登山用軽量マットのおすすめ7選！最軽量マットはどれ？

登山先で快適に過ごすためには欠かせない軽量マット。登山用軽量マットはコンパクトで軽いほうが使い勝手がよく、持ち運びにも便利です。真冬の登山にはR値のチェックも重要になります。

最近は登山ブームもあり、モンベルやサーマレストを始め、たくさんのメーカーから販売されています。最軽量モデルから安いモデルまで種類も様々。選び方ひとつで、寝心地や持ち運びのしやすさも左右されるので、慎重に選びたいところです。

マット選びで失敗したくない・色んなマットを比較してから購入したいという人も多いですよね。そこで今回は、登山用軽量マットの選び方・おすすめ7選をご紹介しますので、購入時にぜひ参考にしてみてください。

登山用軽量マットを選ぶ際に必ずチェックしておきたいのが「収納サイズがコンパクトか」ということ。かさばるものだとリュックサックの中を陣取ってしまい、他のグッズを持ち運べなくなることもあります。

合わせて重量もチェックしておくといいでしょう。重いものだと登山中に疲れを招く原因になるので、できるだけ軽量なものを選ぶのがおすすめです。専用収納がッグが付いたものだと収納作業も楽になります。

テントマットの種類は、「クローズドセルマット」「インフレータブルマット」「エアーマット」の3つに分類されます。クローズドセルマットは、耐久性に優れており、好きな長さにハサミでカットできるメリットがあります。

インフレータブルマットは、マット内にスポンジが溶着されており、空気の栓を開けると自動膨張してくれるのが特徴です。エアーマットは、空気を入れて膨らませるため、厚みがありクッション性に優れています。

軽量マットは身長に合ったサイズを選ぶようにしましょう。基本的に寝るときにしか使用しないものなので、身長分のスペースが確保できれば十分です。最低限のサイズにしておくことで、コンパクトに収まり持ち運びも楽になります。

ただ、ゆったりとした寝心地を求めるなら、少し大きめサイズを選んでもいいでしょう。反対にもっと軽量でコンパクトにしたいなら、全身ではなく上半身のみマットを使用し、下半身は服装でカバーするという方法もあります。

登山用軽量マットは素材の選び方も重要です。使用時期に合った素材を選ぶようにします。夏場など暑い時期に使用する場合は、化繊綿など断熱性のある素材や、エアーマットがおすすめです。

冬場など寒い時期に使用する場合は、XPEなど保温性の高い素材を使用したものがおすすめです。エアーマットは保温性が低いので、クローズドセルマットかインフレータブルマットを選ぶと暖かさを担保できます。

真冬の登山で軽量マットを使用する場合は、R値が高いものがおすすめです。R値とは、断熱性を表す数値ですが、R値が高いほど保温性が高いことを示しています。R値の目安として冬に使用する場合は3.5以上、真冬であれば4.5以上が必要になります。

また、R値の低い商品であっても、商品を組み合わせることでR値を足していくことが可能です。R値1.5のマットとR値2.5のマットを重ねて使用すれば、R値4.0のマットとして使用できます。

R値が表記されていない商品の場合は、スペックをしっかりチェックしましょう。「保温性の高い素材を使用しているか・熱を保てる構造か」なども重要なポイントになります。

安さを重視するなら『モンベル』がおすすめです。モンベルは日本のアウトドアメーカーで、高機能でありながら、他メーカーに比べて比較的安く手に入るのが特徴です。

登山用軽量マットも、軽量性・コンパクトな収納を実現しながらも、1万円以下で購入できるものがほとんど。登山初心者や機能性・コスパの良さを両立させたい人にはぴったりのメーカーだといえます。

寝心地の良さを求めるなら『シートゥサミット』がおすすめです。シートゥサミットはオーストラリアのアウトドアメーカーで、テントからスリーピンググッズまで幅広いアウトドアギアを扱っています。

登山用軽量マットは、セルフインフレータブルマットとエアーマットに分かれます。サポート感のある寝心地がよければセルフインフレータブル、寝返りが打ちやすいものがよければエアーマットがおすすめ。どちらもクッション性が高く、快適な寝心地を実現してくれます。

最軽量マットを購入したいなら『サーマレスト』がおすすめです。サーマレストはアメリカのアウトドアメーカーで、スリーピンググッズのラインナップが充実しており、快適な睡眠をテーマに商品展開がされています。

登山用軽量マットの中で、最も軽い「ネオエアーウーバーライト」はわずか170g。長さ119cmを確保しながらも、他メーカーにはない圧倒的な軽さを実現しています。軽量性だけでなく、快適性も兼ね備えており、コンパクトに収納できるのも魅力です。

今回は登山用軽量マットの選び方やおすすめをご紹介しました。メーカー別の特徴も把握しておくと、軽量マット選びが楽になりますね。自分の好みにあった軽量マットを手に入れて登山を楽しみましょう！