観葉植物のドラセナおすすめ23選｜風水でも人気！育て方や見分け方も解説

インテリアに映える観葉植物として、自宅用だけではなく贈り物としても人気のドラセナ。葉や幹の形がさまざまで、あまりの種類の多さにどれを選べばいいか分からない、とお悩みの方も多いのでは？そこで今回はドラセナの種類や特徴・人気のある品種についてご紹介します。

また、ドラセナを育てるのなら「どんな種類が育てやすいか」「置き場所はどこがいいか」などを知っておくと便利です。さらに、プレゼントとしてドラセナを贈りたいと考えている方は、風水や花言葉なども気になるところ。

ドラセナの花言葉や風水的な意味がわかれば、種類豊富なドラセナの中から自分にもプレゼントにも最適なものが見つかります。本記事では育て方から花言葉まで詳しく解説するので、ぜひ最後までチェックしてください。

熱帯に生息する常緑樹、ドラセナ。ここでは人気の観葉植物のひとつ、ドラセナについてご紹介します。葉や幹の形状がさまざまで人気のあるドラセナの驚くような名前の由来や、特徴についてまとめていますのでご覧ください。

ドラセナとはラテン語で「メスの竜」のこと。ドラセナの中には真っ赤な樹液を出すものがあり、15世紀のカナリア諸島ではそれを固めたものを竜血と呼び特産品にしていたことも。そのためドラセナは「竜血樹」とも呼ばれます。

花言葉は「幸福・永遠の愛・長寿・真実」。日本では「幸福の木」とも呼ばれ、インテリアにぴったりの観葉植物として人気が高いです。

鮮やかなグリーン地に黄色い中斑の縦縞模様が美しいドラセナは、熱帯の植物なので耐暑性は高いものの寒さには弱いです。生命力が強く20mほどまで成長するものもあり、観葉植物の中では大型種に入ります。

5月から10月の生育期を経て、しっかり大きく育ったドラセナは花を咲かせることもあります。白い小花が集まった手毬状のものがメジャーですが、種類によってはベルのような形に咲くことも。開花時期は10～12月です。

ドラセナは日当たりを好みます。しかし、強い直射日光は葉焼けを起こすことがあるので避けましょう。日陰にも強いので、室内に置いても問題ありません。

風水的には、葉の形によってもたらすパワーが異なるため、それぞれ置き場所は異なります。コンシンネのように細長い葉を上向きに伸ばすものは「陽の気」を持つので玄関がおすすめですし、大きく育ったマッサンゲアナは葉が垂れ下がっているので、寝室やリビングが向いています。

ここでは数あるドラセナの中から、代表的な人気の高いドラセナを5種類紹介します。ドラセナは葉の形や枝の形に個性のある植物です。またサイズも小型種から大型種まで揃っているので、インテリアに合わせたものが選べます。

細長く、鋭い刃先が上向きに生えているのがドラセナ・コンシンネです。風水的にも陽の気を放ち、魔除けの効果が期待されるので玄関先に置くのにぴったり。別名「真実の木」とも呼ばれ、プレゼントに人気があります。

• レインボー・・・赤みのある葉色が特徴
• トリコロール・・・緑の葉の色と赤と黄色の縦に入った斑がトリコロールに見えるのが名前の由来。丈夫でカラフルな葉が美しい。
• ホワイボリー・・・別名ホワイトホリー。グリーン地に乳白色の斑入りでストライプ調の色が美しい。葉は細長く、まるで噴水のように垂れ下がる。

和名を「ニオイセンネンボク」、別名「ドラセナ・デレメンシス」とも呼ばれます。フレグランスの名前のとおり、香りの豊かさが特徴で、環境がいいと背丈が高く6mになるものもある大型種です。数多くの品種の親株に当たります。

• マッサンゲアナ・・・ドラセナの代表格
• レモンライム・・・レモンライムの鮮やかなカラーが魅力的
• フレグランス”ワーネッキー”・・・小型種。白い縦模様が緑地に映える
• フレグランス”アオワーネッキー”・・・白い縦模様が消え、青々とした濃いグリーンが特徴的
• フレグランス”コンパクタ”・・・アオワーネッキーの小型種
• ジェレ・・・フレグランスの耐寒性を高めた小型種

熱帯アジアに生息するドラセナ・リフレクサは、白く細長い幹と笹のような濃いグリーンの葉が生い茂る大型種です。幹は柔らかく細くしなやかな外観で、葉が垂れ下がる様がエレガント。アジアンリゾート風なインテリアにぴったりです。レフレクサとも呼ばれています。

• ソングオブインディア・・・幹は茶色。リフレクサより葉が大きい
• ソングオブジャマイカ・・・幹は茶色。葉の中央に黄色い斑が入り、グリーンが濃い

幹を傷つけると真っ赤な樹液を出す品種で、別名「竜血樹」「ドラゴンツリー」と呼ばれています。ドラセナの中でも大変生命力が強く、環境がいいと20mもの巨木になることも。耐寒性も高いので、成長に伴って地植えにするのがおすすめです。

南国の木のようなイメージで、太く真っ直ぐに伸びる幹が力強く、原産地の熱帯では庭木として植えられることが多い品種です。ボトルを逆さまにした形から、ボトルツリーとも言われます。

日本では「ミリオンバンブー」「開運竹」の名で親しまれているサンデリアーナ。葉色や形態によって品種が異なりますが、笹のような形の葉と光沢感が特徴的です。幹が柔らかいので形を変化させて楽しめます。

• サンデリアーナホワイト・・・白色と緑のストライプ
• サンデリアーナゴールド・・・黄色と緑のストライプ
• ミリオンバンブー・・・ドラセナ・サンデリアーナの葉が落ち、茎のみになった姿のもの

ドラセナは年間を通して反日蔭の場所に置くのがおすすめです。耐暑性はありますが耐寒性に弱いため、冬場でも5℃以上ある場所に置きましょう。5月から10月にかけてが成育期ですが、水やりは3～5日に1度、冬場は10日～2週間程度で十分です。たっぷり水やりしてあげましょう。

また、観葉植物に与えられる肥料も見てみましょう。適度な肥料を与えることで、葉色が美しく成長します。生育期は水やりの直後に液体タイプの肥料を与えると、より大きく見栄えのあるドラセナへの成長が期待できます。

赤紫色の美しい葉が特徴的な、ドラセナコルジリネと呼ばれる品種があります。これはドラセナによく似た赤い葉をつけることから名付けらていて、別名赤ドラセナとも言われることもありますが、れっきとした別品種です。

見分け方は葉の色です。グリーン地に赤や黄色の斑の入った葉色をしており、似た色味をもつコンシンネと葉の形が違います。オーストラリア原産なので耐寒性に弱いため、室外での生育には向きません。

観葉植物ドラセナは種類が豊富でさまざまな色や形が楽しめます。自宅にグリーンを増やしたい方には小型種もおすすめです。大型種はプレゼントにも喜ばれます。花言葉や風水なども参考にして、インテリアをおしゃれに飾りましょう。

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