に合わせて陣幕を選ぶ必要があります。ミニタイプやワイドタイプなど自分のキャンプスタイルに合わせて、選びましょう。目隠しとして使用する方は、高さがあるものがおすすめです。

陣幕の形状には長方形・台形・分割して自由に設置するタイプがあります。キャンプサイトのレイアウトを工夫したい場合は、分割数が多いものがおすすめです。好きなようにアレンジできますが、設営・撤収が複雑になるのがデメリットです。

陣幕の素材をチェックしましょう。陣幕は、焚き火台の近くに設置する場合が多いので、耐熱性・難燃性が高いコットンかポリコットンがおすすめです。火の粉が飛んで陣幕に穴が開いてしまうリスクがなくなります。

焚き火の近くに設置しない場合はポリエステル素材がおすすめです。ポリエステルは、軽量でリーズナブルなのが魅力。セパレーションとして使ったり、防風するために使ったりする方に人気があります。

テンマクデザインとは、全国に18店舗を構える日本のアウトドアショップ「WILD-1」のオリジナルブランドです。「野営こそアウトドアギアの真髄」をコンセプトにユーザー目線でこだわり抜いたキャンプギアを提供しています。

テンマクデザインの陣幕「陣幕ミニTC」は、キャンプサイトの目隠しとしても、焚き火用の風防としてもマルチに使えます。コットン素材なので、焚き火の炎にも強く、高さも1mあるので、ロースタイルのキャンプサイトをしっかりと隠すことができるのも魅力です。

コールマンは、歴史が古く今でもなおアウトドアブームを牽引し続けているアメリカのアウトドア用品メーカーです。長い歴史の中でユーザーからの要望に応え、高い機能性と安定した品質の商品を製作しています。

 コールマンの陣幕「スクリーンメッシュウォール」は、素材にポリエステル素材のメッシュを使用しているので、開放的に仕切りができます。また、メッシュ素材なので、若干風を通すので、暑い季節でのキャンプの使用に適しています。

クイックキャンプは、通販サイトのeSPORTSのプライベートブランドです。その名の通り素早く簡単に設営できるキャンプギアを提供しているのが特徴です。リーズナブルな価格も嬉しいポイント。初心者の方で揃えるものが多い方に非常に人気があります。

クイックキャンプの陣幕「焔-homure-」は、コットン製の帆布を採用しているので、ロースタイルの焚き火に適しています。煙がこもりにくい台形タイプで、焚き火の熱を前方に集めてくれるのが魅力です。

ここでは陣幕の簡単な設営方法を焚き火陣幕「焔-homura」を例に解説します。

1. 陣幕の支柱を15cm程度、真ん中から打ち込みます。
2. 支柱の頭にポケットをかぶせます。
3. 支柱フレームを幕のスリーブに通してテンションをかけます。
4. ペグを打ち込み、固定させると完成です。

陣幕は非常に簡単に設営できるので、初心者の方でも安心です。

キャンプでは基本的にタープ下がリラックスするリビングスペースになります。タープの下のスペースはどうしても丸見えになってしまうので、その前に陣幕を設置することで、目隠しになりプライベート空間を演出できます。

テントと反対側に陣幕を設置することで、タープ下のリビングスペースが周りから死角になり、快適なプライベート空間が作れます。また、調理スペースとリビングスペースを区切りたい時にも重宝しますよ。

「とにかくコストを抑えて陣幕をゲットしたい！」という方は、100均のカーテンを使って陣幕を自作するのをおすすめします。100均のカーテンを使った陣幕の自作方法を解説します。

1. 必要なアイテムを100均で準備します。ボックスカーテン×4枚・園芸用支柱×3セット・糸・針を購入します。
2. 支柱を通す袋部分を作ります。2枚のボックスカーテンを裏に向けて、片側に元々ある袋と同じ袋を生地を折った箇所を縫って作ります。
3. 支柱を通す袋を作った2枚のボックスカーテンを横に並べて縫い合わせたものを2つ作ります。
4. 支柱を袋に通して完成です。

いかがでしたでしょうか。あなたに合った陣幕は見つかりましたか。陣幕があるとキャンプが一段と快適になります。あなたのキャンプスタイルに合った陣幕をゲットして、より快適なアウトドアライフを満喫しましょう。