薪ラックのおすすめ6選！おしゃれで室内にも使える薪ラックや、100均アイテムでのdiyも紹介

「せっかく乾燥した薪を買ってキャンプに来たのに、地面が濡れていて置く場所がない。」そんな経験はありませんか。キャンプをするときに、乾燥した薪を使ってスムーズに焚き火をしたいなら、薪ラックを使うのがおすすめです。

薪は直接地面に置くと湿気が吸収されて、白煙が舞い上がって目に染みたり、バチバチと音が鳴ったりして、火起こしに時間がかかってしまいます。そんなときに焚き火ラックがあれば、効率よく焚き付けができるほか、焚き火台側のテーブルとして使えるタイプもあるので一石二鳥ですよ。

そこで今回は、薪ラックのおすすめ7選を紹介します。また、薪ラックを選ぶときのポイントや、頑丈なアイアン薪ラック・屋外や屋内でも使えるおしゃれなデザインの薪ラック・100均でdiyして代用する方法なども紹介するので、最後までご覧ください。

薪ラックは乾燥した薪を、地面の濡れや湿気から守ってくれる心強いアイテムです。直接地面に置いてしまうと湿気ってしまい、着火しにくいほか白煙が立ち込めます。薪ラックを選ぶポイントを紹介するので、参考にしてください。

機能性を求めるなら、テーブルの下に薪が収納できる、テーブルタイプの薪ラックがおすすめです。ラックは薪の湿気予防に最適で、テーブルは調理や食卓などの作業台として活躍するので、2Wayスタイルでシーンに合わせて使えます。

キャンプには薪を持ち運びできる、ログキャリーとスタンドのセットアイテムがおすすめです。ログキャリーは取っ手付きで、単体で薪を持ち運ぶときや余った薪を持ち帰るときも、付属のベルトで固定すれば、携帯性にも優れていています。もちろんスタンド式の使用も可能です。

重い薪を安定して置きたいなら、野外向けのアイアン（鉄）薪ラックがおすすめです。アイアンは耐荷重が高く丈夫な素材なので、テーブル付きなら重さがあるダッチオーブンを乗せたり、多くの薪をラックに積んでも動じない魅力があります。また、焚き火付近に設置できるのも特徴です。

ナチュラル系キャンパーには、気分を盛り上げてくれる木製の薪ラックがおすすめです。木製の薪ラックは、アウトドアと相性がよく、キャンプサイトのムードをおしゃれに演出してくれます。また、軽量でコンパクトなので使い勝手がいいのが魅力です。

薪ラックには組み立て式や、折りたたみ式・素材など、さまざまなタイプがあります。特にファミリーキャンプでは、大きいテントやクーラーボックス・人数分のシュラフ・食器など持ち運ぶアイテム数が多くなりかさばりますので、素材や機能性・携帯性のバランスを考慮して選びましょう。

それぞれのタイプの特徴を簡単に紹介しますので参考にしてください。

• アイアン薪ラックは組み立て式が多く重量があるが頑丈で安定感が抜群
• スチールラックはやや重量があるが耐熱性が高く火の側で使える
• 木製ラックはおしゃれなデザインが多く軽量かつコンパクトで持ち運びに便利

薪ラックを選ぶときに、重要視しておきたいポイントは耐荷重です。一般的なホームセンターで購入できる広葉樹の薪は「1束で約7kg」あり、3〜4時間ほどの燃焼時間となっています。また、針葉樹の薪は「1束で約3kg」あり、おおよその燃焼時間は1〜2時間です。

広葉樹は火付きはよくありませんが、燃焼時間は長めで、針葉樹は火付きはいいですが燃焼時間が短いなど、薪によって特徴や燃焼時間が異なります。上記の燃焼時間を参考に、使う薪の量に合った耐荷重の薪ラックを選びましょう。

「ロゴス」は日本生まれの総合アウトドアメーカーです。京都府城陽市とコラボしたロゴスランドでは、天気を気にせずホテルでキャンプをしたり、バーバキューを楽しんだり、初心者でも気軽にキャンプ体験ができるテーマパークを展開しています。

ロゴスの「薪ラックテーブル」は、折りたたみ式で簡単に設営できるのが魅力です。耐荷重は下部が約10kgで天板は約12kgあるので、長さ40cmほどの薪の束がすっぽり収まります。スチール製の鉄板は耐久性があり、12インチの鋳鉄製ダッチオーブンを置いてもぐらつきません。

「CAPTAIN STAG」は、幅広い商品展開と、機能的でリーズナブルな価格で購入できる人気メーカーです。初心者キャンパーから、ベテランキャンパーまで愛用者が多く、通称「鹿番長」といわれ親しまれています。

そんなCAPTAIN STAGの「TAKE-WARA 薪スタンド」は、2枚あるスタンド同士の凹み部分をX状にスライドさせれば、組み立てが簡単にできるのが特徴です。珍しい竹製品なので、キャンプで映えること間違いなしです。また、室内のおしゃれなブックスタンドとしても活躍します。

「BUNDOK(バンドック)」は、新潟県の三条市に本社を置く、老舗のアウトドアメーカーです。三条市といえばスノーピークや、ユニフレームの発祥の地として有名で、 ものづくりの町としても知られています。

「薪キャリースタンド」は、スチール製のフレームと100%コットン生地の組み立て式です。生地には取っ手が付いて、コンパクトな手持ちバッグのような感覚で使えるので、薪の持ち運びしやすいのが魅力といえます。

「ハングアウト(Hang Out)」は、ファニチャーショプ（家具屋）が作るアウトドア向けブランドです。おしゃれなキャンプグッズが多く取り扱われ、モノ好きな大人のための情報誌『Goods Press』の08 09 合併号でも、ファイヤーサイドテーブルが紹介されています。

「ファイヤーサイドテーブル」は、天板をセットすればテーブルになり、雨が降ったら薪の屋根にもできる使い勝手がいいアイテムです。また、別売りのログキャリーを購入すれば、薪の持ち運びが楽になります。家のインテリアとしてもおすすめです。

100均のアイテムをDIYして薪ラックとして代用できるアイテムを紹介します。方法は、ダイソーの折りたたみ式チェア 220円（税込）を使い、すべての布を剥いで、骨組みにするだけで超簡単にX状の薪ラックが完成します。耐荷重は人が座るものだけあって50kgと最強です。

さらに使い勝手をよくしたい方は、ダイソーのトートバッグ220円（税込）を使い、ログキャリーを作ってみましょう。チェア型薪ラックと、トート型ログキャリーをセットで使えば、持ち運びが楽になります。作り方は以下を参考にしてください。

1. バッグ両サイドの縫製を切り1枚の細長い生地にする
2. 袋口にそれぞれ固い棒を入れて縫製して完成

薪ラックは必ずしも必要なアイテムではありませんが、耐熱性が高いテーブルが多いので、焚き火をして薪を焚べながら、食事をしたり、お酒を飲んだりするのにも最適です。また、薪の持ち運びも格段に楽になります。地面に置いても湿気らない薪ラックを使って、キャンプをさらに快適にしましょう。