ボールペンのおすすめ30選｜インクの種類や機能別にご紹介！

ボールペンは勉強やビジネスシーンなど、さまざまなシーンで活躍する筆記具です。一口にボールペンといっても種類は豊富で、どのタイプが書きやすいのかわかならい方も多いはず。

ボールペンのインクの種類は大きくわけて油性・水性・ゲルインクと3種類あり、それぞれ書き味が変わってきます。速乾性を求めるなら油性・発色のよさを求めるなら水性・なめらかな書き心地を求めるならゲルインクなど、自分に合った書きやすいタイプのボールペンを見つけましょう。

この記事では、ボールペンの選び方やおすすめ商品を紹介します。ほかに、高級ボールペン・おすすめブランドやメーカー・服にインクがついてしまったときの落とし方なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ボールペンの選び方には、インクの種類・ペン先の出し方・線の太さ・グリップの素材・機能などさまざまな方法があります。選び方を知って、自分にぴったりのボールペンを見つけましょう。

ボールペンのインクの種類は大きく分けて、油性・水性・ゲルインクの3種類があります。それぞれ特徴が違うので、自分に合ったインクを選びましょう。

油性ボールペンは、文字がにじみにくいのが特徴です。速乾性・耐水性・耐光性が優れており、大事な書類（履歴書や公文書など）を書く際に適しています。また、書いた文字がすぐに乾くので、手や紙が汚れないのも嬉しいポイントです。

しかし、インクの粘度は高く、文字がかすれやすいデメリットも。書き心地のいい油性ボールペンがほしい方は、低粘度インクを選ぶとなめらかな書き味を楽しめます。

水性ボールペンは、なめらかな書き心地が特徴です。筆圧をかけなくてもサラサラと書きやすく、筆圧の弱い方や長時間文字を書く方などに向いています。また、カラーバリエーションも豊富なので、イラストを作成する際にもおすすめです。

なめらかな書き心地が特徴ですが、耐水性が低く文字がにじみやすいデメリットも。光沢のあるコート紙や大事な書類を書くときには向いていないので、油性かゲルインクを検討しましょう。

ゲルインクボールペンは、普段使いにおすすめです。特徴として、油性の耐水性や速乾性・水性のなめらかな書き心地を兼ね備えています。書いた文字がにじみにくく、軽い書き味なので日常使いや長時間文字を書く方に最適です。

油性と水性のいい部分を兼ね備えたゲルインクですが、インクの減りが早いデメリットも。使用する際はインク残量をこまめに確認し、数本ストックを持っておくと安心です。

ボールペンのペン先の出し方は大きく分けて、ノック式・キャップ式・回転式の3タイプがあります。それぞれ特徴が違うので、自分にとって書きやすいタイプを選びましょう。

ノック式のボールペンは、使い勝手がいいのが魅力です。ペンの上部にある部分を押すとペン先が出てくるので、使いたいときにすぐに使えます。普段使いや電話対応のメモとりをするときにおすすめです。

また、ノックタイプのボールペンは種類が豊富なので、自分にぴったりのものを見つけられます。使いやすい魅力がありますが、ペン先を出したままにしておくとインクが乾燥して使えなくなるデメリットも。使用後は必ずペン先をしまっておきましょう。

キャップ式のボールペンは、ペン先のインクが乾きにくいのが魅力です。うっかり芯を出しっぱなしにする恐れがないので、ワイシャツやジャケットのポケットにも入れられます。

また、キャップタイプのボールペンは安いものから高級なものまで、幅広く販売されているのが嬉しいポイントです。しかし、キャップをなくしてしまうと、ペン先のインクが乾いてしまうデメリットも。必ずキャップをなくさいよう、丁寧に扱いましょう。

回転式のボールペンは、芯を出す音が気になる方におすすめです。ボールペンの軸を回転すると芯が繰り出す仕組みになっています。芯が出てくるときの音が静かなので、ビジネスやフォーマルなシーンで使うのに最適です。

優雅な所作がおこなえる魅力がありますが、ノック式と同じくペン先を出したままにしておくとインクが乾燥してしまいます。使用後はペン先をしまうのを忘れないようにしましょう。

ボールペンを選ぶ際は、線の太さで選ぶのもおすすめです。下記にボールペンの線の太さをまとめているので、参考にしてください。

ボールペンにはさまざまな線の太さがあるので、用途によって使いわけてみてください。

ボールペンのグリップの素材はさまざまあり、それぞれ使い心地が違います。下記にグリップの素材をまとめているので、自分の手に合ったタイプを見つけましょう。

• 金属：握ったときにベタつき感がない。やや重量感はある。
• 木：温かみがあり、やさしい握り心地。わずかな凹凸が指に引っかかり握りやすい。
• プラスチック：ツルツルとした握り心地。手汗で滑りやすくなるので、長時間の筆記には向いていない。
• ラバー：粘り気があり、やや硬めの握り心地。握った位置がずれにくいので、長時間の筆記に向いている。
• シリコン：ぷにぷにと柔らかい握り心地。指の形に合わせて変形し、手の負担を軽減する。

ボールペンは、さまざまな機能付きのものがあります。ここでは、多色ボールペン・フリクションタイプ・タッチペン付きを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

多色ボールペンは、勉強用におすすめです。2色・3色・4色タイプなどがあるので、1本で複数の色を使いわけられます。学生で勉強をするとき・マルチタスク・イラスト作成をするときなどに最適です。

また、ペンケースに入れる際は1本で済むので、持ち運びしやすいメリットもあります。商品によってはインクのカラーを自分でカスタマイズできるタイプもあり、自分の好きな色合いで揃える楽しさを味わえます。

フリクションタイプのボールペンは、書き間違いをしたときに便利な商品です。特殊なインクが使用されており、書き間違えた際に上部についているラバーでこすると、文字が消せる仕組みになっています。

ノートやメモをとる際に使い勝手はいいですが、公文書や履歴書などの正式な書類には使えません。また、フリクションタイプのインクは高温で消えてしまう恐れがあるため、ラミネーターや直射日光の当たる場所では使用しないでください。

タッチペン付きのボールペンは、タブレットやスマホを使う方におすすめです。ボールペンの上部にタッチペンが付いているので、メモをとりながらタブレットやスマホにも直接文字が書けます。

ボールペンとタッチペンを2本同時に持ち運びしなくていいので、外出時の荷物を減らしたい方にぴったりです。タブレットやスマホを使用する方は、ぜひチェックしてみてください。

ボールペンをプレゼントする際は、高級なタイプがおすすめです。高級ボールペンはスタイリッシュなデザインが多く、入学や就職祝い・誕生日プレゼントなどのビジネスやプライベートシーンに適しています。

また、商品によっては名入れできるタイプもあります。特別感があり喜ばれるので、ぜひ大切な方に贈ってみましょう。

ここでは、ボールペンのおすすめブランドやメーカーを紹介します。PILOT（パイロット）・三菱鉛筆・PARKER（パーカー）・MONTBLANC（モンブラン）など、ぜひご覧ください。

PILOT（パイロット）は日本の有名筆記具メーカーで、高機能で使い勝手のいい商品がたくさんあります。

PILOT（パイロット）のボールペンは、価格は安いのに書き心地抜群な商品が多いのが魅力です。ボールペンを初めて購入する方にも向いています。油性・水性・ゲルインク・多色・多機能などさまざまなタイプから選べます。

三菱鉛筆はuniと呼ばれるブランドを展開しており、ボールペンのラインナップが豊富です。超低摩擦の『ジェットストリーム』が人気商品のひとつ。従来の油性ボールペンよりも摩擦力が低く、速乾性がありながらなめらかな書き心地を堪能できるのが嬉しいポイントです。

また、三菱鉛筆のボールペンは、左利きの方にぴったりな商品もあります。圧縮空気による特殊なインクでかすれにくい『パワータンク』や、セルロースナノファイバー配合インクでかすれが少ない『ユニボールシグノ307』などがおすすめです。

PARKER（パーカー）は、世界各国で愛される高級筆記具ブランドです。長い歴史を持ち、太平洋戦争における日本の終結調印式での署名の際にも使用されました。

PARKER（パーカー）のボールペンは、スタイリッシュなデザインが多いのが魅力です。高級なものや比較的安いものなどもあるので、プレゼント用や自分へのご褒美に適しています。1本持っておくとおしゃれさがアップするでしょう。

MONTBLANC（モンブラン）は、ドイツで創業された高級筆記具ブランドです。『マイスターシュテュック』シリーズが有名で、シンプルでおしゃれなデザインが高級感を漂わせます。カラーバリエーションも豊富なので、男女ともに使いやすいのが魅力です。

また、ボールペンは名入れ可能な商品もあり、プレゼント用にも向いています。高級感のあるボールペンはビジネスシーンでも活躍するので、大切な方のギフトにぴったりです。

ここでは、服にボールペンのインクがついてしまったときの落とし方を紹介します。

【油性の場合】

1. インクが付いた箇所にタオルを敷く。
2. インク汚れの裏からアルコールをたらし、歯ブラシや綿棒などを使ってトントンと叩く。（衣類が色落ちしていないか確認しながらおこないましょう。）
3. インクが溶けたら洗濯をして完了です。

【水性・ゲルインクの場合】

1. インクの付いた箇所をぬるま湯で濡らす。
2. 弱アルカリ系洗剤や石けんを付けて優しくもみ洗いをおこなう。
3. インクのシミが取れたら洗濯をして完了です。

服にボールペンのインクがついてしまった際は、スピーディーな対応が大切です。時間が経つほどインクが落ちにくくなるので、手早くおこないましょう。下記におすすめのシミとり剤も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ボールペンは、さまざまなシーンで活躍する筆記具です。インクの種類・ペン先の出し方・線の太さ・グリップの素材・機能性などで使い心地が変わってくるので、自分に合ったタイプを選びましょう。お気に入りのボールペンを見つけて、さまざまなシーンで活用してください。

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