山田風太郎の小説おすすめ10選!忍法帖シリーズなど天才作家のおすすめ作品を紹介!

江戸川乱歩に認められた作家・山田風太郎をご存知でしょうか?山田風太郎は昭和の作家ですが現在でも多くのファンに支持されています。今回はそんな山田風太郎のおすすめ作品をご紹介。人気漫画『バジリスク』の情報も掲載していきますので、ぜひご覧ください。

2023/08/10 更新

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kindleで安くなってた時期に買ったけれど、魔界転生に負けず劣らずの一気読みの面白さ。品川の東海寺に沢庵禅師のお墓がありまして、この小説にも出てくるんですが、ここに柳生十兵衛が沢庵禅師を訪ねてよく来ていたのかなと思うとまた感慨深いわけで。

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いやはや、なんとも凄い忍法帖です。真田幸村のくノ一が、豊臣秀頼の子を身ごもった、事から始まり、あとはジェットコースターが次から、次へと、押し寄せてくるの楽しく読む、一気読み必至の傑作である。

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読み出したら止まらない面白さである。伊賀忍者・笛吹城太郎にとっては、妻の仇である憎い根来忍者荒法師7人組に、如何に挑むかがポイントなるが、毎度ながら独創的で骨太な忍法に驚かされる。展開のスピードも小気味良く、柳生一族の助っ人が入ったりして、非常に読みやすく面白い。問答無用の傑作である。

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山田風太郎ファンで未読の方、ぜひこちらもお読みください。山風ワールド全開です!

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ページ数は多いですが一気読み出来ます。忍法帖シリーズでは人気作品ですが噂に違わず面白いです。それぞれの香具師達の個性が立っていて笑いあり泣き(悲しみ?)あり読んで後悔はないと思います。

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(前略)ミステリとしても十分に楽しめる短編ぞろいですが(ミステリとは呼べないもののありますが)、教師にニックネームをつけて悪口を言い合ったり、監視の目をかいくぐって夜遊びに抜け出たりと、一昔まえの寮生の生活がよく描けています。今となっては古臭く感じてしまうところも多々ありますが、それらを差し引いても、とても楽しめる一冊です。

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山田作品に共通して言える事ですが、軽いタッチの小説のようでいて、真の教養を持っていないとなかなか読みこなせません。けれども、文句なしに面白い。野暮の真逆、粋の極致。現代は、私の様に教養人とは程遠い人間でも携帯を少しいじれば何でも教えてもらえる良い時代。恐れず読みすすめましょう!上巻はまだ江戸の名残が濃い雰囲気です。下巻は、それなりの時間が経って、必然的な流れになっていきます。結末はどうあれ、読んで損は無いと思います。

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まさに山田風太郎の世界に包まれる。実際に明治に活躍した人々の間を埋めるように嘘がちりばめられていきワクワクしながら読み進んでいけます。美女が解明するなぞの事件。そして最後にはあっと云うどんでん返し。本は面白くなくちゃ~

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真珠湾攻撃に狂喜乱舞する日本国民。何十万人という広島・長崎市民を虐殺して、笑う米国人。守るべき国民を押しのけて我先に逃げる関東軍。原爆2発落とされても本土決戦・一億玉砕を国民に強要する軍人たち。70年で人間はそうそう変わらない。今は昔、昔は今。

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現代の感覚に習えば、彼女たちの境遇や展開は腑に落ちないところがたくさんあるのだが、だからこそその強かさが浮き上がり、面白く読めた。また、今でこそ教科書にのり、それこそ伝説的に語られる男達の”ただの人”の部分を垣間見る事で、もっと大きな何かによって動かされていただけなのでは、そんな気にさせられる物語だった。語り口は読みやすく、実在の登場人物も物語向けに味付けされていて、飽きさせない。多くの人に勧められる小説じゃないかと思う。

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