エアコンの安い時期・買い時は？｜ケーズデンキやジョーシン・ヤマダ電機は？

夏はクーラーとして、冬は暖房として1年中活躍するのがエアコンです。近年では猛暑日が続くことも多く、室内にいても熱中症のリスクがあるためお部屋の温度はしっかり管理しておく必要があります。この記事をお読みになっている方の中には、買い替え時が近いエアコンを使っている方もいますよね。

エアコンは決して安い家電ではないため、壊れるまで使いたい方も多いかもしれません。しかし古いエアコンの電気代は、最新のエアコンの2倍も高くなる場合があります。そのため、寿命がきたら買い替えが必要です。

「新しいエアコンを買う時期に価格が安いと嬉しい」と考える方は多いはず。そこで今回は、エアコンが最も安い時期や買い時について解説していきます。買ってはいけない時期や安く買う方法など気になる方は要チェックです。「いつが安い？」と知りたい方はチェックしてみてください。

最新モデルに近い性能を備えながら価格が下がっている型落ちはお得ですが、型落ち狙いにはデメリットもあります。型落ちは多くの人が狙っているため、型落ちになったタイミングで売り切れるケースが多いです。

狙っていた型落ちが売り切れたために、結局高額な最新モデルを買わなければならない場合もあります。型落ちを狙うのであれば、エアコンの買い替え時期に余裕のあるときがおすすめ。また、こまめに最新情報をチェックして型落ちになったタイミングですぐに購入しましょう。

さらに、機能面ではどうしても最新機種には劣ります。高性能なセンサーやAIによる学習機能など、最新技術が搭載されたエアコンが欲しい方は、最新機種を買うのがおすすめです。最新機種の中には高いお手入れ機能や省エネ性能を持つものもあるので、型落ちを買うかどうか検討する際にはそのような点も考慮に入れましょう。

家電量販店の決算セールと上位モデルのエアコンの価格が下がっている時期が重なる時期は絶好の買い替え時です。上位のエアコンが安い時期は先述の通り8〜9月。最安値でエアコンを購入したい方はこの時期と家電量販店のセール時期が被るタイミングを狙いましょう。

具体例として、ヤマダ電機、ケーズデンキ、ヨドバシカメラ、コジマ、ジョーシン、エディオンといった大手家電量販店は中間決算が9月、ビックカメラは2月です。また、中〜低グレードのエアコンを狙う場合は2〜3月の決算期もおすすめ。型落ちの製品が残っている場合もあるので、ダブルでの値下げがあり、さらに安く買えるかもしれませんよ。

また、多くの家電量販店では、独自のセールをやっているところもあります。たとえば在庫一掃セールや取付工事の無料サービスなどさまざまです。このような独自のセール情報を仕入れて安く買う方法もあるので情報収集はしっかりしましょう。

エアコンだけでなく、家電はボーナスの時期にも合わせてセールが行われます。まとまったお金が手に入る時期なので家電量販店にとっても消費者にとってもチャンスです。

夏のボーナスの時期である7月は上位モデルのエアコンが狙い目。また、冬のボーナスの時期の12月は中〜低グレードモデルの型落ちエアコンが残っていた場合さらに安く買えますよ。

年末年始は数量限定で家電が安くなる量販店が多いです。年末年始はどこの店舗もセールをしているので大幅に安く買える時期になります。しかし、エアコンだけでなくさまざまな家電のセールをしているため店が混んでいて早めに売り切れてしまう可能性も。

年末年始にエアコンを購入する場合はチラシなどを事前にチェックして早めの情報を仕入れるようにしましょう。

「エアコンを買うならどこが安いの？」と疑問に思う方もいますよね。ネットではさまざまな物が安く買えるイメージがありますが、ネットだけに絞って探す必要はありません。エアコンが売れにくい時期やセールの時期には、家電量販店の方がネットより安い価格で販売している場合があるのです。

また、家電量販店で購入すれば、代金の中に取付工事費用と保障費用が含まれます。本体の値段だけでなく最終的にかかる費用を考えれば、ネットでの購入で一番安く済ませようとするのは難しいと言えます。

メーカーによって異なるところがあるものの、上位モデルのエアコンは10～12月、低〜中級モデルのものは2～4月に価格が高い傾向にあります。各メーカーのモデルチェンジの時期によって差異はありますが、ハイグレードな最新モデルが発売するのがこの時期になっているためです。

最新モデルが欲しい方は購入時期を上記の時期からずらせば、お得にエアコンを購入できるとも考えられます。特に2～4月の高価格帯は家電量販店の決算セールとかぶるため、安くエアコンを購入したい場合にはセールだからといってこの時期に買わないようにしましょう。

自分のエアコンは故障していないからまだまだ使えると思って10年以上経っていませんか？買い替えに手間が掛かるためなるべく長くエアコンを使おうとしている場合は、大きな穴である電気代を見落としているかもしれません。

冒頭で少し触れたように、エアコンは日々改良が重ねられており、電気代も大きく変わってきています。電気代が10円違えば、ひと月に3,000円もの節約効果があります。1年でいえば30,000円もの違いが出てくるため、それを使い続けるよりも早く買い替えた方が最終的にコストパフォーマンスがいいのは明らかです。

古いエアコンを使用している場合は、一度考え直してみましょう。以下の記事では、エアコンの寿命について解説しているので、ぜひ参考にしてください。

エアコンが壊れてしまうと、その日のうちに新しいものを取り付けるわけにはいきません。暑い夏の日、1日でもエアコンが無ければ大変な暑さになってしまう場合もあります。急な替えが効かないエアコンなので、故障のないよう買い替え時を見極めるのも大切なポイントになります。

まずは異音がしないかをチェックしてください。臭いがする場合にはクリーニング業者にエアコンクリーニングを依頼してそれが解消するか確認しましょう。もし購入から10年以上経過しているのであれば、買い替え時と言えます。

新しいエアコンを購入すれば電気代も軽減する見込みがあり、トータルで見てお得です。ただし、春や初夏といった繁忙期にエアコンを購入すると、取り付けに長く待たされてしまう場合があるため注意しましょう。

エアコン本体から買い替えのサインが出ているときがあります。これを見逃さないようにすれば急な故障に見舞われずに済みます。設定温度に適した状態で室内が冷却されなかったり、水が漏れたりしているときには要注意です。

まずはクリーニング業者に依頼し、トラブルが改善するかを確認しましょう。メンテナンスをしっかりしているのにそのような異常があった場合は、買い替えを検討してください。

エアコンのグレードは、高・中・低の3グレードで定められています。グレードが高ければ高いほど多機能で省エネ性能が高く、自動お掃除機能といった特別な機能が付きます。グレードが低ければ低いほど性能は最低限で省エネ性能に優れません。

つまり、自分が必要ないと感じる機能であれば、省いてしまって問題がないのです。性能が高ければいいわけではなく、自分の予算やコストパフォーマンスと相談しぴったりのエアコンを購入するのがおすすめです。

それぞれエアコン部品にはメーカーが定めた最低保有期間があり、それを過ぎてしまったエアコンは部品自体がないため修理自体が不可能になってしまいます。たとえばパナソニックなら10年、シャープは9年など、メーカーごとにその最低保有期間は異なっています。

また、それとは別に本体のメーカー保証期間は1年ほどで終わってしまうのにも注目です。保証が終わったエアコンは修理をするのにもお金が掛かります。なるべく長く使いたい方は、長期保証に入るのがおすすめです。

エアコンは近年どのメーカーでも省エネ性能に拍車がかかっています。省エネ達成基準を参考にするようにしてください。電気代は先述したグレードが高い方が安く低い方が高くなる傾向にあるので、自分に合ったグレードを選びましょう。以下の記事では、おすすめの省エネエアコンを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

エアコンを購入する際は設置場所と取り付け工事方法にも注意する必要があります。室外機の設置スペースやコンセントの設置場所、排気するための配管用の穴などを確認しましょう。家電量販店で相談ができるので、事前に設置スペースを測っておいたり、コンセントの写真を撮っておいたりするとスムーズです。

また、別途必要になってくる工事費用についてもチェックが必要です。エアコンを新しく購入するのであれば1万～1万5,000円ほどの取り付け費用がかかります。買い替えする場合は既存エアコンの取り外し費用は4,000～5,000円、リサイクル費用・回収運搬費用などは2,000円～3,000円ほどかかる見込みです。工事費込みのエアコンを購入すると便利です。

ダイキンは世界シェアNO.1の空調メーカー。ダイキンのエアコンは壊れにくさと技術力を重視していておすすめです。冷房機能だけでなく暖房機能「スゴ暖」にも優れています。モデルチェンジは11月頃に行われるのでその前後は型落ちが安くなりおすすめです。

三菱電機の霧ヶ峰シリーズは価格が安いうえ省エネ性能が高くおすすめです。人感センサー搭載で部屋の状態に合わせて快適な空気を作り出せます。上位モデルは10月後半、低〜中グレードモデルは3月にモデルチェンジするので、直前の時期が狙い目になります。

日立のエアコンの白くまくんシリーズは低価格でおすすめです。熱交換器を自動で洗浄する「凍結洗浄」も搭載されているのが魅力。上位モデルは10月後半、中〜低グレードモデルは3月〜5月に発売なのでその直前が最も安い時期になります。

最も大きなデメリットが、中古エアコンには保証がない場合があることです。保証がない状態で取り付けて動かなければそれまでです。中古エアコンを購入する際には、最低限の保証があるものを選びましょう。

また、誰が使っていたのかわからないため、どのように管理されていたかもわかりません。ヘビースモーカーの人が使用していたのであれば、動かした途端に煙草のにおいが充満する可能性もあります。

エアコンの取り外しは知識を持って行わなければなりません。施工経験がない素人が取り外していた場合、故障の原因になります。適切に取り外しがされていないエアコンは、配管が切断されていたり、ガスが抜けてしまっていたりする問題が起きる可能性が高くなっています。

そのような品であった場合、取り付けて稼働しても部屋が冷えないなどのトラブルが考えられます。中古品とはいえノークレームノーリターンでの購入は避けましょう。

中古エアコンは当たり外れが大きく、もし外れを引いてしまった場合は取り付けても起動しない、または取り付けて起動させても思ったような冷却効果が得られずすぐに廃棄することになるかもしれません。上記の事柄から、中古エアコンは安さだけを最重要視していてその他のことはあまり気にしない方だけにおすすめできるものです。

エアコンは購入してもお手入れが定期的に必要です。エアコンクリーニングが必須になります。エアコンクリーニングを安く購入する方法を解説します。

エアコンのクリーニングはどのエアコンにも必須と言えます。エアコンは一度空気を吸い込み、その空気を内部で冷却してから再び空気を吐き出す仕組みになっています。その際、空気と共に埃を吸い込んでしまいます。大きな埃はフィルターにより吸い込みを防げますが、細かい埃は空気と共に吸い込まれてしまうのです。

この埃は蓄積すると、エアコン内部にカビを発生させたり、エアコンの稼働率を低下を引き起こす危険性があります。カビが発生するとご家族の健康被害につながる他、稼働率の低下により電気代が高くなってしまう可能性も。エアコンのクリーニングはしっかりと行うようにしましょう。

エアコンのクリーニングの大切さはわかったけど、なるべくお金をかけたくないと思った方は多いですよね。せっかくエアコンを安く購入したのに、維持費にお金がかかってしまっては本末転倒です。

エアコンクリーニングを安く行える時期は、4〜5月がおすすめです。4〜5月はエアコンを使用する人が少ないため、閑散期とされています。よって、クリーニング価格も安くなるケースが多くなります。

逆におすすめできない時期は6〜8月。この時期はエアコンクリーニングの依頼が非常に多く、いわゆる繁忙期であるため、価格が高い可能性もあります。予約も取りにくい時期ですので、避けるようにしましょう。

エアコンを購入する際に補助金がでる自治体もあります。岩手県山田町・埼玉県狭山市・岩手県花巻市などはエアコンの補助金制度があるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

エアコンが安い時期は上位モデルの値下がりがピークになる8～9月で、その時期であればお得に購入できます。メーカーごとに違いがあるものの、モデルチェンジの前には前年度の製品が最も安く買えるポイントもあります。家電量販店のセールと合わせて賢く購入しましょう。