おすすめ油性ペン20選｜用途にあったインクの選び方もご紹介

油性ペンは園児・学生などのノートや体操服などの名前記入で用いるほか、プラスチック・布などに記入が可能なので、工作での使用もできます。万能なペンでもある油性ペンですが、販売されている種類が多くペンの太さなどどういった商品を選べばいいのか迷いますよね。

油性ペンはインクの種類や使用する用途で考えると選びやすいです。また、ペンの太さや機能面も選ぶ際のポイントになります。この記事では、油性ペンの選び方をご紹介しており、油性ペン選びで迷っている方に参考になる内容です。

そのほかにも、水性ペンとの違い・100均、無印良品で買えるのか・手について汚れの落とし方・書けなくなった際の対処法など、油性ペンの疑問についてもご紹介しています。油性ペンを購入する際はぜひ一読してみてくださいね。

ペンを選ぶ際に「油性ペン」「水性ペン」どちらがいいのか迷いますよね。それぞれの特徴を知る事で違いの理解が可能です。油性ペンは油を溶かす有機溶剤が使用されています。水性ペンは使用されているのは溶剤ではなく水です。

これにより、油性ペンは水性ペンに比べてインクの乾きやすいため、プラスチックなどの素材でも書いたものが落ちにくいのが特徴になります。一方で、水性ペンは乾きが遅いものの油性ペンのような紙への裏うつりや臭いが少ないのが特徴です。

顔料インクの特徴は耐久性に優れている点で、水・日光に対しても強いため屋外での活用も可能です。主にペイントマーカーに多く、発色がいいのも特徴になります。

顔料インクの油性ペンは対象物にしっかりと固着するため、色合いを大事にしたい場合には重宝するアイテムです。書いたままの状態で長く保存したい方にはおすすめのアイテムになります。金属に記入する場合にもおすすめです。

染料インクは染物・衣類の着色に使われている着色剤が使用されています。カラーバリエーションが多く・水に強いのが特徴で、色合いにこだわりがある方にはおすすめです。

一方で、顔料インクに比べると、長い間日光にさらされると変色してしまう特徴があります。そのため屋外での使用には不向きなので、屋外での使用を考える方は顔料インクを選ぶといいです。

園児・小学生など、体操服や布製のシューズなどに名前を書く機会があります。洗濯をすると書いた文字がにじんでしまった経験はありませんか。そういった場合におすすめなのが、耐水性・撥水性がある油性ペンです。

布製のシューズなどは洗濯するたびににじみやすいですが、耐水性・撥水性があれば何度も書き直す手間が省けます。

工作や絵を描く用途で使用するのであれば、カラーの油性ペンがおすすめです。中でもカラーペンがセットになった製品は豊富なカラーが揃っているため、個性のある色合いが表現できます。白色・金色といった色が欲しい方にもおすすめ。

同じような系統の色でも薄い色から濃い色まで幅が広く、細かな色合いの調整ができるのが魅力です。淡い系の色合いのセット・濃い系の色合いのセットなど、目的に応じたセット商品を選んでみてください。

どういった目的で油性ペンを使うのかでペンの太さを選ぶ基準が変わりますが、名前を書く程度であれば、細字から中字（0.6mm～1.0mm）が使いやすい太さです。細かい部分に記入する場合は、極細・超極細（0.5mm以下）のものが選択肢になります。

ポスターなど大きめのものに書く場合は太字（6.0mm）があるタイプの油性ペンを選ぶといいです。太いサイズのものは目立たせたい場合に重宝します。

カートリッジ式とはカートリッジでインク交換ができるタイプの油性ペンになります。インクが切れても本体を買い替える必要がなく、カートリッジを交換するだけで再度使用が可能になるため、エコでいて経済的です。

普段から油性ペンを使用して消費される方に、コスパがいいカートリッジ式の油性ペンをおすすめします。カートリッジの交換も難しくないです。

油性ペンを使う上で面倒になるのがキャップの付け外しです。場合によっては失ってしまう場合もあるため、気を付けて使用する必要があります。ノック式の油性ペンであれば、ボールペン感覚でノックして油性ペンが使用できるため、失ってしまう心配はありません。

キャップを失ってしまった場合はペン先が乾燥してしまいますが、ノック式はノックしてペン先さえ隠せば、乾燥の心配もいらないです。

ツインタイプのペンは1本の油性ペンで2つの太さをカバーしているものになります。細字と極細・太字と中字など組み合わせはさまざまですが、幅広い用途に対応しているアイテムです。

ネームとして使用する場合に、細字・極細の組み合わせを持っておけば、どのようなものであっても書きやすいため重宝します。とても便利なので、1本は持っておきたい商品です。

油性ペンはどこで売っているのでしょうか。文房具コーナーがある生活雑貨店やドラッグストアはもちろんですが、100均・無印良品でも購入が可能です。より多くの種類を探したい場合は文房具店で探す必要があります。

とはいえ、100均・無印良品でも十分なラインナップがあるため、油性ペンをお探しの方はぜひ確認してみてください。無印良品ではネットショップでも販売しています。ネットで買えるのは店舗に出向く手間が省けて便利です。

油性ペンは書いたら消えにくい・水に溶けにくいのが特徴です。そのため、手や衣服についてインク汚れは簡単には取れません。机などの固い部分について物は、メラミンスポンジでこすると落ちます。但し、コーティングが施されている場合は剥がしてしまう可能性があるため気を付けましょう。

手について場合は乳化剤入りのクレインジングオイルを用いると汚れが落ちますが、ぬるま湯で洗った後は皮膚のターンオーバーを待てば自然と薄くなっていくため、気長に待つのが一番です。

油性ペンを使い終わった後、キャップの閉め忘れでペン先が固まってしまい、書けなくなった経験はありませんか。そのような場合は、除光液を活用するといいです。キャップに半分ほど除光液を入れてキャップを閉めてペン先を除光液に浸します。

10分程度経過すると、再度書けるようになるはずです。これは除光液の成分が固まったペン先のインクを溶かすため再び描けるようになります。除光液がない場合はアルコールを用いて同様の方法で対処可能です。

この記事では、油性ペンのおすすめ商品をご紹介しました。油性ペンは種類が多いですが、用途に合った油性ペンを選べば迷う心配はありません。ぜひ、この記事で紹介している油性ペンの選び方も参考にしてみてください。

こちらの記事もあわせてご覧ください