レディース用スキーウェアおすすめ24選！安くてかわいい上下セットタイプも

近年スノースポーツの人気が高まっており、レディース用スキーウェアはかわいいものから、40代・50代にも似合うおしゃれなものまで豊富にラインナップされています。しかし、各ブランドから多くの種類が販売されているため、どれがいいのか悩む方も少なくありません。

そもそもスキーウェアとスノボウェアは機能性やデザインが異なるため、きちんとスキーウェアの選び方を理解しておく必要があります。また、価格やデザインだけで選ぶと防水性や保温性が劣り、快適にスキーを楽しめない可能性もあります。

本記事ではレディース用スキーウェアの選び方や、おすすめの人気アイテムを厳選してお届けします。デサント・ロキシー・フェニックスなどの人気ブランドから、上下セットが安い注目のブランドまで紹介するので、ぜひご覧ください。

ゲレンデで着用するウェアには、スキーウェアのほかにスノボウェアもあります。どちらも同じだと思われる方も多いですが、機能性や特徴が異なる全くの別物です。主な特徴は以下の表をご覧ください。

スノボウェアでスキーを行うと、裾がボロボロになったり動きにくさを感じたりします。ただし、最近では両用タイプのスノーウェアも販売されているので、どちらも楽しみたい方はチェックしてみましょう。

快適にスキーを楽しむには、防水性が欠かせません。スキーウェアの防水性は、どれだけ外からの水分をカットできるかを表す「耐水圧」を目安にして選びます。ゲレンデで楽しむなら耐水圧10,000mm以上を基準にすると安心です。

雪が深い山やゲレンデ外を滑る場合には、耐水圧20,000mm以上あると濡れる心配を軽減できます。購入する際はきちんと商品詳細を確認しておきましょう。

ゲレンデでのスキーは思った以上に汗をかきます。スノースポーツを快適に楽しむなら、ウェア内の水分を逃がす透湿性も欠かせません。一般的なスキーコースなら5,000〜8,000mg/m2/24h、上級者コースの場合は20,000mg/m2/24hを基準に選びましょう。

防湿性が高いほど快適性も上がりますが、価格も高くなります。

レディース用スキーウェアには、中綿ありとなしの2タイプがあります。寒がりな方や保温性を重視する方は、中綿が入っている暖かいタイプを選びましょう。また、中綿なしのウェアは重ね着を前提に作られているため、インナーが必要になります。

スキーウェアには保温性に優れた羽毛入りのウェアもありますが、温度調節が難しいため春スキーには向いていません。長い期間スキーを楽しみたいなら、インナーで調整できるものがおすすめです。

レディース用スキーウェアは上記の機能性に加えて、ポケットやパスケースなどの有無も重要なポイントになります。ゲレンデでちょっとしたメイク直しをしたい方は、コスメが入れられるポケットがあると便利です。

また、ゲレンデでは多少の現金やスマホも必要になるため、落とさないように入れられるポケットや収納スペースがあるか確認しておきましょう。さらにスキーウェアにパスケースが付属していると、いちいちリフト券を出す手間が省けるためスムーズに楽しめます。

レディース用スキーウェアは、普段来ている服と同じサイズを基準に選びます。インナーに薄手のダウンやフリースなどを着用するなら、ワンサイズ大きいものを選んでおきましょう。小さいサイズはスタイリッシュに見えますが、動きにくいためプレイに支障が出ます。

また、スキーウェア用のパンツは素足で履いたときに裾が地面に触れる程度の長さがおすすめです。 ジャスト丈のパンツを選ぶとスキーブーツを履いた際に、すき間から雪が入りやすくなってしまいます。可能であれば店舗で試着するか、Amazonの試着サービスなどを利用してみましょう。

1つの色でコーディネートするワンカラーコーデは、誰でも簡単におしゃれなコーデが楽しめるのが魅力です。1つの色と言っても1色ではなく同じ系統の色で合わせるコーデなので、青なら水色やネイビーなどさまざまなカラーでコーディネートが楽しめます。

帽子や手袋などの小物にアクセントカラーを取り入れるだけで、よりおしゃれなイメージに仕上がるので試してみてください。

ワントーンコーデは色に関係なく、明度や彩度といったトーンを統一させたコーディネートです。近年淡い色合いやくすみカラーのワントーンコーデがトレンドになっています。

レディース用スキーウェアにも、くすみ系カラーやベージュ系カラーがラインナップされているため、おしゃれを楽しみたい方に注目されています。くすみ系のグレイッシュトーンや、黒っぽいダークトーンの組み合わせは、40代前後のスキーヤーにも人気です。

黒・白・灰色などの無彩色でまとめたモノトーンコーデは、着る人を選ばないのが魅力です。誰にでも似合いやすく簡単におしゃれを演出できるため、コーデが苦手な方も挑戦しやすくなっています。

差し色のカラーも選ばないため、赤・青・黄など、自分が好きなカラーを取り入れられるのもポイントです。また、パンツが黒であればジャケットを脱いだ際のコーデに悩む必要もありません。

自分でコーデするのが難しい方や、あまりこだわりがない場合には上下セットを選びましょう。もともとセット販売されているため、着るだけでおしゃれなコーデが完成します。また上下セットの方が価格も安いので、費用を抑えたい方や初心者の方にもおすすめです。

白や淡い色は、どうしても周囲に溶け込みやすくなります。晴れているときは問題ありませんが、曇って薄暗いときや降雪時などの視界の悪いときには、見えにくさから接触につながる可能性もあります。

派手な色のスキーウェアなら周囲からも見付けやすいので、接触などの思わぬ事故を防ぎたいと考えている方には特におすすめです。

昔ながらのスキーパンツは、滑る際にパンツがずり落ちないようにサスペンダーが付属しています。転んだ時に雪が入りずらくインナーも出にくいため、寒がりな方にもおすすめです。また、ウエストの締め付けが苦手な方にもサスペンダータイプは向いています。

サスペンダータイプは取り外し可能なものもあり、シーンによって使い分けられるのも特徴です。

近年のルーズなコーデの流行りに合わせて、スキーパンツもウエスト履きできるタイプが増えています。ボディラインが気になる方や、スノボウェアのようなルーズ感を出したい方はサスペンダーなしのパンツもチェックしてみましょう。

パンツのシルエットもタイト・ルーズなどさまざまなタイプがあるため、自分の好みのデザインから選べます。

ゲレンデ初心者や、行く頻度が少ない方は1～2万円のスキーウェアでも問題ありません。なかには1万円以下で購入できるものもありますが、安いスキーウェアは保温性・耐水性などの機能性が劣っていないか購入前に確認が必要です。

人気ブランドのアウトレットモデルを選べば、1～2万円でも十分な機能性のスキーウェアが手に入ります。

2～4万円のスキーウェアは基本的な性能が備わっているため、本州のゲレンデなら防寒性も十分です。また北海道などの寒い地域でも、インナーを着こめば十分使用できます。2万円以上になるとデザインも豊富になってくるため、コーデにこだわりたい方にもおすすめです。

ゲレンデでスキーのコースを楽しみたい方や、頻繁に通う方にも適した価格帯になります。

上級者コースやゲレンデ外などで着用するなら、4万円以上の高機能・高品質モデルを選びましょう。防水性や透湿性も優れている製品が多いため、過酷な環境でも快適にスキーを楽しめます。上下別に購入する場合は、さらに価格帯が上がるため予算と照らし合わせながら選ぶのがおすすめです。

女性でもメンズ用のスキーウェアを着用する方は少なくありません。カジュアルデザインが好みの方は、メンズラインもチェックしてみましょう。レディースに比べルーズな作りのものが多いため、自分に合ったスキーウェアが見つかりやすいのも特徴です。

また下記で紹介しているデサントのスキーウェアは、股下とウエストを数種類から選べるのでぴったりのサイズがないと悩んでいる方は、ぜひあわせてご覧ください。

パタゴニアはシンプルかつ高機能なスキーウェアを取り揃えており、40代以上の女性を中心に支持されています。防水性・透湿性・防風性を備えた独自素材「H2Noパフォーマンス・スタンダード」を採用した暖かいウェアが特徴です。

ヘルメットに対応したフードは、悪天候時も顔全体をカバーしながら快適にゲレンデを楽しめるよう設計されています。ゲレンデを本格的に楽しみたい女性におすすめのブランドです。

デザイン性に優れたアイテムが揃うロキシーは、10代～40代まで幅広い世代の女性に支持されている定番ブランドです。ロキシーにはかわいい・シンプル・シックなど、さまざまなタイプのスキーウェアが取り揃えられています。

ジャケットとパンツを連結するためのループがあるため、滑っているときも服の乱れを気にする必要がありません。ポケットも多く備わっており、小物が多くなりがちな女性にも使いやすくなっています。

体系に合ったウェアが見つからないなら、デサントをチェックしてみましょう。おしゃれなデザインのウェアが、S～Oサイズまで豊富にラインアップされています。

また、デサントのスキーウェアパンツはウエスト別に股下丈も選べるカスタマイズサイズも特徴です。ウエストは63～113cmまで、股下は68～89cmまで用意されています。デザインも幅広く、体系によりおしゃれなウェアを諦めていた方にもおすすめです。

コスパに優れたスキーウェアが欲しいなら、オンヨネから選んでみましょう。新潟発の国内スポーツウェアブランドですが、優れた品質・機能性により海外でも広く展開しています。オンヨネのレディース用スキーウェアは、細身なデザインが多いためすっきり着こなしたい方におすすめです。

また蓄熱素材を使用したウェアは通気性も考えられており、スキーを快適に楽しみたい方にも支持されています。

1952年に日本で発足したスキーウェアブランドのフェニックスは、トップアスリートにも選ばれる高機能・高品質が魅力です。上下セットで5万前後が相場ですが、お得なセールを利用すると2万円代で購入できます。

耐水圧10,000mm以上の防水性を備えながら、透湿性も十分に確保されています。汗をかいても体が冷えにくく、快適なプレイを楽しめるのが魅力です。ズボンやジャケット単品のみの購入もできます。

ファーストレイヤーはスキーウェアの一番下に着る肌着です。肌に密着するため、汗を吸いやすく乾きやすい素材が適しています。快適にスキーを楽しむなら、動きやすいストレッチ素材のものを選ぶのがおすすめです。

以下におすすめのアイテムを紹介しているので、参考にしてみてください。

ミッドレイヤーはファーストレイヤーの上に着用する中間着です。寒いゲレンデでは保温性を重視して選びましょう。ただし分厚すぎるものは動きにくさを感じてしまうため、できるだけ薄手のインナーを選ぶのがおすすめです。

また、室内ではウェアを脱ぐシーンが多いため、パンツとのバランスも考えておきましょう。中間着はフリースや薄手のダウンを着る人が多くなっています。

スキーウェアの洗濯方法は、タグに記載されている洗濯表示に従って行います。

【事前準備】

1. 洗濯表示を確認する
2. フードなどの取り外し可能なパーツは取り外す
3. 洗濯前にファスナー・ボタンは閉じる
4. 汚れやすい襟・袖まわりは中性洗剤で軽く部分洗いしておく

【洗濯機の場合】

1. 畳んで洗濯ネットに入れて洗う。
2. 洗濯後は速やかに取り出し広げて陰干しする。
3. 乾燥機は機能性が劣るため使用しない。

【手洗いの場合】

1. 桶などにぬるま湯を張り、押し洗いする。
2. すすぎは水を変えながら濁らなくなるまで3回程度行う。
3. よく絞って陰干しする。

スキーウェアの保管は、型崩れを防止するためにもハンガーにかけて保管します。カビ・痛みを避けるために、高温多湿になる場所での保管は避けましょう。また、月に一度クローゼットの扉を開けておくなど、換気を心掛けるのもおすすめです。

シーズン前にクリーニングや防水スプレーを利用して、防水機能をキープしておくとより快適に使用できます。

少しでも安い価格で購入したいと考えているなら、型落ちやアウトレットセールがおすすめです。新品でも旧モデルのものの場合、人気メーカーのウェアが2万以下になることも多いです。楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大手通販サイトで、さまざまなウェアが販売されているので、気に入るものがないかこまめにチェックしてみてください。

2022-2023年の今季スキーウェアも、各ブランドからさまざまなモデルが発表されています。快適にゲレンデを楽しむなら価格やデザインだけでなく、防水性・透湿性・保温性も必ずチェックしておきましょう。ぜひ本記事を参考にお気に入りのスキーウェアを見つけてください。

こちらの記事もあわせてご覧ください