GTのマウンテンバイクおすすめランキング4選｜初心者から上級者まで！

数あるMTB（マウンテンバイク）のブランドの中でも、機能美と高性能の２つを両立し絶大な人気を誇るのがGTです。そんなGTのモデルには、25年の歴史を誇るザスカーをはじめ、豊富なラインナップが用意されています。

具体的には、アウトドア向けのフルサスペンションモデル、街乗りで使えるハードているモデル、さらにはフリースタイル向けやキッズバイクまで、幅広いニーズに対応しています。

そんなGTのモデルの中から、自分にぴったりのものを探すのは難しいと感じる方も少なくありません。そこでこの記事では、GTのマウンテンバイクを検討している初心者はもちろん、上級者の方におすすめのモデルや選び方をご紹介します。

GTは楽器の修理職人だった、ゲーリー・ターナーと共同経営者のリチャード・ロングによって1979年に創設されたブランドです。高度な溶接技術を駆使して毎年のように新開発のフレームを発表し、BMXの人口増と共に世界的なブランドに成長しました。

そんなGTの1番の特徴は、独自の溶接技術から生まれた「トリプルトライアングルフレーム」です。他を圧倒するような剛性を持つフレームにより、ペダルが漕ぎやすく路面からのショックをしっかりと受け止めてくれます。

屈強なフレームは運転のしやすさに加えて長寿命のため、一度購入すれば自分の脚として長く活躍してくれるに違いありません。

GTのマウンテンバイクは、競技でも使われている本格的なモデルから、普段使いに適したモデルまでラインナップされています。それぞれ違った特徴を持っているので、利用シーン別に分けて各モデルを詳しくご紹介します。

GTといえばコレ！と言われるのがフルサスペンションをそなえたモデルです。アウトドアはもちろん、レース競技にも対応できる高い性能を持っており、どこまでも走り続けられるような力強さとスムーズさを兼ね備えています。

GTの最上級モデルがFURY（フューリー）です。GTの伝統的なサスペンションプラットフォームである「LTS」を搭載したダウンヒル専用設計で、力強い走行を可能にしています。

FURYは、フレームのみの販売となっており、ハンドルやタイヤなどのパーツは自分でカスタマイズする必要があります。自分だけの一台を作りたい方におすすめです。

GTのラインナップの中でも全ての性能を高い次元で網羅しているのがFORCE（フォース）です。FURYと同様に、ハイピボットLTSサスペンションを搭載しており、路面の衝撃を斜め後ろに逃して思い通りの走行を可能にしています。

2022年にはカーボン素材を使った上級モデル「FORCE CARBON」シリーズを新たに加え、より軽量かつ強靭なMTBが選べるようになりました。

ハードテイルは前輪のみにサスペンションがついたモデルです。レースでも使われるようなハイスペックモデルから、街乗り・通勤を楽にしてくれるエントリーモデルまでラインナップされています。

ZASKER（ザスカー）はGTの歴史を象徴するモデルです。数々のタイトル獲得を可能にしたトリプルトライアングルフレームが、どんな環境の走行も可能にしています。

さらにアルミフレームモデル「ZASKERアロイシリーズ」には、新開発のトリプルトライアングルフレームが採用され、より高い路面追従性で快適性がアップされています。

AVALANCHE V2（アバランチェブイツー）は、GT史上最長のロングセールモデルAVALANCHEがフルモデルチェンジした新型MTBです。新たに設計された「フローティングステー・トリプルトライアングル」が滑らかな乗り心地を演出します。

ZASKER譲りのプレミアムMTBとして、所有感が満たされるスタイルと優れた耐久性は、AVALANCHE V2ならではの特徴です。

AGGRESSOR（アグレッサー）はアウトドアから街乗りまで、幅広いシーンに対応できるオールラウンドなMTBです。通常モデルに加え軽量なリジッドフォークを採用した「スポーツリジッド」もラインナップされています。

プレミアムモデルに多く使われるセミインテグラルヘッドにより、どんなシーンにも耐えられる剛性を確保し、日常を豊かにするモデルです。

PALOMAR（パロマー）はGTの技術を盛り込みつつ、毎日気軽に使えるエントリーモデルです。数多く賞レースを制覇したGTが作るフレームで、凹凸のある道もストレスなく駆け抜ける喜びを味わえます。

本格派フロントフォークが運転の疲れを軽減し、毎日の通勤・通学はもちろん、ちょっとした遠出でも活躍してくれるモデルです。

LA BOMBA（ラボンバ）はジャンプやアクションに対応したフリースタイル向けのMTBです。専用装備のコイルスプリングサスペンションで、どんな高さのジャンプも優しく受け止めます。

グリップ力のあるタイヤとシーンを問わないディスクブレーキで、自分のアクションにだけ集中できます。

GTにはキッズバイクとしてSTOMPER V2（ストンパーブイツー）と、FRIEND SHIP（フレンドシップ）が用意されています。

どちらもキッズバイクとはいえGTのテクノロジーが惜しみなく盛り込まれており、子供のサイクリングパートナーとしてMTBの楽しさを伝えてくれます。

GTのマウンテンバイクを選ぶ際は、タイヤの大きさ、ハンドル幅、フレームの素材、グレード、価格の相場をチェックしましょう。それぞれのポイントをおさえれば、ご自身にぴったりのマウンテンバイクが選べるようになります。

GTのマウンテンバイクに装着されているタイヤサイズは27.5イン・29インチが主流です。またタイヤの大きさと合わせて幅も確認しましょう。

細いタイヤはスピードは出しやすい反面、乗り心地が悪くなります。逆に太いタイヤは衝撃に強く乗りやすいですが、重くなるため、利用シーンをよく考えて選びましょう。

GTのマウンテンバイクに装着されるハンドル幅は560〜800mmまで用意されています。そのため使うシーンによって最適なハンドル幅が異なります。

MTBをスポーツやアウトドアで使うなら700mm以上の幅広いハンドル、街乗りが中心なら600mm以下のハンドルを選びましょう。

フレームの素材によって乗り心地が変わります。エントリーモデル・ミドルクラスではアルミ素材が多く、ハイクラスモデルになるとカーボンが多く使われています。

その他にもクロモリやチタンが使われているモデルもあり、耐久性や重量が変わるため利用シーンと合わせて保管場所も考慮した上で選ぶようにしましょう。

GTのマウンテンバイクには複数のグレードが用意されています。グレードによって装備が変わるため、モデル選びと合わせて確認するようにしましょう。

具体的には高いものから順に、プロ・エキスパート・エリート・コンプ・スポーツが展開されています。モデルによっては用意されていないグレードもあるため、選ぶときの参考にしてみてください。

GTの価格相場をお伝えします。エントリーモデルなら5万円台、ミドルモデルで10万円台、フラッグシップモデルになると30万円台を超えます。

GTのマウンテンバイクを買う時、いくら魅力的なモデルでも出来るだけ安くおさえたいもの。そんな時は型落ちのモデルやセールを狙うと、相場よりもお得に手に入れられます。

GTのマウンテンバイクを買うなら、実店舗での試乗をおすすめします。写真やスペックだけでは分からない感覚も選び方の大切な要素です。

実物に触れると、買った後のイメージもしやすくなります。店舗での試乗やメーカーによる試乗会も開催されているため、時間を作って足を運んでみましょう。

マウンテンバイクといえばGT。レースで使われている本格的なものから、街乗りを楽しくしてくれるライトユーズまで幅広いニーズに対応しています。価格はもちろん、タイヤやフレーム幅など、ご紹介したポイントをおさえて、ご自身のサイクリングライフにぴったりのモデルを手に入れましょう。