シーカヤックのおすすめ5選！事故防止のためのルールも解説！

シーカヤックとは、海の上で楽しむのに特化したハードタイプのカヌーの一種です。シーカヤックは、乗船免許などが必要ないため、初心者の方でも手軽に楽しめます。

しかし、シーカヤックで釣りなどをする場合、どんな服装でおこなうのか、ルールなどがないのか不安な方も多いですよね。シーカヤックを楽しむ際にはルールがあり、地域によってもシーカヤックの侵入が禁止されている区域もあるので、事前に情報をチェックしておくのが大切です。

そこで、本記事ではシーカヤックのルール、選び方、おすすめ商品などを紹介します。シーカヤックは高価な製品なので、ぜひ使いやすいものにこだわって性能のいいものを選びましょう。

もしもの事故を防ぐために、ライフガードを着用しておこないましょう。ライフガードを着用していれば、シーカヤックが転覆しても体が水に浮きます。

軽量で動きやすくなっているものなど、さまざまなメーカーから機能性の高いライフガードが販売しているので、シーカヤックを漕いでるときも邪魔になりません。危険な事故を避けるためにも、必ず着用しましょう。

シーカヤックをおこなう際は、存在を知らせるフラッグを立てましょう。フラッグは、ポールの先端に旗がついていて、カヤックの位置をほかの動力船などに知らせる意味合いになるため、事故を未然に防ぐ役割をしています。

また、動力船の従来が激しい場所では、シーカヤックはおこなわないようにしましょう。ポールは、最低でも120cm～150cm程度長さがあるもので、目立つ色や反射材などを使用しているものがおすすめです。

シーカヤックは膝まで海に浸かるため、身につける衣類にも気を遣いましょう。夏は水着とライフガードなど服装がおすすめです。また、冬はウェットスーツやドライスーツなどを使用すれば、快適にシーカヤックが楽しめます。保温性の高いインナーを着れば、さらに温かくなります。

季節や天気によって気温差が激しい場合があるので、体温調節・日照対策をしっかりしましょう。特に春・秋は気温の変化が激しいため、手軽に脱ぎ着できるように何枚か重ね着しておくのがおすすめです。また、真夏の紫外線は強いため、日焼け止め対策、露出が少ない服装で臨みましょう。

海は、風の影響で高波などが発生する恐れがあるため、事前に天気・波の高さ・風の強さをチェックしておきましょう。初心者は、天気によって海がどんな風に変化するのか判断するのは難しいですよね。

そんなときは、シーカヤックの体験ツアーなどに参加し、インストラクターの方の指示に従いましょう。しかし、それでも突然の高波などが発生する場合もあるので、インストラクターの非難指示に従い、ライフガードなど安全装備をしっかりと準備しておきましょう。

シーカヤックは、航路やその他のローカルルールもチェックしておきましょう。シーカヤックを楽しめる場所は、沖縄・静岡・三重など、日本でもさまざまな地域があります。

特に動力船の航路周辺・堤防付近など、釣り人などの邪魔になってしまうため、シーカヤックの侵入を禁止されている場所も多いです。ルールに違反した場合は、罰金や処罰を受けることになってしまうため、市町村や漁協などの情報を確認しておきましょう。

内湾は、風や波が入りにくく静穏な水域のため、シーカヤックを停泊させて釣りをするのに適しています。内湾では、ローリングしにくく安定性の高い楕円形・ティアドロップ形状のカヤックがおすすめです。

内湾なら、シーカヤック以外にも、インフレータブルカヤック・シットオントップカヤック・フォールディングカヤックなど、さまざまな種類のカヤックが使えます。コンパクトに折りたためたり、沈みにくい構造になっていたり、さまざまな性能のものがあるのでぜひチェックしてみてください。

サーフィンをするような場所は、波のうねりが強いため、水流の抵抗が小さい・速度が出やすい形状のシーカヤックがおすすめです。リジッド構造のシーカヤックなど、長い全長で狭い幅のスピードが出やすいものが適しています。

本格的にシーカヤックを楽しみたい方におすすめで、より直進性の性能の高いモデルも多数販売されています。また、走り出しやすさも重要で、走り出しが鈍いものは波の影響を受けやすいので注意が必要です。

潮流の早い場所では、速さが出るものがおすすめです。潮流が強い場所でも流されないために、水流抵抗が小さい流線型の速度が出やすい形状で、リジッド構造でFRPなどの軽量素材のシーカヤックが適しています。

また、外洋と内湾を結ぶ水域では、潮汐の影響で潮流が速くなる時間帯があります。特に初心者は、潮流が速い場所は事故の危険もあるため、できれば避けるようにしましょう。

シーカヤックは全長5mを超える大きなものがあるため、あらかじめ保管場所・携帯性をチェックしておきましょう。家などで保管する場合は、倉庫・ガレージ・レンタル倉庫など直射日光を避けて劣化を防ぎましょう。

また、カヤックの中には折りたたみ式や軽量化など、携帯性に優れたモデルも販売されています。車のルーフキャリアに付けて運びたい場合は、積載制限に合ったものを選ぶのが大切です。

シーカヤックは、5万円～50万円前後と幅広い価格帯が多く、高いほど素材や性能に優れているモデルが多いです。しかし、安いシーカヤックでも5万円程度と決して安い価格ではありません。費用を抑えていいものを使いたい方は、中古などもおすすめです。

モンベルのシーカヤックは、種類が豊富で安値で手に入るのが魅力です。直進性・運動性・安全性に優れていて、波風や潮流の中でもしっかりと進行を保持できます。

どのシーカヤックも、最大積載量が150kg前後で十分な能力を備えています。中でも、「エッジ14.5ラダー」は、モンベルの中でも最安値で、適度にボリュームを抑えたモデルです。全長が比較的コンパクトなモデルで、なるべくスペースを取りたくない方におすすめです。

「バタフライカヤックス」のカヤックは、日本の技術が詰め込まれているのが特徴です。代表兼ビルダーの高嶋雅裕氏の経験・知識・アイデアによって、なお進化し続ける造船の技術が詰まっています。

バタフライカヤックスは、フレーム構造に特にこだわっているのが魅力です。革新的なXPODフレーム・シンプルな構造のLITEPODフレーム・軽量なLITEフレームの3種類タイプから選べます。スタイルや用途に合わせて、使いやすいフレームを選びましょう。

「ノーライトデザイン」は、日本人の体格・日本の海域によって考えられたシーカヤックが魅力です。カヤックビルダーの弘中誠人氏の手によって、1船1船丁寧に造られています。

お値段は安いシーカヤックでも20万以上するものが多く、比較的値段が高めです。しかし、全て注文を受けてから製作を開始する完全オーダーメイドのカヤックです。好みや使用用途に合わせた自分だけの1船になるので、ぜひチェックしてみてください。

シーカヤックは、釣りやマリンスポーツとして、海を楽しめるおすすめのアイテムです。モンベルなどの人気メーカーで、多数のシーカヤックが販売されているので、本記事の選び方などを参考に、自分好みのシーカヤックを手に入れてください。