大人におすすめの色鉛筆25選｜大人の塗り絵に！油性色鉛筆も紹介！【商品比較も】

数年前から『大人の塗り絵』が流行し、「塗り絵コーナー」が設けられる書店も登場しました。塗り絵とともに色鉛筆を使った絵手紙や風景画も大人の趣味として注目され始め、さまざまなメディアで紹介されています。

一人でおこなえる趣味は、心を落ち着かせたり気持ちを休めたりと一人の時間をゆっくり楽しむのに最適です。一人の時間を作ることで、日々の生活にメリハリができ充実した日々を送ることができます。

今回は塗り絵や風景画を趣味で始めようとする方におすすめの色鉛筆を、36色の色鉛筆セットなどから紹介します。色鉛筆を使って絵を描くことで得られるメリットや効果なども併せて、色鉛筆の選び方や商品比較をまとめました。

色鉛筆を使った趣味を始めるときに準備するものは、色鉛筆と紙だけです。どちらも書店や文具店に行けば数百円～数千円で購入することができます。大がかりな準備は必要なく誰でも簡単に始められるので、とりあえず何かを始めてみたいと思っている方にはピッタリの趣味です。

色鉛筆は塗り絵や風景画だけでなく、頭の中のイメージを描くこともできます。昔見たものを思い出して描いたり空想世界のものを描いたりと、その対象はとても自由です。間違いはないので失敗を恐れる必要もありません。

また、描きたいものを常に細かくイメージをしたり指先を使って鉛筆を動かしたりするのは、老化の進行が進みやすい高齢者には最適です。

現代社会はストレス社会とも言われ、疲れがなかなか取れない方が多くいます。自分一人の時間が取れず毎日追われる日々に疲れを感じる方こそ、色鉛筆を使った趣味を始める方が増えています。

色鉛筆は真っ白な紙に色をのせていくことで新たな世界を作り出し、完成させる達成感を味わうことができます。また、無心で色を乗せていけるので気持ちの切り替えにも一役買ってくれる効果があります。

油性色鉛筆は発色がよく使いやすいので、子どもから大人まで親しまれているタイプです。プロのアーティストにも使用者は多くいます。水に溶けないので、水をはじく特性を生かして絵具と合わせて使うこともできます。

価格帯は安価なものが多いため、初心者でどの色鉛筆を使おうか迷ったときはまず油性色鉛筆を試してください、

水性色鉛筆は、水彩画のようなぼかしたタッチで描くことができる色鉛筆です。水を一緒に使うことで簡単にぼかしやグラデーションを描くことができます。水を使わなければ、芯が硬めの色鉛筆として線画も描くことができるなど、油性色鉛筆の性能も兼ね備えています。

上級者向けの色鉛筆と考えられていますが、さまざまな使い方ができるので絵の幅が広がり、趣味をもっと楽しめる色鉛筆といえます。

色鉛筆の芯の硬さは、硬質・中硬質・軟質の3つに分類されています。硬めの芯は細かい部分を塗ったり線を描いたりするのに適しています。また、均一の濃さで描くこともできるため、重ね塗りをきれいにおこないたいときにぴったりです。

柔らかい芯は、発色・伸びがよく広い範囲に色を塗ることに適しています。紙以外にもプラスチックや金属などにも描くことができるので、表現の幅が広がります。

12色は子どもたちが学校で使用するものと同程度のバリエーションで、色鉛筆を始めるのに最低限の色がそろっています。言い換えれば、12色よりも少ないカラー数では表現の幅が狭まってしまいます。そのため、初めて色鉛筆を購入するときは12色以上あるものを選びましょう。

12色の基本的なセットカラーに、白・灰・金・銀などが追加されたセットになります。カラーが倍になっているので、12色ではできないようなグラデーションや重ね塗りがより幅広くできるようになります。

大人が塗り絵や色鉛筆がをするのに最適なセットです。初めての色鉛筆なら36色がおすすめです。過不足なく、必要な色や欲しい色が揃っています。24色では物足りない部分を補ってくれるので、グラデーションをよりきれいに描くことができます。色が増えることで表現の幅も広がるので、持っておくなら36色がおすすめです。

50色以上のカラーが入っていると、隣に並んでいる色とあまり区別がつかない色が多くなっていきます。細部まで色をこだわりたい方や重ね塗りが苦手な方にはカラー数が多いものがおすすめです。120色にもなると、プロも愛用するカラー数になります。市販で買える最高カラー数はフェリシモの500色です。

ファーバーカステルは多くのアーティストから信頼されているメーカーの1つです。元々鉛筆が得意なメーカーであり、書き心地が抜群で信頼性の高いブランドになります。ファーバーカステルの最大の特徴は芯が柔らかく、発色が鮮やかな点です。

また、ポイントとして使用者のレベルごとにパッケージが分けられており、初心者向けには赤缶・上級者には青缶・ハイクオリティの緑缶が用意されてます。

ステッドラーはドイツにある製図用品メーカーで、ニュルンベルクに本店を構えています。青緑系の色が充実しており、植物など風景画を描く方に高い評価を得ています。芯は程よく柔らかく、発色は明るめです。比較的リーズナブルに購入できるので、初心者からプロまで問わず人気があります。

ボルベインは日本を代表する画材製造販売会社で、画材を必要とする世界では有名なブランドす。日本の会社ということもあり、名前を聞いたことがある方も多いでしょう。色鉛筆はソフトな芯で伸びがよく、均一なベタ塗りにも適しています。

発色が鮮やかで重ね塗りがしやすい点が人気の1つです。また、高級顔料を使用することで光による退色や変色が少ないことでも話題になりました。カラー数は150色まで揃えられています。

イギリスブランドのダーウェントは、世界のアーティストから信頼される有名ブランドです。デッサンの基礎であるグラファイト鉛筆から最先端の色鉛筆まで幅広く取り扱っています。

多種多様な画材はすべてのアーティストの要望に応えられる革新的な製品づくりと言えます。自然な色味・繊細なライン・ノリはダーウェントの色鉛筆の特徴です。

色数や色調は日本企業で作られただけあって、日本人好みのものになっています。学校でも取り入れているところが多く、馴染みある色鉛筆です。芯が硬めで鉛筆に近い書き心地で、子どもでも使いやすいと人気です。

細かい絵を描く作業に向いている一方で広い部分を塗ることには適していないため、広範囲に色を塗る必要がある場合はほかの色鉛筆と併用するといいでしょう。

トンボ鉛筆の色鉛筆の魅力は、種類の豊富さとコストパフォーマンスの良さです。初めての色鉛筆を揃える方に丁度いい価格で販売されています。芯が柔らかいので、初心者でもむらなくきれいに塗ることができます。

色の種類も豊富なので、重ね塗りせずとも美しい風景画を描くことができるのも魅力の一つです。発色がよく、軸カラーがそのまま反映されるので色合いを見極めやすくなっています。

色鉛筆は子ども・孫・友人へのプレゼントにぴったりです。塗り絵を趣味にする方には、色が豊富な色鉛筆セットはとても喜ばれます。自分では買うのを躊躇してしまうような少し高級なメーカーの色鉛筆であれば、記念日の贈りものとしても最適でしょう。

ただし、芯の硬さや色の多さによって使いやすさは変わるため、贈る相手によって最適なものを見極めてください。

色鉛筆を趣味とする場合、塗り絵だけでなくスケッチブックもあるとより表現の幅が広がります。風景や思い出の地の絵を自ら描くのも色鉛筆の楽しさでもあります。そんなとき、スケッチブックは必須のアイテムです。

「風景画を描きたいが、いきなりスケッチブックはハードルが高い」という方は、風景画が多い塗り絵がおすすめです。色の使い方などを勉強し、風景画に挑戦できる基礎を身につけることができます。

色鉛筆を使った趣味は手軽に始められるうえ、自分を表現できるアートでもあります。自分だけのひと時を色鉛筆を使って描きだしてみるのはいかがですか？塗り絵・風景画・絵手紙など大人の趣味を、お気に入りの色鉛筆でもっと楽しみましょう。

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