キングサイズ敷きパッドおすすめ18選｜選び方もご紹介

毎日の体の疲れを癒すため広くて大きなベッドで寝ている、または購入を検討している方も多いのではないでしょうか。そのベッドをさらに快適してくれるのが敷きパッドです。もちろんベッドマットの上に直接寝ても問題はありませんが、快適度が変わります。

今回はそんな敷きパッドについて、さらにベッドの中では最大級のキングサイズの敷きパッドについてご紹介します。敷きパッドの役割や使うメリット・選び方・お手入れ方法など失敗しない購入術を詳しくまとめました。

これからキングサイズベッドの敷きパッド購入を検討されている方は、ぜひこの記事を参考にして自分が1番リラックスできる逸品を見つけてください。

キングサイズは一般的に「180×205cm」サイズのベッドです。少し大きめの大人が2人で寝ても窮屈さを感じないサイズ感です。広々としてゆったり使えるキングサイズのベッドですが、その大きさゆえ部屋自体を窮屈に感じさせてしまう場合もあります。

キングサイズのベッドを使う場合は、間取りも考えながら購入を検討しましょう。またお値段も高額なものが多くなりますので、予算との相談も大切です。

敷きパッドの主な役割は「肌触りを快適にして快眠を得る」ことです。また同じパッドとしては、敷きパッドとベッドパッドがありますが、このふたつの違いは以下のとおりとなります。

■敷きパッド

• シーツの上に敷き肌触りをよくする
• 冷感・保温効果など快眠の補助をする

■ベッドパッド

• シーツの下に敷きマットレスを保護する
• マットレスを湿気や汗を防ぎ衛生面を長持ちさせる

ベッドのマットレスは直接洗えないため、どちらもマットレスの汚れを防ぐ面では共通点があります。

前項でも少し触れましたが、敷きパッドを引くと以下のようなメリットがあります。

• マットレスの肌触りを自分好みに改善できる
• マットレスを汚れから守る
• 自分で洗濯ができる
• 冷感・温感などプラスアルファの機能性がある

ただし、今回ご紹介するキングサイズほどになると、洗濯機の規格によってはご自宅での洗濯が難しい場合があるので、大型洗濯機やクリーニングを利用してください。無理に洗濯をすると破れなど破損に繋がる恐れがあります。

キングサイズのベッドは「180×205cm」になるので、マットレスのサイズは大体「幅 180 x 丈 200 cm」ほどが一般的です。このサイズに合うもの、またはキングサイズ対応と表記があるかを、購入時に確認しましょう。

ゴムバンド式ならパッドのズレを防げるので、就寝中の寝返りが多い方などはこのタイプがおすすめです。

綿の特徴は以下のとおりです。

• 吸水性・吸湿性ともに高いので快眠に最適
• 放湿性は低く乾きにくい

寝心地はいい綿（コットン）ですが、中が綿100％だと自身での洗濯が難しい場合もあります。機能性は高いものの、お手入れに少々手がかかるのが難点になっています。ポリエステルと綿のブレンドであれば取扱いは楽です。

ポリエステルの特徴は以下のとおりです。

• クッション性がある
• 値段がやすい
• 蒸れやすく湿気が溜まりやすい

値段もお手頃で、手が出しやすいポリエステルですが蒸れやすい点があるので、快眠を求める方にはあまりおすすめな素材ではありません。ポリエステル100％ではなく、綿50%ポリエステル50%といったブレンド生地がおすすめです。

レーヨンの特徴は以下のとおりです。

• シルクのような肌触りと上質な光沢感
• 通気性･吸湿性に優れている
• 水に弱く一度濡れると乾きづらい
• シワが付きやすい

滑らかな肌触りながら、価格もお手頃なレーヨンは敷きパッドにするととても気持ちよく使用できます。ただし、乾きにくくシワになりやすいため、洗濯には少々手間がかかります。デリケートな生地のため、お手入れは丁寧におこないましょう。

麻（リネン）の特徴は以下のとおりです。

• 吸水性、吸湿性、放湿性ともに優れた高性能
• 値段が高い

麻はサラッとした感触が特徴で、この感触を好む方なら通年をとおして使えます。しかしシングルタイプでも1万円前後するなど、値段が高いのがネックとなります。また、麻製品は洗濯すると縮む可能性があります。

ご自宅でお手入れをする際は、麻の手入れ方法をよく確認して丁寧に扱いましょう。

ウールの特徴は以下のとおりです。

• 吸水性・吸湿性・放湿性すべてに優れる
• クッション性もありフワッとした寝心地
• 値段が高い
• 自宅で洗えない

羊毛（ウール）はとても質のいい素材ですが、値段がシングルでも1万円以上と高く、またほとんどの商品がクリーニング推奨で自宅での洗濯ができません。コストがかかっても、いいものを長く使いたい方にはおすすめです。

ニット生地の特徴は以下のとおりです。

• Tシャツのようにスムースな肌触り
• 1年中使える
• 保温性や通気性に特別性はない

ニット生地は、普段の服でも多く使われているようにオールマイティに好まれる生地です。そのため、1年中をとおして使っていけます。ただし、保温性や通気性など特別優れた特徴はないため、機能性のある生地が好みの方は、物足りなく感じるかもしれません。

パイル生地の特徴は以下のとおりです。

• フワッとしたタオル生地
• 汗を吸水しやすい
• 少しだけ保温性があり冬でも使える
• 品質が悪いとパサつきやすい

パイル生地はフワフワタオルのような感触です。吸水性が高いので、小さな子どもや汗をかきやすい方におすすめとなります。保温効果もあり冬でも使えるのですが、質の良くないものは使っていくうちにごわついたり、パサついたりと肌触りが悪くなるので注意しましょう。

起毛生地の特徴は以下のとおりです。

• 保温性が高く温かい（夏には不向き）
• ふわっとした肌触り
• 温度調整がしにくく蒸れることがある

起毛生地は、繊維の間に空気を溜めて保温効果を発揮するため、主に冬用の敷きパッドに使われます。優しい肌触りと温かさが気持ちいい素材ですが、一方で熱を逃がしにくく温度調整が難しい素材です。そのため、熱くなりすぎて汗をかいたり蒸れる可能性があります。

3Dメッシュ生地の特徴は以下のとおりです。

• 通気性が高くヒヤッとするものが多い
• 速乾性がありムレにくい
• 肌当たりはやや硬め

3Dメッシュ生地は、主に夏用として使われる素材です。通気性・速乾性・風通しとムレを抑える効果があるので暑い日でも爽やかに眠れます。ただし、肌触りが硬めなのでフワッとした生地やサラッとした生地が好きな方には、寝心地が悪いと感じてしまうかもしれません。

睡眠中の汗や湿気を吸収して、素早く放出してくれるのが吸湿速乾です。人間は寝ているときにも汗をかくため、夏場などとくに汗の量が多いときはべたつきや冷えの原因になりかねません。こうした不快感を防いでくれる吸湿速乾は寝汗対策の強い味方です。

冬場でも、汗をかきやすい方には付いていると便利な機能になります。

接触冷感は、熱が温度の高いほうから低いほうへと移動する性質を利用して、触った瞬間にひんやりとした感覚をもたらす機能です。ニトリなどでも同機能の敷きパッドが発売されており、夏場には人気となっています。

「熱伝導率」や「熱拡散率」の高い生地を使用して肌表面の体温を奪うことで、夏場でも熱を発散し心地よく眠れる機能です。

吸湿発熱は、蒸発した水分を繊維が吸収して発熱する機能です。冬など、汗をかきにくい時期でも人間は常に肌から水分を蒸発させています。この機能はそうした水分を熱エネルギーに変えて、保温性を保ってくれるのです。

冬の寒い時期でも自身の熱、そして肌から出る水分でしっかりと温めてくれる便利な機能になっています。

熱をため込みやすい繊維を使用して、体から出た熱を蓄える機能が蓄熱です。自身の体温で温かさを充分キープできるので、真冬でも温かく眠れます。敷きパッドの表面素材や、中わたに蓄熱効果があるなど、さまざまな使い方をされているので、保温力が欲しい方は要チェックです。

ただ、蓄熱というだけあり熱を放出せず、暑がりの方は温度調整が少々困難になりがちで、予想以上に汗をかいてしまう可能性があります。

遠赤外線は電磁波の一種です。しかし、体への害は一切なく当たったものを温める効果があります。暖房器具や冬用インナーでも多く使用されているので、普段から身近に多く取り入れられている機能のひとつです。

敷きパッドの場合は、遠赤外線を吸収・放射しやすい物質を加工した生地を用いており、冬に温かく使えるとして人気になっています。

敷きパッドは毎日使うものなので、衛生面も気になります。その場合は抗菌・防臭・防ダニといった機能の製品を選ぶようにしましょう。抗菌スプレーなどで対処する方法もありますが、薬剤に敏感な方や、小さい子どもがいて気になる方は生地自体に加工が施されたものが最適です。

また、自宅の洗濯機もしくはコインランドリー対応で洗える素材であれば、清潔さをキープできます。

敷きパッドの値段は、サイズ・素材・機能によってかなりの幅があります。とくにキングサイズとなると、必然的にシングルなど小さめサイズよりは値段が上がるものです。また、中綿が麻やウールなどを使っていると万単位の値段になる場合も多くなっています。

もちろん安価なものは数千円単位から購入可能なので、予算と相談して素材や機能を選ぶようにしましょう。

敷きパッドの洗う頻度は人それぞれで、一度敷いたらワンシーズンは洗わないという声も聞かれます。しかし、快適に使い続けるためにはやはり定期的な頻度で洗うのがおすすめです。

• 夏は1、2週間に1回
• 冬は2週間～1ヵ月に1回

最低でもこのくらいの頻度での洗濯が推奨されています。とくに夏は汗の量が多いため、お子さんがいるご家庭は1週間に1回の洗濯を心掛けましょう。

敷きパッドを家で洗濯する際には、洗濯表示の確認をしっかりおこなってください。素材によって洗濯の仕方が変わったり、家では洗濯できないものがあったりするため注意が必要です。素材別には、大きく分けると以下のような違いがあります。

• コットン：乾くのに時間がかかる
• ポリエステル・わた：摩擦に弱いので洗濯ネットを使用する
• リネン：洗濯をすると肌触りがごわつくことが多いため柔軟剤を使用する
• ウール：クリーニング屋さんに依頼するのがおすすめ

素材の特徴や表記をよく確認して、適した方法で洗濯をしましょう。

洗濯後は、しっかりと乾かし切ることが大切です。洗濯表示に陰干しの表記が付いているものもありますので、そのときは必ず陰干しをしましょう。乾燥機を使う手もありますが、ものによっては乾燥機が不可となっている場合もあります。

家の中で干す場合は、扇風機やサーキュレーターをあてると乾きが早くなります。

ベッドパッドは、本来シーツの下に敷いて使うものですが、そのままマットレスの上に使っても大きな問題はありません。ご使用される方の好みにもよりますので、もし敷きパッドで「これだ！」というものが見つからない場合には、ベッドパッドを検討してみましょう。

キングサイズは他のサイズより品数が少なめなので、選択肢を広げられるのでおすすめです。

敷きパッドは快眠には欠かせないアイテムです。自分の好みにあった敷きパッドを使えば、リラックス効果もあがり睡眠の質向上にも繋がります。ぜひ今回ご紹介した選び方などを参考に、相性のいい敷きパッドを探してみてください。

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