離れ目の整形ができる美容外科クリニック10院！【離れ目の基準は？眉毛と目が離れている場合の対処法も！】

離れ目を解消に導く施術法として蒙古ひだを切開する『目頭切開』があります。蒙古ひだとは目頭にある皮ふ部分です。涙丘と呼ばれる目頭の粘膜部分を覆っており、蒙古ひだはアジア人に多く見られる特徴です。

蒙古ひだが大きく発達していると目が小さく見えたり、目が離れて見えたりします。ここでは、蒙古ひだを取り除く『目頭切開』の2つの施術法について紹介します。

Z法は、目頭にZ型にメスを入れ切開する施術法です。蒙古襞を切開し、隠れている涙丘(目頭の粘膜部分)を見えるようにします。

▼Z法による目頭切開のメリット・デメリット

術後の傷・ダウンタイムのどちらとも最小限に抑えられるのは嬉しいポイントです。仕事が忙しく、ダウンタイムを長期間取れない方もZ法なら予定を調整しやすいですね。

ただし傷跡が少ない分、大幅に離れ目を解消したい場合にはあまり向いていません。実際にどの術式が向いているかは、カウンセリングで医師となりたい理想の目を相談してみましょう。

W法は、目頭の皮ふをW型に切開する施術法です。Wの字の尖っている部分を切除し、残った皮膚を縫合します。

▼W法による目頭切開のメリット・デメリット

W法による目頭切開は、Z法よりも変化の度合いが大きいです。目と目の距離を近づけやすく、離れ目の解消に向いていると言えます。デメリットとしては、Z法よりも切開量が増えるため傷の度合いが大きいことです。

どの程度目の距離を近づけたいのか、術後の目のイメージはどのようになるか、症例写真やカウンセリングを利用して検討してみましょう。

離れ目を解消する施術法として、二重整形が有効な場合があります。一重まぶたを二重にすると目の縦幅・印象を変えられ、目を大きく見せる効果が期待できます。そのため、離れ目の印象を薄く見せられます。

埋没法・切開法どちらも目頭切開とあわせて行うことも可能です。離れ目の解消とともに目をよりぱっちりした印象にしたい方は併用も検討してみると良いでしょう。

なりたい二重の幅や末広・並行二重などのデザインによっても適した施術方法が変わります。

目から眉までの理想的な距離は指2本分程度と言われています。日本人などのアジア人は比較的目と眉の距離が離れている場合が多く、西洋人は目と眉の距離が近く彫りが深い目が多いです。目と眉の距離を近づけるにはいくつかの選択肢があります。

▼目と眉の距離を近づける整形方法

最も手軽にできる整形方法としては二重整形です。ダウンタイムも少ない埋没法でも効果を得られます。眼瞼下垂手術・眉下切開/眉下リフトはその人の目の形や状態によって向き不向きがあるため、医師としっかり相談・検討するのがおすすめです。

目頭切開・二重整形ともに保険適用となるため、クリニックによって費用に幅が生じます。カウンセリングでは候補の整形方法の費用見積もりや支払い方法の選択肢も提案してもらえるため、自分に合った整形方法とともに検討してみましょう。

目頭切開は1~2週間のダウンタイムが生じます。その間腫れ・内出血・痛みを伴う可能性があります。二重整形も切開法では1週間程度ダウンタイムがあるため、スケジュール調整が必要です。また、いずれも完全症リスクがあるため、術後は特に衛生面に気をつけましょう。

デメリットやリスクはしっかりとしたカウンセリングで軽減できます。経験豊富で技術力のある医師と二人三脚で目元のデザインから治療計画をしっかり組み立ててください。失敗だと感じたら、すぐに相談しましょう。他施設で修正が可能な場合もあるので、万が一の際の候補に考えておきましょう。

クリニックを訪れる際は、チェックリストを作ってみてください。「ココは譲れない！」と思う点をピックアップし、セルフチェックすれば見落としがありません。ここでは、主なチェックポイントを紹介します。自分にぴったり合った施術法に出会うためにも、ぜひお試しください。

実際に美容整形のクリニックに行くと、建物内部やスタッフの雰囲気に呑まれてしまうケースも少なくありません。特に素敵なクリニックだったりすると、カウンセリングの内容より設備の豪華さに気を取られてしまいがちです。勢いに流されて不要なメニューを契約してしまったり、納得がいかない契約はしないようにしましょう。

また、他院のメニューはどうだったか、対応の差があったかなども検討してください。

離れ目整形の相場をしっかりと把握しておきましょう。費用はクリニックの設備やサービスなどで異なります。極端に相場と違う金額は、すぐに契約せずに一度考える必要があります。不要なオプションは断れるかどうかも確認してください。

美容整形に限らず治療には思わぬお金が必要になる可能性があります。予算には余裕を持ちましょう。自分にとってあまりにも高額すぎる、逆に安すぎる費用は避けたほうが無難です。明朗会計を心がけているクリニックを選んでください。

カウンセリングを受ける際は、症例集を見せてもらってください。自分と似たような症例、または理想の仕上がりに近い症例がないかチェックするためです。いくら言葉で伝えても、人間同士必ず齟齬が生じます。具体的に写真を用いて理想の仕上がりを伝えるのが一番です。

コミュニケーションを疎わず、しっかりと意思疎通できる担当医に出会ってください。

毎日鏡を覗き込んでは不満に思っているばかりに、慌ててクリニックに駆け込んでいませんか？美容整形にはデメリットやリスクがある点を忘れてはいけません。勢いで整形を決定し、失敗しても元に戻せない施術がありますので冷静に考えましょう。

美容整形はすべての人に有効ではありません。稀に整形ができないタイプの目を持っている可能性もあります。理想の整形ができるよう、成功しやすい目のタイプや成功しやすい施術法について知識を蓄えてください。

施術後に「思っていた目と違う」「失敗したかも」と思ったときに、きちんと向き合ってもらえるクリニックかどうか確認しておきましょう。万が一の補償制度がある、再施術に応じているなどアフターフォローが整っているクリニックを選んでください。

また、ダウンタイム時の症状についても相談できるクリニックが好ましいです。美容整形は手術が終われば完了ではありません。理想の目元が手に入るまで長く付き合えるクリニックで施術を受けてましょう。

手術前後は予定を詰め込まず、ゆとりのある日程で過ごしましょう。前日夜遅くまで仕事をしていたり、夜更かしをしていたりすると、万全の体調で手術に臨めないかもしれません。食事や飲酒については担当医から説明がありますので、従ってください。また、睡眠はとても大切です。たっぷりとって手術当日を迎えましょう。

手術後は、ダウンタイムがない・腫れが少ないなどと言われているものでも予定を空けておいたほうが無難です。手術はおおよその終了時間が分かりますが、予定通り進むとは限らないものです。手術が終了した当日はすぐに帰宅し、ゆっくりと身体を休めてください。

目頭切開の片目のみの施術は可能です。片目ずつ、または片目だけの手術ができますので、担当医に希望をお話しください。カウンセリングでは、顔のバランスを見ながら施術計画を立てます。正面から見て綺麗に整うようミリ単位の手術が行われます。

両目の目頭切開をする場合でもダウンタイムを考えて、片目ずつの手術を推奨しているクリニックもあります。片目ずつ、または片目のみの手術は眼帯で隠して仕事・学校に行けるメリットもあります。

親の同意書があれば可能です。15歳以下は親の同伴が必要になります。ただし、クリニックによって規定が異なりますので、必ず従うようにしてください。学生の場合は、学割が受けられるクリニックもあります。問い合わせの際、確認しておきましょう。学生は長期の休みを利用してダウンタイムを設けやすいのも特権と言えます。

離れ目の整形は、そのほとんどが目頭切開を行いますので切開がともないます。どうしても切りたくない場合は、二重の埋没法をすると離れ目の印象を薄められるかもしれません。さらに目の間隔を埋めるようなメイクでカバーする方法も考えられます。カウンセリングにて担当医と相談してください。

見た目を整える手術、いわゆる美容医療の場合は自由診療となります。従って離れ目の整形は保険は適用されません。身体に不調をきたす場合は、保険が適用されます。たとえば眼瞼下垂と診断されると、症状と手術方法によって保険適用となる場合があります。

帰宅にかかる時間にもよりますが、公共交通機関を使用するのでしたらサングラスがあったほうが気持ちが楽です。帽子を目深にかぶって伏せ目がちにしていると気づかれなかったとの口コミもあります。また、マスクの替えは必須です。血液で汚れる可能性もありますので、必ず持参してください。

今回は離れ目を解消できる整形について紹介しました。アイメイクでカバーしようとするとどうしても濃いメイクになってしまったり、毎日メイクでカバーするのは手間もかかりますよね。

美容整形は離れ目のお悩みを解決する選択肢としてとても有効です。二重術と合わせて理想の目を目指すこともできます。どんな整形が自分に合っているのか、予算はどのくらいになるのか、気になる方は一度クリニックでカウンセリングを受けてみましょう！