インチ工具セットおすすめ8選｜ハーレーには必須！アストロなど人気メーカーも

アメ車やハーレーを手に入れると、整備するときに日本ではおなじみのミリ工具が使用できないのはご存じでしょうか。アメリカではミリではなくインチ規格が主流で、アメ車やハーレーのボルト・ナットはインチのものばかりです。

特にハーレーなどを手に入れるバイク好きの方は、基本メンテナンスは自分でする方が多く、インチ規格の工具が必要になります。しかし、インチ工具は馴染みがなく、どの工具が必要か分からない・選び方が分からないなどの声も聞かれます。

そこで、今回はインチ工具について詳しく説明しながら、整備用の工具セットの選び方とECサイトで手に入るおすすめ工具セットを紹介していきます。インチ工具セットの購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

インチとミリでは似ているようでも全く違い、インチをミリで表すと中途半端な数字になってしまいます。サイズ表で表すと以下のようになります。

1インチが25.4mmなので、1/4インチの場合、1÷4×25.4＝6.35mm　の式で計算できます。

アメ車やハーレーに使用されているネジは、ほとんどがインチ規格なので日常点検やパーツ交換などではインチ工具が必要になります。国産車用で日本で使用されるミリ工具はサイズが異なるので使用するのは避けましょう。インチのボルト・ナットをミリ工具で無理やり緩めると、ネジの頭がなめて滑る状態になってしまいます。

インチ工具はミリ工具に比べて一般的ではないのでサイズの特定が容易ではありません。必要なインチ工具を購入するために、サイズを測ってミリをインチに換算する作業も大変です。

セットで購入すればある程度のサイズが揃っているので買い間違えがありません。しかも単品で揃えていくよりも安く済む場合がほとんどです。最初にセットで購入し、足りない工具を買い足していくのがおすすめです。

ハーレーの整備のためにインチ工具が欲しい方は、「ハーレー用」と記載のあるものを選ぶと、ハーレー整備に必要なインチ工具が揃います。セット内容は商品によりますが、50ピースのセットであればオイル・バッテリー・プラグ・マフラー・ハンドル・エアクリーナー・ブレーキパッドなどの交換は十分に行えます。

ハーレーには、星形のトルクネジが多く使用されているので、トルクスレンチが含まれているかチェックしましょう。

ハーレーだけでなくアメリカの自動車やバイクなどのオートモーティブ系の整備をする場合は、インチ工具の整備用工具セットを選びましょう。

ドライバー・レンチ類・プライヤー類は基本として、ラチェットハンドルやソケットなど作業効率を上げる工具も含まれます。価格帯は収納されている工具数によって異なり、数千円から数万円と幅広いです。

バイクや車に車載する工具は、必要最低限で済ませたいですが、ある程度作業もできるようにしたいですよね。コンビネーションレンチやドライバーなど、基本的な作業ができる10～12点ほどがセットになっているものがあります。

工具箱ではなく工具袋にコンパクトに丸めて収納でき、バイクにも乗せやすいのが魅力です。

ハーレーに必要な43ピースセットは、ハーレー整備のための基本セットです。初めて購入するエントリーセットとしてもぴったりの入り組数です。

ソケットレンチやコンビネーションレンチは基本サイズがきちんと入っているもの、また、トルクスの入ったものを選びましょう。他には、プラグレンチやバッテリー端子用の10mmソケットなど日常メンテナンスツールも揃います。

3段チェストの工具箱タイプは、実際にプロの方が使用しているプロ用のセットです。インチ工具を一気に揃えたい方は工具箱に入った80ピース前後のものがおすすめです。

チェストタイプだと、収納場所が決まっている場合が多くどの工具が紛失しているかもわかりやすく、紛失の予防ができます。この中から必要な分を車載するのもおすすめです。

キャビネットタイプの工具セットは大量の工具が入っており、幅広い作業に対応できます。工具や部品を追加するときにも十分な収納量で、重くなってしまってもキャスターが付いているため楽に移動ができます。

かなり高価ですが、使用する大量の工具を1箇所に収納できるので、仕事で使用するプロの方・長い間使用する予定の方におすすめです。

ボードタイプは壁掛けタイプの工具セットです。容量自体は大きくないので、多くの工具を収納できませんが、その分場所を取らず床や棚に工具箱が置けない方におすすめです。

狭い環境でも壁を有効スペースにできるだけでなく、インテリア的に工具を飾りたい方にぴったりです。

チェストタイプは工具セット用の工具箱としては一般的で、サイズや機能性など豊富な種類の中から選べます。

整備作業を行うための十分な工具を収納でき、容量が大きくなり持ち運ぶ際に重くなりすぎるのがデメリットです。持ち運ぶのに重さを調整したい場合は、入り組数をしぼった両開きタイプのセットもおすすめです。

スナップオンはアメリカ生まれの世界で最も有名な工具メーカーで、ハンドル分離型ソケットレンチを初めて造ったことで有名です。デザイン・品質共に優秀で、永久保証が付いているのもポイントです。

高価でプロの整備士やメカニックにも多く愛用されており、工具に高品質を求める方におすすめです。

KTC（京都機械工具）は日本を代表するハンドツールメーカーです。現在10,000アイテムもの工具を販売しており、ほとんどの工具類が手に入ります。

軽くて丈夫なのがKTCの特徴で、作業するのも簡単に行えます。価格帯もスナップオンよりもやや安いので、予算をかけずに高品質なものが欲しい方におすすめです。

アストロプロダクツは埼玉県にある工具のチェーン店です。チェーン店ですが自社のオリジナルブランド工具を製作しており、非常に安く販売しています。

安い工具が手に入るので、DIYユーザーなどプロほど専門性がない方にも購入しやすく、初心者におすすめのメーカーです。

マスターグリップはコストコで安く購入できる工具メーカーで、メーカーはアメリカですが大半は中国製です。非常に安く購入できるメリットがありますが、耐久性はそれほど高くはありません。

オイル交換や増し締め程度の整備をする方で、お金をかけず一気に工具を揃えたい方におすすめです。

アメリカ発祥の大型スーパーマーケットのコストコでも、インチ工具セットは取り扱っています。ハーレーの整備に必要な道具がほぼ揃っている173ピースの工具セットや、ミリ工具・インチ工具の両方が入っている201ピースのセットが購入可能です。店頭だけでなくネット販売もしているので、チェックしてみましょう。

工具もセット販売だと価格も高くなるため、なるべく安く購入したい場合は中古品も探してみましょう。ヤフオクやメルカリにはさまざまな商品が出品されています。ただし、中古品だと工具の状態がわかりにくいので、これまでの使用環境や劣化状態をしっかり確認して、見極めてから購入するのがとても大切です。

Bluetoothオーディオトランスミッターは、Bluetoothを搭載していない機器に接続し、ワイヤレスで接続するための機器です。カーオーディオを使って、ポータブルオーディオプレーヤーやスマホで配信されている音楽が聴きたいときに便利です。

事故やあおり運転などの万が一の時に記録を残せるドライブレコーダーですが、最近ではバイクにも搭載する人が増えています。突然のトラブルに備えましょう。

いいバイクや車を手に入れたなら高品質の工具で整備してあげないと、ネジがなめたりボディが傷ついたりしてしまいます。整備工具もクオリティに注目して、インチ工具セットを選んでみましょう。

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