観葉植物クロトンのおすすめ15選！育て方・増やし方も紹介！毒性がある？｜口コミ付き

観葉植物のクロトンは、トウダイグサ科コディアエウム属の熱帯性植物です。クロトンはインドやオーストラリアなどの地域に分布している常緑樹です、かなり昔から庭木や街路樹・観葉植物として多くの人に親しまれてきました。

クロトンは生花店やホームセンター・100均ショップなどで手に入り、手軽に購入できる点も魅力です。また、インターネットや通信販売でも購入できます。クロトンは、緑色以外に赤・黄・オレンジなどの鮮やかな模様が入っているカラフルな植物で形も豊富です。

そこで今回は、人気がある観葉植物・クロトンについて詳しくみていきます。クロトンの選び方やおすすめ商品についてご紹介し、育て方や増やし方などについても解説します。ぜひチェックしてみてください。

クロトンはアジアやオセアニア地域に分布している低木の常緑樹で、古くから観葉の植物として多くの人に親しまれてきました。形や種類・色が豊富で100種類以上もの種類があります。また、赤・黄・オレンジなどの差し色が鮮やかで部屋を華やかにしてくれます。

クロトンの花言葉は「艶っぽい」「妖艶」などで、沖縄県では幸せを呼ぶ観葉植物と昔から考えられており、主に門前に飾られています。また、クロトンは葉が上に向かって生長していくため、風水学的には陽の気がある植物です。

そのため気を迎える玄関や、電化製品を置く部屋などに飾ると、陽の気を招き入れて悪い気を跳ねのけると言われます。

クロトンはさまざまな色や種類のタイプがあります。購入する前に、クロトンにはどのような種類があるかについて知っておくと、購入時に迷いが少なくなります。

キンセンコウは葉がくるくるとした螺旋状に巻いているクロトンで有角系の代表品です。別名キラセン（黄螺旋）とも呼ばれています。キンセンコウの葉の色は全体的に黄色のものが多く、不規則に黄色が入っているものもあります。

黄色と緑のコントラストが鮮やかで美しいキンセンコウは、部屋に置くだけで雰囲気が明るくなります。風水的にはキンセンコウは葉が大きく上に伸びているため金運にいい植物で、部屋の西側に置くと金運がアップするとされています。

アケボノは、クロトン広葉系の代表的な品種で1930年頃に日本生まれました。アケボノの新葉は黄緑と黄が混ざり合っています。一方でアケボノの下葉は鮮やかな赤みがかった色をしています。

また、アケボノの一種であるサマー・プリンスは、新葉は黄色で下葉は緑のベース色に黄の斑点がある品種です。広葉系のクロトンを探している方に、特におすすめの品種です。

ハーベストムーンは葉の形がほこ型になっており、緑がベース色で黄色も入っている種類のクロトンです。ピンと上に向かって葉が成長していきます。

一目みると気分が明るくなるような目を引く鮮やかな色の葉脈が特徴的です。色が鮮やかでシャープな形の葉のハーベストムーンは、人気のクロトンの種類の1つです。

トビバはクロトンの中では変わった形の葉が特徴的です。飛葉系の観葉植物で先端にいくほど広がっていて、葉の真ん中のあたりはすぼまった形をしています。

トビバの葉はかなり深い光沢感があり、生き生きとした葉の色を楽しめます。不思議な形をしたクロトンを探している方にもおすすめです。

人気の観葉植物・クロトンを選ぶときに「どのような点に注目すればいいのかが分からない…」との疑問を持つ方も多いと思います。ここでは、クロトンを購入するときに確認したい事項について見ていきます。

クロトンはどの種類も基本的に光がよく当たる風通しのいい場所を好みます。また、水はけのいい環境に置くのも大事なポイントです。クロトンを家の中で育てる場合は、窓側など日当たりのいい場所に置きましょう。

また春から秋にかけては、日中できるだけ外に置き日光に当てることで葉のツヤが出て鮮やかな色に育ちます。

しかし、葉の色が薄い品種のクロトンは直射日光や強い日差しに弱く、葉焼けをしてしまうため注意が必要です。ブラインドやレースカーテンを使うなどして日光が直接当たらないよう調節しましょう。

豊富な種類があるクロトンは、指し色がオレンジ・紫・赤など実にカラフルな観葉植物です。また葉の形状は主に、広葉系・細葉系・螺旋葉系・鉾葉系・長葉系など5種類があります。豊富な葉の形や色などから、自分好みのクロトンを見つけてみましょう。

葉の形状ごとの主なクロトンの種類には以下のようなものがありますので、ぜひ参考にしてください。

• 螺旋葉系：キラセン (緑の葉で黄金色の斑模様が美しい)・アカマキ (葉が赤い)
• 長葉系：オウハンヨウ (葉の長さが10～20cmある)
• 広葉系：アケボノ (幅広の葉が特徴的な日本生まれのクロトン)
• 鉾葉系：エクセレン (葉が槍の鉾先のような形状)
• 細葉系：オウゴンリュウセイ・またはゴールドスター (細い葉に黄色の星砂斑がある)

クロトンは育てる種類によっても、初心者でも育てやすいものと手間がかかるものがあります。また、一般的な土で育てる以外に、人工素材のハイドロカルチャーで育つ品種もあります。ハイドロカルチャーはプランターが必要なく、花瓶や透明な容器などでも植えられます。

部屋に置くとおしゃれ度がアップしてインテリアとしても楽しめます。購入するときには、どの種類のクロトンが育てやすいか・枯れにくいかなどを店員に聞いてみましょう。

せっかく購入したクロトンは、正しい育て方やお手入れをしないと弱ったり枯れたりしかねません。ここでは、クロトンを育てるときに気を付けたい内容についてご紹介します。

クロトンは日当たりのいい場所を好む植物です。部屋の中で育てる場合でも、日中はできるだけ日光に当てるなど1年を通じて光に当てる工夫が必要です。クロトンは日光に当てると葉の色が鮮やかに成長しますが、日当たりが悪い場所に置いたままだと葉の色が悪くなるので注意が必要です。

また、クロトンは乾燥に弱く乾燥が続くと葉が枯れてしまいます。水やりする際には、霧吹きで葉に水をかけてあげましょう。また、クロトンは寒さに弱い植物ですので、室温が5℃を下回るときには、鉢ごとすっぽりとダンボールに入れて毛布でくるむなどの対策をしてください。

クロトンは乾燥に弱い特徴がありますが、水を与えすぎても生育に影響が出てしまうデリケートな植物です。葉の部分は年間を通じて霧吹きで水をかけてあげるのが大事です。葉水は冬の寒い時期に葉が乾燥するのを防止し、生育期にはハダニの発生を抑える効果もあります。

クロトンの生育期にあたる5～6月及び9～10月は、土表面が乾いたときに鉢の下からたっぷりと水を与えてください。また、7月～8月には鉢の土が乾かないように水やりをするのがポイントです。

秋になったら徐々に水やりは控えめにしましょう。クロトンは冬には生育の鈍くなりますので、表面の土が乾いたら水を与え、土を少々乾いた状態にするのがコツです。

観葉植物を育てるときには肥料の準備もおすすめします。肥料を上げる間隔は約2ヶ月に1回が目安となります。固形の化成肥料で土の上に置くタイプの固形の化成肥料は、ゆっくりと効果が出ます。また、液体の肥料は月に約2回の間隔で肥料を与えます。

クロトンは液体・固形の両方の肥料が使えますので、お手入れの手間や成長具合によって選ぶようにしましょう。

クロトンは葉の上にほこりが溜まりやすい観葉植物です。葉にほこりがついてしまうと、外見上の見栄えがよくないだけでなく、日光を取り入れる妨げにもなります。

葉の汚れが目立ってきたら、湿らせたティッシュや布で葉の表面を軽く拭いて汚れを取り除きましょう。また外やベランダなどで、クロトンの上から全体にかけて水をかける方法もあります。

クロトンを増やしたい場合は、挿し木によって数を増やせます。挿し木の時期は5月～8月に行うのが最適です。挿し木の仕方は以下を参考にしてください。

1. 枝の先を10～15cmほど切り取る
2. 枝の真ん中より下の葉も切って落とす
3. 切り口は水に約20分～30分浸ける
4. 挿し木用の土 （赤玉土など）を鉢に入れ枝を挿す
5. 土が乾いたら水やりをして日陰で管理する
6. 約1ヶ月で発根する
7. 発根したら日の当たる場所に徐々に移す

毒性と聞くとかなり危険な植物なのでは？と不安に思うかもしれませんが、クロトンの枝の中にある樹液成分に触らない限りは人体への悪影響や危険性はありません。万が一クロトンの樹液が出てきた場合は、直接触れたり口の中に入れたりしないように注意しましょう。

この樹液は皮膚をかぶれさせてしまうので、必ず手袋を付けて作業してください。また、子どもやペットが触れないよう置く場所に気を付けるといった工夫も必要です。

人気の観葉植物のクロトンは、形がさまざまで色の種類も多い熱帯性の植物です。クロトンを部屋に置いて育てると、部屋のムードが明るくなります。カラフルな観葉植物のクロトンを部屋で育てて、植物の癒しパワーとリラックス効果を感じてみましょう。

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