メンズ向けゴルフウェアダウンアウター15選|マナーやおすすめブランドを解説

気温が低い季節にも長時間屋外で過ごすゴルフ。体が冷えるとパフォーマンスに影響が出たり怪我の原因になったりするので注意が必要です。冬でも快適にゴルフを楽しみたいのであれば、軽くて暖かいダウンをおすすめします。

しかし、ダウンにも種類がありますし、ゴルフウェアはマナーのことも考えて選ばないといけません。適当に選ぶとゴルフ場ではNGになる可能性もあります。とは言え、何を基準に選べばいいかわからないと困ってしまいます。

そこで、この記事では冬のメンズゴルフウェアに最適なダウンの選び方を紹介します。ダウン以外にも取り入れたい冬の防寒対策も紹介するので、ぜひ最後まで読んで役立ててください。

基本的に、ダウンOKなゴルフ場であればプレー中にダウンを着用しても問題ありませんが、ドレスコードがあるゴルフ場ではウェア選びに注意が必要です。一般的にダウンはカジュアルな服装とみなされるため、格式高いゴルフ場ではマナーNGとなる可能性があります。

ただし、最近はクラブハウス内でダウンを脱げば問題ない場合が多いようです。また、ダウンOKなゴルフ場でも、接待などで同行者が一定の年齢以上で、マナーが厳しい時代を知っている人の場合、ダウンを快く思われないこともあるので注意しましょう。

クラブハウス内では、帽子やグローブを外すのがマナーですので、アウターはダウン以外でも脱いでから入るのがマナーと覚えておきましょう。

ダウンコート・ダウンジャケット・ダウンベストなどいくつか種類があるので、アウターにダウンを選ぶ場合、どれを選ぶかで迷う人も多いのではないでしょうか？プレー中に脱ぐのであれば、ダウンコートという選択肢もあります。

移動中だけでなくダウンを着たままプレーしたい場合は、動きを邪魔しないダウンジャケットやダウンベストがおすすめです。詳しい選び方については後術しますが、基本的にゴルフウェアのアウターにダウンを選ぶ場合は、防寒性・保温性だけでなく動きやすいことを重視しましょう。

ゴルフではスイングのとき身体を大きくひねったり、パターのときは肩の動かし方に気を使ったりします。このとき思い通りに体が動かないとスコアに影響する可能性があります。快適にゴルフを楽しむには、動きやすいダウンを選ぶこと大切です。思い通りに身体を動かせるよう、ストレッチ性の高いものを選ぶといいでしょう。

フード付きのダウンは首周りの冷えを防いだり、ショット待ち中にかぶったりして頭が冷えるのを防げます。ただし、プレー中にフードが邪魔になる可能性があることも覚えておきましょう。プレーの妨げになるのが嫌な場合は、フードなしがおすすめです。

また、ドレスコードが厳しい名門コースの場合は、クレームがつくこともあるので注意してください。よくわからない場合は、事前にゴルフ場に問い合わせすることをおすすめします。

ダウンを選ぶ際、小さいと窮屈で身体を思うように動かせませんし、大きいと動くたびにズレて煩わしくプレーに集中できない可能性があります。また、着丈や袖丈が長いと邪魔になるので、ダウンを選ぶ際は、着丈や胴回りのサイズにも注目しましょう。

可能であれは実際に試着するのがおすすめです。試着できない場合は、身体のサイズとダウンのサイズ表示を照らし合わせ、自分の体に合うサイズを見極めてください。

ダウンは1羽の鳥から5g～10g程度しかとれない希少価値の高い素材です。フェザーは鳥の体全体に生えている羽軸のある羽で、スモール・ラージの2種類に分かれます。スモールの方が品質が高く、ラージはコスパの良さが魅力です。

通気性ではフェザーの方が優れていて、且つ弾力性もあるのでボリュームが欲しいときに向いています。ただし、保温性ではダウンの方が優れています。高品質なダウンを選びたい場合は、グースがおすすめです。

中綿と表記があるダウンは、化学繊維のポリエステル・再生繊維のキュプラなどを使用しています。シート状にした中綿を使用するため、ダウンのようなボリュームはなく薄手ですが、厚みはある程度調節が可能なため選択肢があります。

ダウンに比べて裁断しやすく、ダニや羽が飛び出るなどのデメリットもなく、洗濯できるのがメリットです。価格もリーズナブルなため、コスパ重視で選びたい人に向いています。ただし、吸湿性・保温性ではダウンに劣ること、厚みが出るほど重さも増すことを留意しましょう。

ダウンと中綿のいいところを持ち合わせているのが、ハイブリットダウンです。それぞれのデメリットをカバーできるため、ダウンと中綿のどちらを選べばいいか迷ったときは、ハイブリットダウンをチェックしてみてください。保温性を重視したい人には、ハイブリットダウンがおすすめです。

移動中やショット待ちの間だけでなく、ダウンを着たままプレーするのを前提で選びたいのであれば、身体の動きを邪魔しない薄手のダウンがおすすめです。薄手では保温性に不安があるという場合は、吸湿発熱繊維を使用したものや裏起毛のインナーをプラスして調節しましょう。

また、着たままプレーすることを前提にダウンを選ぶ場合は、着丈・袖丈、ストレッチ性も要チェックです。

シームレスダウンは、仕切りにミシンステッチではなく、樹脂を使い圧着加工を採用しています。保温性が高く、縫い目から羽が飛び出ないのがメリットです。縫い目がないため、防風性に優れ、撥水加工をした際に耐水性の高さを発揮します。シルエットもスッキリしていてスマートに見えるのもポイントです。

ステッチありのダウンは、仕切りがあることで中身が偏りにくく、モコモコとしたシルエットが特徴的です。針穴から羽が飛び出ること、保温性や防水性はシームレスダウンに劣ることを留意しましょう。ただし、シームレスダウンの圧着加工は寿命が3年程度なのに対し、ステッチの方が寿命が長いのはメリットです。

ユニクロのダウンは、ゴルフブランドではないものの、シンプルなデザインはゴルフ場でも十分通用します。薄手で暖かいウルトラライトダウンや、ハイブリッドダウン、シームレスダウンなど選択肢が豊富に揃うのも特徴です。カラーやサイズ展開も豊富なので、ゴルフウェアに合わせて選べます。

デサントは大阪に本社を置く国内のスポーツウェアブランドです。ゴルフラインのデサントゴルフも展開しており、機能性に優れたダウンジャケットもあります。防風性と耐水性に優れたゴアテックスを使用したもの、使用しなくなった羽毛製品の羽を洗浄・精製加工で再生羽毛として使用するなどの取り組みも行っているのが特徴です。

ビームスゴルフは、ファッション性と機能性を両立させた大人のゴルフウェアとして注目されています。高級感がありプレーの邪魔にならないよう考え尽くして設計されているのもポイントです。袖の肘部分を取り外し半袖ダウンベストとしても使える、2WAYダウンジャケットが注目されています。

イタリア発のフィラは、幅広い商品を展開するスポーツ用品ブランドです。FILAのロゴが映えるおしゃれなゴルフウェアは、幅広い層に人気があります。ダウンは保温性が高く動きやすさを考えデザインされた、軽量ダウンが人気です。軽さと動きやすさを重視して選びたい人に向いています。

大阪に拠点を置く国内のスポーツブランドとして名高いミズノからも、ミズノゴルフというラインが展開されています。ダウンは発熱素材を使用した「ブレスサーモ」シリーズが人気です。ミドルウエイトダウン・ライトウェイトトダウンなど、動きやすさやデザインなど自分好みのダウンを選べます。

寒い中屋外で長時間過ごす冬ゴルフは、体が冷えるとパフォーマンスの低下や怪我の原因になるので注意しましょう。防寒対策としてダウン以外にも、いくつか取り入れ対策しておくと安心です。

例えば、ユニクロのヒートテックのような吸湿発熱繊維を使用したインナーは、薄くても暖かいので着ぶくれを防げます。首や手首が冷えると全身が冷える原因になるため、ネックウォーマーやグローブも取り入れましょう。移動やショット待ち中も体が冷えるのを防げます。

耳が冷えるのを防ぎたいときはイヤーウォーマーがおすすめです。他にも使い捨てカイロや貼るカイロなどで、しっかり防寒対策を取り入れてください。

冬のメンズゴルフウェアアウターには、軽くて暖かいダウンがおすすめです。ダウンにもいろいろな種類があるので、プレーを妨げずしっかりと防寒対策できるものを選びましょう。迷ったときはこの記事で紹介した選び方を参考にしてください。ゴルフマナーにも配慮しつつ、快適な冬ゴルフを楽しみましょう。