トイレ用アロマオイルおすすめ15選｜タンクに垂らせる？風水的には？

トイレは毎日使うからこそ、いつでも快適な空間にしたい場所です。しかし、トイレの臭い対策に悩んでいる方も多いはず。トイレ用芳香剤は各メーカーから販売されていますが、香りが強いのは困りものです。

そんな方におすすめなのが、アロマオイルをトイレ用芳香剤の代わりに活用する方法です。芳香剤のような人工的な香りではなく、天然オイルの自然で柔らかな香りを楽しめます。「アロマオイルをトイレ用芳香剤の代わりに取り入れたい！」と思っても、どの香りを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

ここでは、トイレ用アロマオイルの魅力・特徴・選び方を解説し、おすすめのアロマオイルを紹介します。また、トイレに垂らすオイルや消臭向けのオイルも併せて解説するので、ぜひ参考にしてください。

アロマオイルの消臭効果は、悪臭に天然アロマ成分を合わせる、中和反応で悪臭を無臭物質に変化させる方法です。さらにそこに心地いい天然アロマの香りをプラスします。一般的な芳香剤は、悪臭に強い香りを被せて消臭するマスキングと呼ばれる方法です。

つまり悪臭を根本的に解決したわけではなく、また香りが強い原因もここにあります。強い人工的な香りで悪臭を被すわけではないので、天然アロマオイルの消臭は快適性が高いです。

ユーカリはオーストラリア原産のフトモモ科の植物で、強い抗菌・殺菌作用などがある香りなので、トイレには最適なアロマオイルのひとつです。殺菌作用の強さは傷の治療にも使われることからもわかります。

清涼感がありシャープな印象の香りで、強く鼻の奥に届く爽快感を得られます。ペパーミントよりも強いため、爽やかな香りが好みの方におすすめです。

名前の通り、柑橘系の爽やかな香りが特徴なのがレモングラスです。薬用としてだけでなく、レモングラスのハーブは料理の香りつけに使われたりもする点が特徴です。雑菌が原因の臭いにも有効なので、トイレにぴったりの香りです。

ユーカリと同じくフトモモ科の植物で、抗菌・抗真菌作用が強い香りです。鼻に抜けるようなスッとした鋭い香りが特徴で、清潔感のあるすっきりとした瑞々しい香りです。

さまざまな精油と相性がいいので、ブレンドされた香りにも多く使われています。トイレの様に汚れが気になる場所柄、抗菌抗ウイルス効果は魅力的です。

ペパーミントはガムなどでも使われていてなじみのある香りの方も多いはずです。メンソールのすっきりとした香りで清涼感が強いだけでなく、消臭効果が強い点が魅力的なポイント。

また殺菌効果もあるので、トイレ用アロマオイルにもぴったりです。好き嫌いの少ない香りなので、来客が多いご家庭のトイレにも設置しやすい香りとなります。

単独の香りだけでなく、複数の香りをブレンドして使えます。トイレ用のアロマオイルとしておすすめの組み合わせとしては、消臭効果がかなり期待できる「レモングラス×ティートゥリー」、「ユーカリ×ティートゥリー」などがあります。

消臭効果に抗菌・抗ウイルス効果のある香りなどを組み合わせるのがおすすめなので、いろいろ気に入る組み合わせを試してみましょう。

スプレータイプのアロマオイルは空間・壁・便器などに直接スプレーして使います。トイレットペーパーに直接噴射して、拭き掃除として使用すると除菌や抗菌ができるなど、日ごろのお手入れにもぴったりです。広い空間を一気に香らせるので、特に用便後などに使うと気になる臭いをすぐに消臭できる即効性も魅力的です。

素焼きの陶器にアロマオイルを垂らして使うタイプがアロマストーンで、揮発する際にアロマが香ります。香りが届く範囲は狭いので、リビングなどの広い場所には不向きですが、トイレのように狭い空間ならば十分です。

電源なども不要なので、トイレのどこにでも置けて汎用性の高さも魅力です。皿に埃がたまりやすいので、その点だけ注意しましょう。

アロマオイルが入った瓶にスティックが入っているものをリードディフューザーといいます。スティックの本数で香りの強さを調整できます。

アロマストーンと同じく電源が必要ないので、どこにでも設置できます。またボトルデザインがおしゃれなものも多く、インテリアにこだわりたい方にもおすすめです。スティックは半年に1度程度交換しましょう。

スキンケアなどのブランドでも有名なイソップ。そんなイソップには、トイレ用消臭芳香剤「ポストプードロップス」が販売されています。このポストプードロップスは、トイレに垂らすオイルとなっており、トレイに2~3滴垂らすだけと使い方も簡単です。

特に、トイレの後にポストプードロップスを垂らしておけば、確かな消臭効果を感じられます。また、人工的な香りの芳香剤よりもナチュラルな香りなので、トイレに行くのも楽しくなります。トイレだけでなく、トイレのタンクやキッチンにも使えるので非常に万能です。

消臭力は想像以上のため、ぜひ気になる方はイソップの「ポストプードロップス」もチェックしてみてください。

結論から述べると、風水上はトイレでアロマオイルを使用して構いません。排泄の場所であるトイレは、風水では厄落としの空間とみなされています。排泄にまつわる臭いが残留すると厄も残ってしまうと考えられるため、清める・分散させるといった対応が必要です。

トイレタンクに直接アロマオイルを垂らした場合、香りの広がり・効果が抑制されてしまうため望ましくありません。メーカーが定める使用法に従う方が無難です。タンクの水に消臭効果を付与したい場合は、別途タンク用の消臭剤を利用しましょう。

トイレ用アロマオイルは香りを楽しむだけでなく、アロマオイルの持つ抗菌・抗菌作用などを活用させられる点が魅力的です。たとえばアロマオイル・無水エタノール・精製水を混ぜれば、アロマスプレーを自作できます。アロマスプレーは掃除の際などに使えば、抗菌効果などをプラスできるので、おすすめの活用方法です。

アロマオイルの香りはどれくらい持つのか気になりますよね。形状によっても違いますが、最も効果が短いのはスプレータイプです。即効性がありますが、香りの持続性も最も短いです。アロマストーンの場合、垂らす量にもよりますが、長くても2～3日程度です。リードディフューザーは内容量次第ですが、1か月程度は持続するものが多くあります。

生活に寄り添うアイテムが揃っている人気の無印良品ですが、最近人気を集めているのが無印のアロマオイルです。単独の精油だけでなく、ブレンドの香りも充実しています。特に消臭エッセンシャルオイルがあり、消臭効果の高い香りを組み合わせた精油は、トイレ用アロマオイルとしても活躍してくれる香りです。

トイレは狭い空間なので、芳香剤の人工的な香りが余計にきつく感じてしまいます。そのため芳香剤の香りが苦手ならば、ここで紹介したアロマオイルを活用するのがおすすめです。ぜひアロマオイルの香りで、快適空間を作ってください。

こちらの記事もあわせてご覧ください