チタンのタンブラーおすすめ15選｜メリット・デメリットは？お手入れ方法も！

飲み物を飲むときに使う食器として、タンブラーの人気が年々高まっています。いろいろな素材が使われているタンブラーは、飲み物の種類、使う環境や好みにあわせて選ぶと、さらに飲み物をおいしく感じさせてくれる便利アイテムです。

今回はそんなタンブラーの中で「チタン」素材に注目しました。タンブラーの中でも貫禄があり、おしゃれな商品も多いチタン素材の特徴やメリット・デメリット、おすすめ商品を詳しくご紹介します。これを読めばきっと明日からチタン素材を試してみたくなること間違いなしです。

新しいタンブラーの購入を考えている方、チタン素材が気になっている方は、ぜひこの記事の情報を参考に、これだ！という素敵なチタンタンブラーを探してみてください。

チタンの3大特徴は以下のとおりとなります。

1. 金属の中でも軽い（鉄の3分の2程、銅の半分程度）
2. 耐熱性が強く、強度が高い
3. 海水や酸に強いといわれサビにくい

また、チタンには有毒な物質が一切なく、タンブラーをはじめとしてフライパンなどいろいろな調理用具にも使われています。金属アレルギー反応をおこしにくい特徴もあるため、アクセサリーやスポーツ用品医療器具など幅広く活躍する素材です。

こうした安全性を持つチタンは、タンブラーとしても注目度が高まっています。

人気があり、タンブラーとしての機能性が高いチタンですが、使っていく上でのメリット・デメリットもあります。

■メリット

• 優れた保温・保冷性能
• 軽量で扱いやすい
• 光抗菌作用がある
• 金属アレルギーが発生しづらい
• 耐久性が高い

■デメリット

• 価格が高い傾向
• 強度があるため凝ったデザインは作れない

以上のようなメリット・デメリットを加味した上で、ぜひチタンタンブラーを手に取ってみてください。

チタンは保温・保冷性が高い素材ですが、さらにその機能を高めたいのであれば「二重構造」のタンブラーを選びましょう。二重構造には「中空二重構造」と「真空二重構造」といった2種類があるのですが、購入には「真空二重構造」がおすすめです。

「真空二重構造」は二重層の間に真空層があり、熱を伝える分子の移動がほとんどなくなるため外気などの影響を受けません。このため、保温・保冷を長時間保てます。

飲み物の口当たりにこだわりたい場合は「シングル構造」を選びましょう。シングル構造は、飲み口が薄くなっている分、滑らかな口当たりが楽しめます。ただし二重構造よりは、保温・保冷性能は劣りますので、温度にこだわる方は注意が必要です。

また、二重構造のチタンより価格が少々手ごろなので、コスパも重視する方はシングル構造をチェックしてみましょう。

ビールや発泡酒の泡立ちにこだわる方、炭酸飲料を好む方なら、凹凸加工されたものがおすすめです。タンブラーの内側に凹凸の加工が施されており、きめの細かな泡を作り出して口あたりもよくしてくれます。

また、作り出された泡はすぐ消えずに保たれるので、長い時間美味しさを楽しめます。

チタンは素材が鏡面のような美しさが魅力のひとつですが、タンブラーとなると指紋がついたり、傷がついてしまう場合もあります。こうした使用跡が気になる方は、ブラスト加工が施されたタイプがおすすめです。

ブラスト加工は、表面にエアーなどでわざと荒れた模様をつけ、つや消しをしています。ザラっとした手触りにはなりますが、滑らず手に馴染んで傷も目立たず長く使い続けられます。

チタンタンブラーは、200mlほどの小さめなものから、500mlの大き目な容量まで幅広く展開しています。焼酎やウイスキーロック、日本酒などを楽しむ場合は小ぶりなサイズでゆっくり楽しむのがおすすめです。

ジュースやコーヒーには350mlサイズ、泡を楽しみたいビールには500mlサイズを選ぶと350ml缶の泡がこぼれずきれいにそそげます。

チタン製タンブラーは、保温・保冷や強度が優れていますが、これはステンレス製でもほぼ遜色がありません。ステンレス製のほうが値段も安くなるため、チタンタンブラーは付加価値としてインテリアにもなるようなデザイン性に力を入れているブランドが多くなっています。

特にカラーはバリエーションが豊富で、いつまでも眺めていられそうな洗練されたデザインも多く展開されています。

アウトドアなどの野外や職場などで使う場合には、ふた付きタンブラーが便利です。ふたがしっかり閉まるものであれば、万が一倒してもこぼれる心配がありません。また、ホコリや異物の混入も防げます。飲み物の温度も保てるため、温かい飲みもをの楽しみたい方におすすめです。

チタンタンブラーには他にも付加機能があります。お手入れが楽な食洗機対応や指紋が付きにくい加工・ドリンクカップがすっぽり入って保冷カバーのように使えるもの・飲み物がこぼれないパッキン付きもあるので、お好みや使用シーンに合わせて選んでください。

昭和59年に創業したホリエは、金属加工製品の一大産地である新潟県燕市のメーカーです。ホリエのチタンタンブラーは薄いチタンの二重構造が特徴で、高い保冷力・保温力があります。また、薄く広口に作られた飲み口は、飲み物の口当たりをよくしてくれます。

表面に彩られた模様は、シンプルなものから鮮やかなものまで幅広く飽きのこない逸品です。

サスギャラリーは新潟県燕市で、江戸時代から受け継がれる伝統の金属加工技術を活かしたライフスタイルブランドとして誕生しました。軽量でサビにくいチタンの特徴を最大限に生かし、経年劣化がほぼなく長く使えるタンブラーです。高級な品が多く、記念日など特別な日のプレゼントとして贈る方も多くなっています。

アウトドア用品で有名なスノーピークからは、マグタイプのチタンカップが展開されています。基本的には外で使うことが考えられており、ふた付きなど屋外で便利な機能が付いている商品が多くラインナップされています。

シンプルなデザインが多いですが、どんなシーンにも馴染む自然な感じがおしゃれとして人気が高くなっています。

アサヒのチタンタンブラーは、薄い二重構造で軽く扱いやすいうえに高い保温・保冷性を兼ね備えています。手の熱も伝わりにくく結露も一切しないため、ビールはもちろん氷を入れた飲み物も最後まで冷たいまま楽しめます。

燕市の職人の高い技術を使い、使い勝手と心地よさを実現した人気の高いブランドです。

チタンタンブラーのお手入れは、やわらかいスポンジに食器用中性洗剤をつけて洗いましょう。クレンザーやメラニンスポンジでこすってしまうと、変色する恐れがあるため注意してください。洗ったあとはしっかり乾燥させてから、湿気のない場所に保管します。

また、チタンタンブラーは食洗器が使えないものもあります。使う場合にはしっかり表記を確認して、食洗器対応かを確認してください。

チタンタンブラーは少々お値段が張りますが、飲み物をよりおいしく飲みたい方に大人気の素材です。チタン製が気になっている方は、ぜひ今回ご紹介したおすすめ情報を参考に購入をご検討ください。そして、おいしいひと時を堪能しましょう。

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