初心者向けマウンテンバイクおすすめ10選｜クロスバイクとの違いは？

会社と自宅の往復の毎日に刺激が欲しい。運動不足でちょっとお腹周りが気になってきた。休日に新しい趣味をはじめたい。そんな方におすすめしたいのがマウンテンバイクです。

マウンテンバイクには、舗装されていない山道をグングンと進むイメージがありますよね。そこまで激しい運動はしたくないという方でも大丈夫です。マウンテンバイクなら、街乗りやツーリングなど幅広く楽しめます。

日々の運動不足の解消に、新しい通勤スタイルにマウンテンバイクのある生活を取り入れてみませんか？マウンテンバイクの魅力に取りつかれ、自然の中を走るトレイルライドに挑戦する人もいます。マウンテンバイクの初めの1歩として、初心者でも迷わないマウンテンバイクの選び方をご紹介します。

スポーツ用の自転車には、マウンテンバイク以外にもロードバイク、クロスバイクなどがありますよね。ロードバイクは、スピードを出したり、長距離サイクリングに適した自転車です。対して、マウンテンバイクは荒れた路面に適した太いタイヤにがっしりとしたフレームが特徴的です。

このロードバイクとマウンテンバイクの長所を組み合わせたのがクロスバイクです。軽めの車体に、ロードバイクよりは太いタイヤを装備し、街乗りや中距離を走るのに適しています。サスペンションをつけたモデルや、変速機をロードバイクと同じものを搭載するなど、用途に合わせてカスタムできるのもいいですね。

マウンテンバイクを買うときには、サスペンションの数、タイヤの大きさ、ハンドル幅、フレームの素材この4つのポイントを押さえましょう。価格の相場についても確認しましょう。

サスペンションにはタイヤとフレーム間につける部品で、道路から伝わる衝撃を吸収してくれます。サスペンションが悪いと地面からの衝撃がそのままドライバーの身体に伝わってしまいます。これでは疲れやすく安全性も損なわれます。

いいサスペンションなら衝撃を緩和し、長く自転車に乗れるようになります。

前輪と後輪にサスペンションを装備するのがフルサスペンションです。衝撃吸収能力が高く、操作性もいいのでトレイルやダウンヒルなど本格的なオフロードに向いています。サスペンションにはエア式、コイル式などの種類があります。

エア式は空気圧でショックを吸収するサスペンションです。自分の体重や路面に合わせて、専用ポンプで空気圧を調整できるのが魅力ですね。コイル式はエアサスに比べ安価で丈夫です。金属のばねでショックを吸収し、激しい衝撃にも耐えられるのでダウンヒル用のバイクによく搭載されます。

ハードテイルは、前輪にのみサスペンションがついた仕様です。サスペンションが少ない分、車体が軽く、操作性も高いです。操作性が高い一方で衝撃は吸収しにくいので、オフロードよりも街乗りやクロスカントリーに向いています。

通勤・通学用ならハードテイルを選びましょう。

マウンテンバイク選びのポイント2つ目はタイヤの大きさです。マウンテンバイクのホイールサイズは26インチ、27.5インチ、29インチの3種類あります。主流は27.5インチと29インチで、ホイールサイズに合わせてタイヤサイズも選んでくださいね。

タイヤ幅はバイクの操作性と乗り心地を決めるのに重要です。幅広のタイヤは摩擦力が上がり、操作の安定性が増します。ただし、スピードを出しにくくなります。

《タイヤ幅別おすすめ》

• 1.8～2.2インチ：クロスカントリー
• 2.1～2.4インチ：ダウンヒル、オールマウンテン

ハンドル幅にはいろいろありますが、街乗りであれば600ｍｍ以下の狭いハンドルがおすすめです。女性や小柄な人も無理なく運転できます。

かつては細いハンドルが主流でしたが、現在は700ｍｍ前後のワイドハンドルも増えてきました。ワイドハンドルはテコの原理が働くので、前輪の操作性が上がります。ですが、駐車にスペースをとるなどのデメリットもあります。

マウンテンバイクのフレームはドライバーの姿勢保持や車体の強度に重要です。フレームサイズは必ず身体の大きさに合ったものを選びましょう。

素材は金属からカーボンまでさまざまな種類があり、エントリーモデルやミドルクラスはアルミが多く、ハイクラスはカーボンが多いと言われています。また、クロモリ・チタンなども軽くて丈夫な素材としてよく使用されます。

マウンテンバイクは8万円前後が相場です。レースなどのプロ仕様のものであれば50万円台も珍しくありません。一方安いシティサイクルはだいたい１～３万円程度の価格帯です。

毎日乗るのであれば頑丈なマウンテンバイクを購入すれば、かなりコスパがよくなります。コスパのいいマウンテンバイクを購入するために、相場を知っておきましょう。

さあいよいよ購入と思ったら、まずは実店舗での相談をおすすめします。なぜなら、身長や用途に合わせたマウンテンバイクを購入するには試乗が必須だからです。

プロショップなら、豊富な知識をもとに的確なアドバイスをくれ、フィッティングしてくれのであなたにぴったりのバイクを購入できます。購入後も整備などアフターフォローもしてくれ安心ですよ。

トレックはアメリカに本社を置き、北米を中心にヨーロッパやアジアに90店舗以上を持つメーカーです。素材やシステムを独自に開発し、高い性能を生み出しています。

特にマウンテンバイクの上位モデルに採用しているOCLカーボンはプロ選手からも高い評価を受けています。パーツやフレームの色などを好きに組み合わせられるのが魅力です。

全国どこのショップでも手に入りやすく、また価格帯も手頃でメンテナンス性も抜群と、初心者から上級者にまで支持されているのがこのジャイアント。

自転車の世界ではおなじみのメーカーですが、実はハイエンドなアルミバイクの量産を成功させた世界最初のメーカーであり、カーボンフレームを導入し手に届きやすい価格帯で普及させるなど、歴史と技術力も確か。レースの世界でもツール・ド・フランスで幾度も優勝を重ねています。

ビアンキのブランドカラー「チェレステ」その緑がかった水色のフレームは、自転車レースの中でひときわ輝く色とされてきました。商品開発では常にフレームを第一考え、レース上位入賞者が愛用してきたメーカーです。

ビアンキでは最先端のテクノロジーを取り入れ、幾度も重ねた耐久試験や実験により高性能のフレームが生み出されています。

スコットは世界トップクラスのバイクレーサーにも人気のメーカーです。デザイン性と機能性を兼ねそなえ、本格的なトレイルライドから通勤、通学用まで幅広いラインナップが魅力です。

日本各地にも販売店が多数あります。あなたの街の近くでもきっと見つかるはず。日常使いから、スポーツ用までお気に入りの1台で刺激的な毎日を過ごしましょう。

通勤や趣味にと幅広い楽しみ方のあるマウンテンバイク。ロードバイクはスピードと長距離走行向き、マウンテンバイクは悪路に強いなどの特徴がありました。街乗りならクロスバイクを選択のもいいですね。あなたにぴったりの1台を見つけてください。