化学モップおすすめ10選！フローリングモップ・ハンディモップのおすすめ商品を紹介！

モップといえば、体育館や飲食店の床に使うような水拭きモップが代表格ですよね。いわゆる業務用モップとは別に、家庭で使いやすい「化学モップ」があるのをご存じでしょうか。

化学モップは掃き・拭き掃除を一度にこなせる優れものです。カインズホームのようなホームセンターでも取り扱いがあるものの、実際には使ったことがない方も少なくありません。またどのような効果・使い方があるのかご存じない方もいらっしゃいます。

以上を踏まえ、本記事では化学モップの基礎知識・選び方・おすすめ商品10選をご紹介します。盛りだくさんの情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

化学モップは粘着剤の付いたモップと柄を組み合わせ、モップ部分にホコリ・チリなどを吸着させながら掃除するアイテムです。掃く・拭く作業を一度に済ませられるほか、ホウキのように飛散しないメリットがあります。

また掃除機と比べて軽量なため、力の弱い女性や高齢者にもおすすめ。電動タイプもあるため、掃除機代わりとしての使い方も効果的です。

再生スプレーは、水洗いやほかの手入れに伴って低下したモップの性能を再生させるアイテムです。モップの繊維にチリ・ほこりが付着しやすくするもので、着塵剤とも呼ばれています。着脱クロスモップ・一体型タイプのように、1つのモップを繰り返し使う場合におすすめです。

化学モップを洗うには下記の手順がおすすめです。参考にお役立てください。

1. 中性洗剤で揉み洗いする（しばらく浸け置きすると効果大）
2. 水ですすぎ洗いし、風通しのいい場所で乾燥させる
3. モップ糸を新聞紙の上に置き、25cm程度離れた位置から再生スプレーを噴き付ける
4. ポリ袋でモップ糸を包み、2～3時間放置

あらかじめ中性洗剤・再生スプレーを準備する点に注意しましょう。

化学モップのモップ部分は次第に劣化していきます。再生スプレーによって着塵性は補えるものの、繊維そのものの劣化は防げません。そのため、適宜入れ替えが必要です。

化学モップを入れ替えるには、前もって交換用のモップを用意しておく必要があります。ヘッド部分を操作してモップのみ取り外し、交換用の新しいモップをヘッドに装着すればOK。回転式・挟み込み式などいくつかのタイプがありますが、交換の基本要領は同じです。

一本柄タイプは名称通り1本の柄で作られたタイプです。継ぎ目がない分、力が逃げにくいため頑固な汚れを落とす用途に適しています。また接続部分のパーツがないため安定性に優れ、高耐久です。デメリットとしては長さ調節できないため汎用性が低く、身長・腕の長さなどに合ったものを選ぶ必要があります。

伸縮タイプの柄は太さの異なる2本のパイプを組み合わせて長さ調節できるよう設計したタイプです。太い方のパイプを上下にスライドさせ、好みの位置で留め具を締めて固定します。長さを微調整できるため汎用性抜群。デメリットとしては使用に伴って留め具ほかの接続部が劣化するため、耐久性が低めです。

ジョイントタイプの柄は数本のパイプを結節して作られたタイプです。パイプを外せばコンパクトに収納できるため、保管スペースを気にする方に適しています。節目の箇所に応じて長さ調節できるのもメリットの1つ。ただし伸縮タイプのような微調整はできません。

着脱クロスの化学モップは、ヘッドのクロスを付け外しできるタイプです。外したクロスを洗浄して繰り返し使えるため、衛生面・ランニングコストを気にする方に適しています。特に小さい子ども・ペットのいる家庭におすすめ。使い捨てタイプと比べると手入れの手間がかかる点がネックです。

モップ一体型は柄とモップ部分がひと続きになったタイプです。作業時にクロスが外れてしまう心配が要らないため、汚れの落ちにくい箇所を集中的に掃除したい場合に適しています。デメリットとしては着脱クロス・使い捨てシート型と比べて、保管時に場所を取る場合が多いです。

使い捨てシートはモップのヘッドに取り付けて掃除し、使用後に廃棄するタイプです。手入れの手間を省けるため、多忙な方に適しています。ただし着脱クロス・モップ一体型タイプと比べてランニングコストは高め。シートの種類はワックス・ドライ・ウェットなど、複数に分かれます。

電動式は掃除機のような感覚で扱えるタイプです。わずかな力で動かせるほか、回転・振動によって高いクリーニング力を発揮します。ただし非電動式の商品と比べると初期費用・電気代がかかるのがデメリット。力の弱い女性・高齢者などにおすすめです。

化学モップの使い方はヘッドのサイズ・形状によっても左右されます。コンパクトなハンディタイプは床掃除には不向きですが、テーブル・サッシといった高い位置の家具・設備を手入れするのにおすすめ。隙間掃除にも役立ちます。

ヘッドの大きいものはフローリングの床掃除にぴったり。一般的な横幅の大きいタイプは広範囲を拭くのに適している一方、中心部から遠くなるほど力が逃げやすいです。範囲は狭いものの均等に力が伝わりやすい円形・楕円形なども検討しましょう。

グリップは柄の上部、手で直接握る箇所のパーツです。押す・引く・体重をかけるといった動作の起点になるため、力が逃げにくい造りのものを選びましょう。具体的には素材・質感に注目します。樹脂のように柔らかいタイプは疲れにくい一方、ホールド感は低め。プラスチック製は疲れやすい一方、高いホールド感を得られます。

重量は化学モップ全体の取り回しを左右します。重量が大きいほど取り回しにくくなる一方、安定感があり高耐久。反対に重量の小さいものほど取り回しは良好ですが、低耐久で安定感も劣ります。家具の配置や動線を考慮し、環境に適したものを選びましょう。

見落としがちですが、フローリングタイプの化学モップに欠かせないのがバケツです。手持ちのバケツを使い回そうと考えていたのに、フタを開ければ化学モップのサイズと適合しないケースは珍しくありません。バケツ付属タイプの商品なら、あらかじめ本体に適合するサイズのバケツが付いてくるため安心です。

化学モップは100均ショップでも購入できます。ハンディタイプが中心で、ホームセンター・ECサイトの商品よりもリーズナブルなためお試し用にぴったり。価格の割には品質も良好です。

ただし耐久性は低いため、長期利用には不向き。初めて化学モップを試す場合のほか、使用頻度が低い・急な来客に間に合わせたいといったユーザーにおすすめです。

メリット満載の化学モップですが、用途によっては他のアイテムを使う方が効果的な場合もあります。たとえばインク汚れ・ペットのおしっこといったケースには、水拭きモップがおすすめ。大掃除にも活躍します。

床表面のチリ・ホコリだけを軽く掃除したい場合は、不織布を採用したペーパーモップもおすすめです。先述の使い捨てシートタイプと同じ要領で、使い捨てが基本のため手軽に扱えます。

化学モップは掃除機より安価で手軽に扱える便利アイテムであり、拭く・掃くを一度にこなせるため使い勝手抜群です。本記事を参考に、ぜひ化学モップでクリーンな床を目指してください。

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