沼田まほかるのおすすめ小説6選|名前の由来や作風も紹介!

イヤミスの女王・沼田まほかるの作品をご紹介します。個性的な名前の由来や独特な作風についてもご覧いただけます。また、おすすめ小説6選もお伝えしますので、小説選びの参考にしてください。残酷で後味の悪い小説として人気のある沼田まほかるワールドを覗いてみませんか?

2023/08/10 更新

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前半から中盤までに出てくる謎の「手記」の内容が美しくも残酷でどんどん読まされて行きます。手記が終わってからはちょっとご都合主義的展開で最後なんと、それなりにハッピーエンドで終わっています。この作者のほかの作品も読んでみたくなりました。面白かったです。

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新潮社

九月が永遠に続けば

ホラーサスペンス大賞受賞の名作!グロテスクな愛憎を描く小説

【あらすじ】
本作品は、高校生の一人息子の失踪に端を発し主人公の周囲で次々と不幸が起こっていく、ホラーサスペンスストーリーです。息子の行方を探す中で見え隠れする、元夫とその後妻の忌まわしい過去!悪夢のような「人間心理の闇」と「複雑な人間関係」を、グロテスクかつ美しく描いた、衝撃の愛憎劇となっています。

【こんな人におすすめ】
・豊かで魅力的な表現力を堪能したい方
・人間の本能的な感情に訴えかけるストーリーを味わいたい方
・苦悩の表現が散りばめられており、人生経験を積んでいる方にも
しょっぱなかから惹きこまれ、次へ次へとページをめくってしまいました。最初は、男女の恋愛話のもつれから、気づいた誰かが横やりをいれるよくある話かと思いきや、いえいえ、もっと深く何があるかわからない沼へ引きこまれていく。男女の恋い心、子供への思い、など普遍的な心理の中に陣取っている抗い難い人間の本能、見たくない(けどのぞいてみたい)人間の一面をあらわにしていく作品です。この人(まほかるさん)の筆力はすごい!人物のキャラクターも多様で、描写も緻密。ストーリーの組み立ても。ホラー大賞より、ミステリー?ともかく、とてつもなく面白い作品だったので賞をあげた、というのが近い気がしました。

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今はもう執筆されていない沼田まほかる先生。やはり新作が読みたいと思ってしまった。 この作品はもうずいぶん前のものだけど読み始めたら面白くて止まらなかった。 作中で書かれている感情は、今となっては普通に掲示板などでも書かれるような醜さなのだけど十数年前の当時にこの作品を読んだリアルタイムの人は、さぞかしセンセーショナルな気分を味わっただろうなと思います。イヤミスを書かせたらこの人が一番だとつくづく思う。(後略)

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代表者作品の中に見るサスペンスとはまた違った日常の中の人の中に潜む倒錯感といった恐怖を味わえる作品でした。人間って怖い。。短編集の1つひとつに登場する人たちごとの倒錯感、凄みみたいなものを私は感じて、とても堪能させていただきました。

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まほかる作品は全部読みました。どうやって今回は驚かされるのかと期待していましたが…久しぶりに感動して泣いてしまいました。不気味じゃないおどろおどろしくない まほかる作品。期待に反してはいるのですが、とても良かったです。

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光文社

アミダサマ

読み応え抜群!僧侶と幼女をめぐるホラーサスペンス長編小説

【あらすじ】
本作品は、幼女・ミハルをめぐる、狂気サスペンス小説です。ある日、住職の浄鑑は、廃車置場に打ち捨てられた冷蔵庫の中からミハルを見つけます。死にかけていた彼女を寺に引き取ってから、集落では凶事が続くように!人々の間で増殖していく邪気に翻弄されながら、ミハルの正体に迫るストーリーとなっています。

【おすすめポイント】
・鳥肌の立つような不気味さを味わえるホラー小説が読みたい方
・過去の名作を連想させる、エンターテインメント的側面も楽しみたい方
・オカルト要素が好きな方におすすめ
この方の本を読むのは初めてでしたが、最後までどうなる?どうなる?とわくわくどきどきがとまらない作品でした。読みかけると時間を忘れて一気にラストまで読んでしまいました。

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