テニスラケットの人気メーカーを紹介｜おすすめテニスラケット10選・マイナーまで

テニスをしている人の中には、「このラケットは本当に自分に合っているのか？」と疑問を感じる人も多いはず。

自分に合ったテニスラケットを見つかれば、弾の精度も上がり、有利にゲームを進められます。ですが、テニスラケットはさまざまなメーカーから販売されていて、どれが自分に合っているのかわからないですよね。

この記事では、テニスラケットを取り扱っているメーカーの有名どころからマイナーなものまで、たくさん紹介していきます。また、テニス初心者でもわかりやすく、テニスラケットの選び方も解説するので、テニスラケットの購入をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

まずは、定番のメーカーを7つご紹介します。ラケットのメーカー選びにお悩みの方は、こちらの定番メーカーから選ぶのがおすすめです。

ヨネックスはテニスやバトミントンなどのスポーツ用品を扱う日本のメーカーです。国内生産にこだわりを持っており、そのクオリティは世界的にも人気があります。

ヨネックスのテニスラケットは、スイートスポットが大きく、初心者から上級者まで扱いやすいのが特徴です。レディース、メンズ関係なく使用できるのも、人気の理由です。

バボラはフランス発祥のメーカーです。バボラでは、ラケット以外にもシューズ・バック・ウェアなどを販売しているので、テニスをするのに必要なグッズをすべて揃えられます。

バボラのテニスラケットは、ボールにスピンをかけやすく、また、ボールが飛びやすいのが特徴です。カラーデザインにこだわったテニスラケットが多く、おしゃれに興味がある方にもおすすめです。

アメリカで生誕したスポーツ用品メーカーのウィルソンは、テニスラケットで世界シェア1位を獲得しているほど、使用人口が多いメーカーです。

ウィルソンは優しい打感としなりやすさが特徴で、初心者向けのラケットから上級者向けのラケットまで、さまざまな種類を販売しています。そのため、自分に合ったテニスラケットを見つけやすいメーカーです。

ヘッドはオーストリアで生まれた世界的有名メーカーです。多くのプロテニスプレイヤーがヘッドのラケットを使用しており、テニスグッズ以外にも、スキーやスノボー用品を扱っています。

ヘッドのラケットはボールのコントロール性を上げたい方におすすめです。また、少し重みのある打感が特徴になります。

プリンスはアメリカ発のメーカーで、テニス・バトミントン・スカッシュのラケットを取り扱っています。また、ファッションブランドのBEAMS（ビームス）と共同制作したラケットやウェアを販売しており、おしゃれを楽しみたい人にもおすすめです。

プリンスのラケットは、スピンやコントロール性を重視しており、中級者や上級者向けのテニスラケットが多いです。操作性・打感・重さなど自分がこだわりたい部分に比重を置いたラケットが見つけられます。

ダンロップはイギリス発祥のメーカーで、元々はゴムや車タイヤを製造していました。ダンロップのテニスラケットには、CX・FX・SX・LXの4つのシリーズがあり、それぞれに下記の特徴があります。

• CX：操作性が高い
• FX：スピンをかけやすい
• SX：強い弾が打ちやすい
• LX：よりパワーのある弾が打ちやすい

ダンロップのテニスラケットは上記のようにシリーズ分けがされているため、自分のプレースタイルに合わせてラケットを選べるのがメリットです。

テクニファイバーはフランス発のブランドで、日本では、ワニのブランドロゴで有名なLACOSTE（ラコステ）と販売代理店としての契約を結んでいます。

元々は、ラケットに使用されるストリングス（網の部分）を製造していることで、有名な会社でしたが、2004年からラケットの開発・製造も開始しました。

テクニファイバーでは、女性プレイヤー専門のテニスラケットも販売しています。フランスらしい奇抜なデザインが多く、ユニーク好きな方におすすめのメーカーです。

ここからは、「周りが使っているものとは違いものを使いたい！」や「個性的なラケットを使いたい！」とお考えの方におすすめな、マイナーなテニスラケットメーカーについてご紹介します。

2009年にイギリスで生誕したばかりのメーカーであるマンティスは、ハイクオリティかつ低価格なラケットを販売しています。また、ベーシックな性能とシンプルなデザインが魅力的です。

マンティスでは、さまざまな重量のテニスラケットが販売されており、女性でも男性でも自分にぴったりのテニスラケットを見つけられます。

プロケネックスは台湾で生まれたメーカーで、テニスグッズの他に、バトミントンやスカッシュのラケットも取り扱っています。ラケットの内部に砂状の金属が入っており、ボールを打つ際の手首や肘にかかる負担が軽減されているのが特徴です。

テニスをしていて、肘を傷めるのが心配な方や、現在、手首を痛めているなどの方には、ぜひ購入を検討してほしいメーカーです。

ここからは、テニスラケットを選ぶ際のポイントを解説していきます。これからテニスを始めようとしている方も、現在テニスを頑張っている方も、ぜひチェックしてみてください。

フェイスサイズ（ラケットの面の大きさ）は、大きいほど、スイートスポットも広くなり、打ち返しがしやすくなります。一方で、フェイスサイズが小さいラケットは、打ち返しが難しくなる分、コントロール性が向上します。

フェイスサイズは100平方インチが平均サイズだと言われています。初心者の方には、100平方インチ以上の大きいものがおすすめです。

テニスラケットの重さは、およそ280～300gまでが平均的です。300g以上の重いラケットも販売されており、スイングのフォーム練習に使用される場合もあります。

軽量なラケットは振りやすいため、初心者・力が弱い方・レディースにおすすめです。反対に、重いラケットは力強い弾が打てるので、パワーヒッターに向いています。

フレームバランスとは、テニスラケットの重心点になります。重心が中心にあるラケットは、イーブンバランスと呼ばれ、基本的なスタイルです。

また、ヘッド側に重心があるものをトップヘビー、グリップ側に重心があるラケットはトップライトと呼ばれます。

それぞれプレースタイルによって使い分けができ、コントロールやボレーを極めたい方はトップヘビー、サーブやスピンを重視したい方にはトップライトがおすすめです。

ストリングスとも呼ばれるガットは、ラケットのボールと接する面部分にある網目状の糸です。基本的に、縦に16本、横に19本の糸が張られています。

ガットが細かい場合、ボールのコントロールがしやすくなります。反対に、ガットが粗いラケットは、スイートスポットが広くなります。また、スピンがかかりやすいメリットもあります。ただし、ガットが粗いと切れやすくなるので注意が必要です。

一般的なフレームの厚さは、17～30mmと言われています。また、それぞれの厚さは下記のように呼ばれています。

• 薄ラケ：厚さ20mm以下
• 中厚：薄ラケと厚ラケの間
• 厚ラケ：厚さ25mm以上

厚ラケは、ボールの跳ね返りがよくなるため、初心者に向いています。薄ラケはコントロールがしやすいですが、強いボールを打ち返すのが難しくなるため、中級者以上向けです。

テニスラケットのグリップには、それぞれG1～G4のサイズ表記があります。海外では、表記方法が異なるため、下記を参照ください。

グリップの太さは、握ったときに親指の根本と中指の間に、反対の手の人差し指が入る程度の大きさがおすすめです。

黄金スペックのラケットは、年齢・性別・テニスの上手さ関係なく、万人にとって使いやすいラケットになります。下記が、黄金スペックと言われるラケットのサイズです。

• フェイス：100平方インチ
• 重さ：300g
• フレームバランス：イーブン（320mm）
• フレーム厚さ：23～26mm前後

テニス初心者の方は、黄金スペックのラケットから使い始め、そこから自分のプレースタイルに合わせてサイズ調整するのがおすすめです。

テニスをする人にとって、プロのテニスプレイヤーが一体どんなラケットを使っているのか気になりますよね。ここからは、有名テニスプレイヤーが使用しているテニスラケットのメーカーをご紹介します。

まずは、日本人の有名プレイヤーが使用しているメーカーです。

ヨネックスは国内メーカーであり、多くの日本人選手が使用しています。

次に、外国人プレイヤーの使用しているメーカーをご紹介します。

外国人プレイヤーには、ウィルソンやバボラのテニスラケットが人気です。

ラケット・テニスウェア・シューズなどのメーカーは、プロのテニスプレイヤーも統一していません。好みのデザインや着心地で選びましょう。

下記の記事では、レディース・メンズのテニスウェアのおすすめを紹介しているので、ぜひご覧ください。

テニスラケットを購入したら、ラケットを収納しておけるバッグが必要です。持ち運びに便利はリュックタイプから、ちょっとしたお出かけ時にも使えるトートバックタイプまでさまざまなラケットバッグが販売されています。

ラケットを持ちながら電車や自転車に乗る方は、リュックタイプのラケットバックがおすすめです。

今回は、テニスラケットのメーカーについて、詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたか？テニスラケットはメーカーによって特徴が異なります。理想に合ったラケットで、テニスを楽しみましょう！

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